猫を『飼育禁止物件』で飼うと起こり得る最悪のシナリオ5つ

猫を『飼育禁止物件』で飼うと起こり得る最悪のシナリオ5つ

ペットを飼ってはいけない物件にて内緒で猫と暮らしている人は案外多いようです。ただし夜カーテン越しにシルエットが見えてしまったなどバレてしまう事も多いようです。それでは見ていきましょう。

1. 猫と離ればなれになる可能性も

窓に寝そべっている猫

もしも飼育している事がバレてしまった場合「大丈夫、このままペット達と住み続けられる」と考えるのは大変に甘く、大好きな愛猫と離ればなれになってしまう可能性が大です。

猫を家族や知り合い、もしくは他の所に引き取ってもらうなど速やかな対処が必要になります。万が一引取先が見つからない場合は、最悪保健所へ連れていかなければなりません。

2. 家を追い出されてしまう

キャリーバッグに入る猫

愛猫と離れる事が出来ない、もしくは引き取り手が見つからなかった場合は当然のごとく、物件から退去する必要があります。分譲物件でも賃貸物件でも、すぐに次の住む場所が見つかるとは限りません。分譲の場合は売買も絡んできますので一大事です。

ただしペットと暮らす時に終生飼養を行う責任があります。飼い主は愛猫を手放すより物件から出る方が良いでしょう。

3. 賃貸なら家賃が値上がる

お金と猫

万が一飼育の許可がおりても賃貸なら家賃が上がる、敷金と同額のまとまった金額を追加で支払う必要があるかもしれません。

禁止物件では実は飼いたいけれども不可物件のために、周りの居住者も我慢をして飼育していない可能性もあります。自分だけ何事もなくOKになるとは考えない方が良いでしょう。

4. 裁判沙汰になる

網越しの猫

飼育可物件でも全員がペットが好きなのではありません。ましてや飼育不可の物件で糞尿の処理が悪く寄生虫が発生したり、猫が他の部屋に入り物を壊したり住んでいる人に怪我をさせてしまう、猫アレルギーの人の原因になってしまう、家の中が爪とぎやマーキングで酷いことになったなど問題が起きてしまうと、裁判沙汰の危険性もあります。

5. 猫にストレスがかかる

悲しそうな子猫

結局、内緒で暮らすという事は猫にも無理を強いることになります。本当は走り回りたいのに走我慢、爪とぎをしたいのに出来ない、鳴きたいのに声を出せないなど猫らしい生活ができなくなり、ストレスを溜めかねません。

無理をさせている飼い主もイライラして、猫に当たる事があるかもしれません。猫に負担をかけてまで内緒に飼ってはいけないのです。

まとめ

猫ハウスの中の猫

猫を「飼育禁止物件」で飼うと起こり得る最悪のシナリオ5つについてお伝えいたしました。

嬉しい事を内緒にするのと、禁止されている事をだまっているのでは時間の過ごし方も変わってしまいます。心の底から愛猫を可愛がれるように、正々堂々と猫と暮らす事ができなければ、無責任に猫を家族に迎えてはいけません!

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