猫の「健康管理」に欠かせないこと5つ

猫の「健康管理」に欠かせないこと5つ

猫が健康でいるには、飼い主さんがケアしてあげることが大切です。おうちでできること、動物病院でしてもらうことなどがあります。猫の健康のために必要なことをご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1. 食事、排泄、行動、体のチェック

猫トイレに入る黒猫

食欲があるのか、トイレはちゃんと行っているか、体を見たり触ったりして異常はないかなど、毎日チェックすることで、異変に早く気づくことができます。体重、脈拍数、呼吸数なども自宅で測ることができます。

特に猫は尿路結石になりやすいので、おしっこのチェックは大切です。トイレ以外でおしっこをする、何度もトイレに入る、おしっこの出が悪い、おしっこに血がまじる、おしっこをするとき痛くて鳴いているなどで、病気に気がつくことが多いです。

また、おしっこが1~2日間出ていないと、命に関わるためすぐに動物病院を受診する必要があります。

2. ワクチン

注射器と薬の容器と奥にいる猫

猫もウイルス感染症にかかることがあります。ウイルスによっては、後遺症が残ったり、体内にずっととどまり健康に影響したりすることもあります。室内で飼育しているからといって、絶対に感染しないと言えません。

しかし、ワクチンを接種することで、ウイルスによる感染症を高い確率で予防することができます。もしかかってしまっても、ワクチンを接種していると症状が軽く済むことも期待できます。ワクチンには種類があるので、どれにするのか動物病院で相談をして決めましょう。

3. 寄生虫予防

首をかく猫

ノミやダニは激しいかゆみだけではなく、アレルギー性皮膚炎や瓜実条虫の感染、その他感染症などの原因になることがあります。人にも被害が出ることがあるので、予防が大切です。

予防するための薬は、様々な種類があります。動物病院で相談をしましょう。

4. はみがき

歯ブラシを噛む猫

猫も歯に歯垢が付き、3日ほどすると硬い歯石になってしまいます。歯垢や歯石があると、歯周病にかかりやすくなります。口臭、歯ぐきの腫れ、よだれ、痛み、歯がグラグラして抜け落ちてしまうなど、困った状態になってしまいます。さらに、他の病気を引き起こすこともあります。

健康のために、歯ブラシで歯垢を落とすことが大切です。できれば毎日行うようにしましょう。口を触られることや歯ブラシに少しずつ慣れてもらったり、おいしい味のする歯みがきペーストを使用したりして、歯みがきを毎日のケアとして取り入れていきましょう。

5. 避妊去勢手術

術後服の猫

絶対にしなければならないことではありませんが、猫の妊娠を希望していないのであれば、避妊手術、去勢手術を受けさせましょう。発情期には大きな声で鳴く、マーキングのためにおしっこを後ろに向かってするスプレー行為、外に出たがるなど、飼い主さんが困ってしまう行動をとることがあります。

また、猫も不安定な気持ちになり、ストレスを感じています。手術を受けることで、飼い主さんが困ってしまう猫の行動が減り、猫も性格が穏やかになります。

さらに、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍などの病気の予防にもなります。手術を受ける時期は初回の発情が来る前が良いとされていますが、動物病院と相談して決めましょう。

まとめ

ごましお

猫が健康でストレスなく暮らすためには、健康管理が大切です。定期的なケアや、毎日のケアなどが必要になります。

食欲や体重などのチェック、おしっこのチェック、感染症予防のためのワクチン、ノミ・ダニなどの駆除、歯みがきでお口のケアなどがあります。心配なことやわからないことがあるときは、動物病院に相談をして、猫の健康を守ってあげましょう。

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