珍しい野生の猫!絶滅危惧種10選

珍しい野生の猫!絶滅危惧種10選

珍しい野生猫のほとんどは絶滅危惧種とされています。「これから先、失われる危険がある種」のことを指します。アオガメやジュゴンやトキなどが指定され、度々ニュースでも取り上げられています。そんな絶滅危惧種に指定されている珍しい野生の猫を知っている人は少ないでしょう。今回は絶滅危惧種に指定されている珍しい野生猫をご紹介します。

珍しい野生猫1【スナドリネコ】

スナドリネコは、インドネシアからインドにかけてのマングローブや河川、沼沢に生息する魚食動物です。猫なのに珍しいのですが、泳ぎが上手くカエルやザリガニを泳いで補食します。

スナドリネコ名前の語源は「漁(スナド)る」からきています。性質はとにかく荒い性格をしていて、ヒツジや子犬などを襲うこともあります。

環境汚染や干拓、沼沢の激減などによりスナドリネコは個体数を減らし、現在絶滅危惧種に指定されている珍しい猫です。

珍しい野生猫2【ボルネオヤマネコ】

マレーシアに生息する珍しい野生猫ボルネオヤマネコは、一時期その姿を消し絶滅したと考えられていましたが2011年にその姿をカメラにおさめることに成功し生存が確認されたました。

ボルネオヤマネコはイエネコと同じくらいの大きさで、赤褐色か灰色の被毛が特徴。標高900mの森林地帯に生息するが、近年森林伐採などにより棲みかを失いその個体数は激減。

現在もボルネオヤマネコの棲みかであるボルネオ島では、森林伐採が盛んに行われている為さらにその個体数は減ると予想されています。

珍しい野生猫3【マレーヤマネコ】

体重1.5kg~2.2kgと珍しい小柄なマレーヤマネコは、沼地や水辺に好んで生息し魚類、甲殻類、カエル、果物など何でも食べる雑食の野生猫です。

近年バイオ燃料に使う農作物を育てる広大な耕作地に棲みかを開拓され、急速にその個体数を減らしているとニュースになっています。

現在はマレーヤマネコの絶滅を防ぐために、狩猟や流通は禁止されています。

珍しい野生猫4【スペインオオヤマネコ】

50年以内に過去1万年で初の猫科の絶滅種になるだろうと言われている珍しいスペインオオヤマネコ。スペインとポルトガルの極一部の地域にしか存在せず、現在の個体数は100頭。

うち繁殖可能な雌は25頭しか存在していません。ここまで個体数を減らした理由は、森林開発、密猟、主な主食であるウサギが度重なる粘液腫症により大量に死んだことによる食糧不足があげられます。

珍しい野生猫5【スナネコ】

珍しい野生猫、スナネコは砂漠に生息する野生猫。身体は小さく尖った耳が特徴です。熱せられた砂漠の土(摂氏80度まで達します)上を歩くため、足の裏まで被毛で覆われているのが特徴です。

野生猫は狂暴な子が多いですが、スナネコは野生ネコにしては珍しく大人しく臆病な性格の子が多いです。密猟、放牧、内戦などの影響でその個体数を減らしつつあります。

珍しい野生猫6【ベンガルヤマネコ】

ベンガルヤマネコは東アジアや南アジアなどに広く分布する珍しいヤマネコで、美しい模様とスタイリッシュな見た目がとても人気で魅力的です。

イエネコのベンガルの基となった猫と言われています。毛皮は「レオパードキャット」と呼ばれ大変人気です。その為、心ない密猟者に乱獲されて個体数が減っています。

珍しい野生猫7【クロアシネコ】

クロアシネコは南アフリカなどに生息する世界最小の珍しい猫で、その体重は1.6kg~1.9kgと大変小さく通常のイエネコの子猫程の大きさしかありません。

小さくて見た目も可愛いですが、以外と狩りは上手で優秀なハンターとしても有名です。現在アメリカにて繁殖活動が勢力的に行われています。

珍しい野生猫8【アンデスネコ】

アンデスネコは南米アンデス山脈の標高3000m~5000mにかけて生息する珍しいヤマネコです。目撃数も少なく、過去に捕獲されたのはわずか2回だけ。

何年もかけてアンデスネコを調査している研究者ですら滅多に見ることがない珍しい野生猫と言われています。2015年にようやく、アンデスネコの母子が確認できたとニュースになった程の稀少で珍しい猫です。アンデスネコはその個体数も少なく生態もまだまだ分からない珍しい猫です。

珍しい野生猫9【ツシマヤマネコ】

長崎県対馬にのみ存在する珍しい野生猫ヤマネコ、ツシマヤマネコは絶滅危惧種として登録されているのと同時に国の天然記念物としても登録されている大変貴重で珍しい野生猫です。

かつて、対馬全域に生息していて毛皮や肉を狩るツシマヤマネコ専門の猟師がいるくらいでしたが、現在は森林の激減に伴い少なくなっています。

珍しい野生猫10【イリオモテヤマネコ】

珍しい野生猫で忘れてはいけないのが、日本を代表するヤマネコのイリオモテヤマネコです。

1965年に「20世紀の大発見」と話題になったことから、存在を知っている人も多いはず。現在イリオモテヤマネコの生存数は100頭程度と、その個体数は伸び悩んでいます。

イリオモテヤマネコとツシマヤマネコの違いは、イリオモテヤマネコの方が足が太く被毛の色が黒いという所ですが、一見するとほとんど同じに見えるので素人しは判断がしずらいと言われています。

まとめ

今回は世界中で絶滅の危機に瀕している珍しい野生猫をご紹介しました。

絶滅の危機に瀕している原因は、生態系の乱れ、密猟者による乱獲など様々です。野生猫を絶滅に追い込む原因を作ったのが人間であるのと同時に絶滅から守るのも人間です。

願わくば、この美しい野生猫達が絶滅しないことを祈るばかりです。

投稿者

40代 女性 ころ

ベンガルヤマネコは、動物園で見たことがあります。
すごく、どう猛な感じがしました。生肉をガツガツ食べているのを見て野生だなとおもいました。しかし、育児をしているところは素晴らしくて、人間も恥ずかしいなと思うくらいに、子供の面倒をよく見ていました。親子も仲がよくてほほえましかったです。猫ちゃんと似たところもあり、やはりネコ科なんだと痛感いたしました。
投稿者

40代 男性 たびー

ベンガルを40万で購入しましたが、とにかく気性が荒く、懐かない、毎晩いたずら、一緒に寝ることはありません。

アメショーのほうがはるかに賢いし、いたずら無し、誰にでも懐きます。 迷ったらアメショーで間違いありません。
投稿者

40代 女性 こむぎの母

ベンガルの女の子を飼っています。毎日話しかけるからか、とてもお喋りで人懐っこい子に育ってくれました。

家族のアイドルでこの子無しの生活は考えられません。ベンガルはその見た目から気性が荒そうに思われますが全くそんなことはなく非常に甘えん坊です。

どの猫種も愛情いっぱいで育てればかけがえのないパートナーになると思います。
投稿者

30代 女性 ベル

ベンガルの男の子を飼っています。
うちの子は子猫の時はよく鳴きましたが大人になるにつれて、あまり鳴かなくなりましたが、すごく甘えん坊で家中どこにでもついてきます。お風呂やトイレも出てくるまでずっと待っています。
だっこはあまり好きではありませんが、なでなでは大好きで近づいただけで喉を鳴らしておなかを見せてごろんとして見つめてなでなでの催促をされます。笑
とても温厚な性格で、他の猫にちょっかいだされても怒ったことは一度もないです。
寝る時はいつも一緒に寝ます。たまにおなかの上に乗って寝ようとしますが5.6キロもあるので苦しくておろします。笑
投稿者

40代 女性 匿名

友人がベンガルを2匹飼っています
模様が美しく、しなやかで、野生味に溢れていました。
でもとても甘えん坊で、見た目のギャップに愕きました。
そういうところが魅力なんでしょうね

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