猫が飼い主さんに「察してよ!」と思っていること

猫が飼い主さんに「察してよ!」と思っていること

一緒に生活する猫ちゃんは、飼い主さんに察してほしいことがたくさんあります。飼い主さんが気づいてくれないと鳴いたりして訴える子も…! 本記事では猫ちゃが飼い主さんに察してほしいことをご紹介したいと思います。

猫は飼い主が察してくれることを期待している

期待の眼差しで見る猫

家で飼われている猫ちゃんは飼い主さんにお世話してもらうことで生活が成り立っています。

様々な場面で猫ちゃんからの要求を受けることはありますよね。猫ちゃんは何かしてほしいことがあると「飼い主さんならわかってくれるにゃ!」と信じて、鳴き声や仕草で一生懸命伝えようとしているんです。

でも、飼い主さんがそれに気づいてくれないと「もう、察してよ!」となるんですよね。飼い主さんを信じているから要求が伝わることを期待して必死に伝えようとしてくる猫ちゃん、飼い主さんが気づいてくれないと鳴き声が低くなって不満を表したり、だんだんと態度も変わってきます。

猫ちゃんが飼い主さんに察してほしいことといえば、以下のようなことが挙げられるでしょう。

1. イカ耳なのに気づかない

イカ耳の猫

猫がイカ耳になりやすいのは驚いた時や不安・不満の感情を持った時や何かに集中している時とされています。不安などでイカ耳になっている場合は猫ちゃんが不安に思っている原因を取り除いてあげる必要がありますが、何が不安なのか、何に驚いたのか飼い主さんが気づいてあげられないこともあるでしょう。

また、興味を惹かれる音などに集中してイカ耳になっている時は、気になる音や気配の正体を探っている最中なので好きにさせてほしいと思っているかもしれません。

何かに興味を示してイカ耳になっている場合は少し瞳孔が開いて興奮気味になっているので、驚いたり怖いことがあった場合のイカ耳との区別をしなけばいけません。猫ちゃんの様子をしっかりと見ながら適切に対応してあげましょう。

2. ご飯の催促に気づかない

ご飯がほしい猫

猫ちゃんはご飯が食べたい時にもしっかりと声や仕草で要求します。ご飯のお皿が空になっている時にも「ご飯がないよ!」と言いにくることも。

食べることは生きるためにとても大切なことなので、猫ちゃんも飼い主さんにご飯の管理はしっかりとしてほしいと思っているようです。

中にはご飯のお皿を飼い主さんの前に持ってきたり、飼い主さんを空のお皿の前に誘導して、ご飯が入っていないことを伝える猫ちゃんもいます。気づいてほしくて懸命に伝えているんですね。

3. 遊んでほしいのに気づかない

遊んでアピールをする猫

飼い主さんに遊んでほしい猫ちゃんも、飼い主さんに気づいてほしくて色々な仕草で伝えようとしてきます。飼い主さんの前でゴロンとお腹を見せる仕草は、遊んでほしいというアピールでもあるんです。

もちろん、飼い主さんも「遊んでほしい」アピールに気づいてはいるけれど、忙しくて遊んであげられない時もありますよね。でも、猫ちゃんは気づいてもらえていないと思っているのか、必死にいたずらをしたり物を落としたりして飼い主さんの気を引こうとしています。

飼い主さんが気づいているけれど今は遊べないという場合には、猫ちゃんに「また後でね」など優しく声をかけてあげるようにしましょう。

4. 寝たいのに構われる

ぬいぐるみを抱いて眠る子猫

人間にも言えることですが、眠い時や寝ている時には構われたくありませんよね。寝ている猫ちゃんのお腹をいきなり触るなどすると反射的に噛みつこうとしてしまう子もいます。

一度寝たら何をしても起きない猫ちゃんもいますが、少し神経質な子の場合は触られたり、ちょっとの物音でも起きてしまいます。

特にお腹は猫にとっての急所であるため、そこをいきなり触られると驚いて反射的に攻撃してしまう場合もあるので注意してあげましょう。いくらヘソ天で寝ているからといっても、お腹を触ってほしいわけではないんです。

5. トイレを掃除してほしい

トイレに入る猫

トイレの掃除も猫ちゃんが飼い主さんに察してほしいことの一つです。猫はとても綺麗好きなため、トイレが汚れているとストレスになります。できるだけトイレは清潔に保つようにしてあげないといけませんね。

飼い主さんが仕事や用事で長時間留守にする場合には、トイレの数を増やすなどの対策をしてあげましょう。汚れたトイレで用を足さない子は我慢してしまい、膀胱炎などの病気を引き起こしてしまう可能性もあります。

トイレが汚れていると「掃除してよ!」と訴える猫ちゃんもいます。飼い主さんが家にいる間は猫ちゃんのトイレはこまめにチェックして、汚れていたら掃除してあげるようにすると猫ちゃんも安心してくれますよ。

まとめ

要求を訴える猫

日常生活の中で猫ちゃんが飼い主さんに察してほしいことはたくさんあります。その中には猫ちゃん自身が飼い主さんに訴えるなどして解決しようとすることもありますが、構われたくない時などは黙って静かな場所に移動したりします。その場合も「今はほっといて」と察してほしいのです。

飼い主さんも普段から愛猫ちゃんの様子をしっかりと観察することで、愛猫ちゃんがどんなことをしてほしいのかなどを察してあげることも必要になります。

愛猫ちゃんの性格によっては要求が控えめな場合や、飼い主さんが忙しい時には空気を読んで要求をしない子もいますので、普段から愛猫ちゃんの様子には気を配ってあげて下さいね。

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