黒猫の品種14選それぞれの性格や特徴、飼い方について

黒猫の品種14選それぞれの性格や特徴、飼い方について

神秘的な雰囲気のある黒猫、不吉なイメージを持つ人もいますが、魅力的な性格の猫が多いと言われています。猫の品種には多くのものがありますが、その中でも黒猫がいる猫の品種を14種、お届けします。黒猫がいる猫種には、どんなものがあるのでしょうか?それぞれの性格や特徴など、お伝えしていきます。

黒猫しかいない品種

ボンベイ
  • 黒猫の品種といえば「ボンベイ」
  • ボンベイは黒猫しか生まれない
  • たまにブラウンの毛色を持つボンベイが産まれる事もある

黒猫しかいない猫の種類としては、「ボンベイ」が挙げられます。ボンベイは黒豹を小さくしたような猫で、ブリーダーであるホーナー氏により、数々の困難を乗り越えて作り出された猫種です。

基本的には黒猫しか生まれませんがごくまれに、ブラウンの毛色を持つボンベイが産まれることも。性格は活発で好奇心が強いので、遊び回れる環境を整えてあげましょう。

犬のようとも言われますが、構って欲しがりなので注意を引くために、いたずらをする事があります。目の色はアンバーやカッパーゴールドで、黒い被毛にとても良くマッチしており、とても美しい猫です。

黒猫がいる猫の品種7選

黒い猫

様々な毛色を持つ猫種の中で、黒猫が存在する品種を7種、ご紹介しましょう。

  • マンチカンの黒猫
  • スコティッシュフォールドの黒猫
  • アメリカンショートヘアの黒猫
  • ジャパニーズボブテイルの黒猫
  • ブリティッシュショートヘアの黒猫
  • セルカークレックスの黒猫
  • アメリカンカールの黒猫

黒猫がいる猫の品種①マンチカン

マンチカン

言わずと知れた短足の猫、マンチカンは品種の確立において多くの猫種と交配が重ねられてきた為、様々な毛色が存在します。ですから、中には黒猫もいるのです。

ヨチヨチ歩きが可愛らしい猫ですが、活発でスピードもあります。ただ、跳躍力はそれほどでも…。短足だけではなく、長足のマンチカンも産まれます。性格は陽気で友好的、好奇心も旺盛です。キラキラと光るつぶらな瞳で、常に興味をひかれるものを、探し回ります。

黒猫がいる猫の品種②スコティッシュフォールド

黒いスコ

折れ耳で有名なスコティッシュフォールドにも、黒猫がいます。発現率はあまり高くありませんが、探せば出会うことができるでしょう。スコティッシュフォールドの特徴である折れ耳はとても可愛らしいのですが、個体によっては骨の形成不全を持つ場合があります。

性格はおっとりしていて、家族と過ごすことを好みます。賢くて好奇心も強いので、一緒に遊ぶと楽しい猫種です。

黒猫がいる猫の品種③アメリカンショートヘア

アメリカンショートヘア

飼いやすい事で安定した人気のあるアメリカンショートヘアは、シルバーのクラシックタビーが定番ですが、実に多くの毛色が存在し、その中に黒い被毛の黒猫もいるのです。活発なので、それなりの運動量が必要です。キャットタワーを用意するのはもちろん、一緒に遊んで絆を深めましょう。

性格は明るいのですが、警戒心がやや強いので、来客などには慎重に接するでしょう。ベタベタとされる事をあまり好まない傾向があります。スキンシップは、ほどほどに。

黒猫がいる猫の品種④ジャパニーズボブテイル

クルッとまあるく丸まった尻尾が可愛いジャパニーズボブテイルですが、元々日本にいた猫を、アメリカ人女性が品種として確立したものです。日本猫らしい三毛猫や白、レッドなどの他に、黒猫も見られるようです。性格は順応性が高く、穏やかです。

大人な猫、と形容できます。太りやすい傾向があるので、適度な運動と食事内容にも気をつけた方が良いようです。

黒猫がいる猫の品種⑤ブリティッシュショートヘア

ブリティッシュショートヘア

不思議の国のアリスに登場する、チェシャ猫のモデルとも言われるイギリス原産のブリティッシュショートヘアは、「ブリティッシュブルー」が代表的なカラーです。

ですが様々な毛色の猫との交配が重ねられた為、黒猫も発現します。がっしりとした体格に威厳を感じさせる雰囲気は、「猫界のチャーチル」と呼ばれることも。

性格は若い頃は甘えん坊ですが、自立心が強いのでベタベタ接するのはあまり好きではないようです。人の膝よりもソファに単独で寝ることの方を好むとか。故に、留守番は得意のようです。

黒猫がいる猫の品種⑥セルカークレックス

巻き毛が珍しいセルカークレックスは、突然変異した野良猫が元となっています。まれに直毛の子猫が産まれることもありますが、その場合は別名の「セルティック」と呼ばれるそうです。

毛色は、様々なカラーが存在しますので、黒猫が産まれることがあります。体格はがっしりとしており、短めの鼻と丸い頭が、可愛らしさを与えています。

性格はとても落ち着いていて静かなので、「羊の皮をかぶった猫」と形容されます。活発に遊ぶ時もありますが、大人しく寝ている事を好む傾向があります。交配途中でペルシャの血が入っているからかもしれません。寛容なので、来客や子供にも、優しく接します。

黒猫がいる猫の品種⑦アメリカンカール

2匹のアメリカンカール

クルッと反り返った耳が特徴的なアメリカンカールにも、黒猫が見られます。耳がカールするのは全体の約半分だそうですが、その巻き具合には個体差があります。

性格は非常に活発で好奇心が強いので、常に何か面白い事がないか探しています。猫というよりも犬に近い性格をしているようです。成猫になっても子猫のような面があるので、「猫のピーターパン」と呼ばれることも。耳は軟骨が変形してカールしているので、お掃除をする際は丁寧に。

長毛の黒猫の品種6選

長い毛の黒猫

黒猫で長い毛を持つ品種を、お伝えします。前項にてご紹介したスコティッシュフォールド、マンチカン、セルカークレックス、ジャパニーズボブテイル、アメリカンカールには、長毛の黒猫もいます。これらの猫種に関してのそれぞれの特徴や性格などは、前項をご参照ください。

長毛の黒猫がいる品種①ペルシャ

グレーのペルシャ猫

「猫の王様」とも言われるペルシャにも、黒猫がいます。長く豊かな被毛は、多くの愛猫家の心を捉えて放しません。性格は非常に穏やかで静かです。活発に遊ぶよりも、大人しくしている事を好みます。とても歴史が古い猫で、その起源ははっきりとは分かっていません。多くの猫種の確立にも、一役買う事が多い品種です。

長毛の黒猫がいる品種②メインクーン

黒猫のメインクーン

大型猫の代表とも言えるメインクーンにも、黒猫が発現します。大きな体に全身黒い被毛のメインクーンの存在感には、目を見張るものがあるでしょう。性格は至って穏やかで、あまり人見知りをしません。「ジェントルジャイアント」と異名を取るほど、優しく愛情深い品種です。成猫になるまで4年かかると言われており、十分な栄養が必要です。適度な運動量を確保できるよう、遊び場には気を遣いたいです。

長毛の黒猫がいる品種③サイベリアン

黒猫のサイベリアン

ロシアの猫、サイベリアン。プーチン大統領が秋田県知事に送った「ミール」君が有名です。起源ははっきりとしていませんが、寒い地域で生き抜いてきたたくましい猫種です。サイベリアンの黒猫は非常に珍しいですが、全くいない訳ではありません。根気よく探せば、出会えるかもしれません。

性格は家族を愛し、温和で従順です。ただ、仲間意識が強いので、認めない相手には冷淡に接すことも。運動量が多いので、十分に動き回れる環境が必要です。

長毛の黒猫がいる品種④ターキッシュアンゴラ

黒猫のターキッシュアンゴラ

あのペルシャの祖先と言われているのが、ターキッシュアンゴラです。その歴史は古く、数百年前から存在していたと推測されています。マリーアントワネットにも、可愛がられていたのだとか。

真っ白いターキッシュアンゴラが代表的ですが、様々なカラーがあり、中には黒猫もいます。長くて優美な被毛の真っ黒いターキッシュアンゴラ、美しいでしょうね。

性格は自由を好み、ターキッシュアンゴラ自身が決めたお気に入りの一人と、蜜に接することが多いようです。その人が常に、ターキッシュアンゴラに注意を向けていれば、他の猫などともうまくやっていけるようです。「自分が1番!」タイプのようです(笑)。

長毛の黒猫がいる品種⑤ノルウェージャンフォレストキャット

グレーのノルウェージャンフォレストキャット

4000年もの歴史があると言われているノルウェージャンフォレストキャットは大きめの猫で、寒さの厳しい環境の中を生き抜いてきた為か、がっちりとした体格をしています。寒さから身を守る為の分厚く、豊かな被毛には、黒一色である黒猫の他、ブルーや白、タビー柄もあります。

性格は穏やかで、他の動物とコミュニケーションを取ることを好みます。活発なので、十分に動き回れるスペースを確保する必要があります。大人しくしている事は、あまりないでしょう。

長毛の黒猫がいる品種⑥ブリティッシュロングヘア

白と黒のブリティッシュロングヘア

ブリティッシュロングヘアは、ブリティッシュショートヘアとペルシャを掛け合わせたことで産まれた長毛の猫なのですが黒猫もいます。初めはペルシャとされていた経緯があります。とても複雑な歴史を持つ猫種ですが、2009年にようやく、ペルシャとは異なる猫種として、TICA(アメリカの世界最大級の猫血統登録団体)に認められました。

性格は基本的には愛情豊かなのですが、ベタベタする事は好みません。構い過ぎには注意が必要です。頑固な面もありますので、しつけはなるべく子猫の頃から行うと入りやすいです。豊かな被毛は、マメなブラッシングをしてお手入れしてあげてください。

まとめ

黒のブリティッシュロングヘア

黒猫がいる猫種は、こんなに数があるのですね。地域によって「不吉の象徴」とする所もあれば逆に、「幸運のチャーム」としている場所もあります。実際に黒猫を飼っている飼い主さんの話では、甘えん坊で可愛い!賢い!などの意見が多いです。

黒猫だからといって差別せず、是非可愛がって頂きたいです。大切にすればきっと幸運を、運んできてくれるはずですよ!

投稿者

40代 女性 ちょこ

スコティッシュフォールドの黒の猫ちゃんは、看護学校で飼っていました。ブラッシングが大好きな猫ちゃんでした。みんなに可愛がられて愛嬌たっぷりな猫ちゃんでした。ご飯もたくさん食べて、運動もたくさんする猫ちゃんで猫じゃらしやスーパーボールで遊んでいました。階段でも遊び、キャットタワーをすごい勢いで登リ下りしてあそんでいました。手足の筋肉がすごかったです、黒い猫ちゃんで、暗闇ではどこにいるのかわからなくなりますが、目が光るのですぐに捕まえられてしまっていました。かくれんぼが大好きなスコティッシュフォールドちゃんでした。
投稿者

20代 女性 うづきまる

黒猫というと街中でもあまり見かけるイメージはなく、好んで飼う人も中々見つからないので黒色の毛色を持つ猫種は少ないと考えていましたが、実際はより多くの猫種が黒の被毛を持っていると知り、驚きました。

黒猫は不吉なイメージが今日ではまだ根強いですが、現在では幸福の象徴だと言われています。したがって、黒猫人気が急上昇しています。

したがって、今後は多くの飼い主が黒猫を飼育する事になると思われます。
しかし、人気が高まっているとはいえ黒はトレンドカラーとは言えないので、流行の色を持つ猫を飼いたいというのであれば、黒以外の選択をする事が望ましいと言えます。

とはいえ、黒猫は他の猫には無いクールで知的なイメージがあるので、今後更に人気が高まる可能性があります。
投稿者

40代 女性 ゆきなちゃん

スコティッシュフォールドの、黒猫を実家で飼っていました。とても、ひょうきんな猫ちゃんでみんなに人気でした!
しかし、腎臓病を患ってしまいなかなか走り回ることはできなかったのですが、キャットタワーに登って窓の外を眺めたり、眠ったりするのが唯一の楽しみだったみたいでキャットタワーに登ることを、楽しみにしていました。他の猫ちゃんとも、仲良しで丸くなって引っ付いて寝ていました。
餌は、カリカリですが、処方食も食べていました。始めは、なかなか食べてくれませんでしたが、大好きなおやつを少しトッピングすると、しぶしぶ食べてくれました。その甲斐があって、12歳まで生きることができました。感謝でした。
家族もみんな、黒猫ちゃんのことをかわいがっていたので、亡くなったときには、ショックでした。今でも、可愛かった愛嬌たっぷりの黒猫ちゃんのことを、思い出します。
投稿者

40代 女性 ナナ

知人からメインクーンのメスをもらいました。性格が穏やかと聞いていましたが、うちに来たら暴れまわる、懐かない、壁やカーテンはぼろぼろです。避妊手術したら、おとなしくなりますか?
投稿者

40代 女性 匿名

野良の黒猫を捕獲、当初は反発してか布団にマーキングしたり、ベッドにう○こをプレゼントしてくれたりと大変でしたが、今や欠かせない可愛い家族。寝るときは必ず布団にもぐってきて、腕枕で寝ています。
窓も手で開けるし賢くて、甘えん坊でちょっと間抜けで、黒猫、可愛いです!!
投稿者

30代 女性 匿名

元野良ちゃんだった、黒猫大家族と一緒に暮らしております。

他の毛色の子もいるんですが、黒猫ちゃんは、断然人なつこくこくて、大らかです!
たまにわんちゃんかな?と思ってしまうほど人にべったりです。

飼う前のクールなイメージとは真逆で人が視界に入っただけで喉がゴロゴロ、ゴロゴロ。
一度尻尾を踏んじゃった時も、モーー!って一度怒っただけで後はゴロゴロ、ゴロゴロ。
他の毛色の子だと何日か警戒されたりしたので、驚きました。

毛色だけではないでしょうが、とにかく、人なつこいです!

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