猫と人間が『共有できるおやつ』2選♪与え方と注意点も

猫と人間が『共有できるおやつ』2選♪与え方と注意点も

大事な猫と楽しいおやつタイムを共有したいと考える飼い主さんは少なくないはず。しかし、猫と人間では食べられるものは大きく異なります。そこで今回は猫も人間も美味しく食べられるおやつを2つ紹介します。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.茹でただけの鶏肉

鶏肉を食べる猫

猫と人間が美味しく食べられるおやつとして茹でただけの鶏肉がオススメです。肉食動物である猫にとって鶏肉は大好物です。人間にとっても食べやすい食材であるため楽しくおやつタイムを共有できます。

鶏肉の種類は何でもかまいませんが、ササミ肉であれば脂質も少なくヘルシーです。鶏肉の茹で汁は、キャットフードの風味付けにも役立ちます。鶏肉を猫に与える際は必ず水で茹でただけの物を与えましょう。

醤油や料理酒、調理油などの調味料は猫にとって好ましくありません。また、猫が鶏肉アレルギーを有していないかも確認しておきましょう。

2.猫用ジャーキー

おやつをかじる猫

猫用おやつを一緒に食べようにも、独特な味わいと匂いから抵抗感が強い方も多いと思います。そんな方には、猫用ジャーキーを提案します。ジャーキーとは肉などを干して乾燥させた食料です。

猫用の場合は調味料が使われていない、もしくは少量であるため人間が食べても美味しいと感じる保証はありません。その一方で、肉や魚などを乾燥させて製造されるため、猫用おやつの中では比較的人間でも受け入れやすいです。

注意点として必ず猫用の商品を選びましょう。人間用ジャーキーは塩分含有量が猫に対しては高すぎます。使用している原材料も危険な物を含んでいる恐れがあるため、猫用に調整された商品を選びましょう。ジャーキーの種類によっては猫がアレルギーを有している恐れもあるため、はじめは少量ずつ与えて様子見されることを推奨します。

まとめ

おやつをもらう猫

今回は猫と人間が一緒に楽しめやすいおやつを紹介しました。猫と人間は味覚の構造と味の感じ方が大きく異なります。たとえば、甘いおやつの場合、人間は甘味を感じ好む方も多いですが、猫は甘味を認識できません。猫は人と違う生き物だと認識したうえで一緒におやつタイムを満喫してみてください。

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