オス猫が子育て!?パパとして頑張った実例3個をご紹介!

オス猫が子育て!?パパとして頑張った実例3個をご紹介!

ネコ科のオスは子育てをしないと言われています。逆に自分の子供であっても殺してしまうこともしばしばという厳しい野生界の常識でもあります。しかしこの度はビックリするような献身的で愛情深い父親猫をご紹介いたします。

1. 我が子を守る!

茶トラのアップ

オス猫は我が子に限らず子猫を殺してしまう事が多く、子育て中のメス猫はオス猫を大変警戒します。この度は珍しく大変に献身的なオス猫コムギをご紹介いたします。

ある穏やかな茶トラのオス猫が突然に荒々しく他の猫達を追い払い、ある場所に近づけないようにしていました。そこでは二匹のメス猫が子育て中でした。合計で7匹の子猫とメス猫二匹を茶トラのオスがずっと守っていたのです。

DNA検査の結果、7匹中4〜6匹がこの茶トラの子供だったそうです。立派に子育てを終えた後、コムギが道ばたでメス猫と自分の子供猫とすれ違った時に、一瞬尻尾を上げ合図を送ったそうです。

2. 種は関係ない!

外を歩く子ヤギ

ヤギのメスをずっと大好きなプリティボーイというオス猫が海外にいます。メスヤギの出産中にもフミフミをしたり側に寄り添ってメスヤギを安心させていました。

そして出産後は全ての子ヤギを大切に守り、一匹もはぐれないように家に戻しそのままヤギの小屋で寝ることもあります。メスヤギが出かける時はきっちりとベビーシッターをする頼りになるオス猫です。

小さな頃から一緒に暮らす事で、種を超えた家族の輪が出来上がるのですね。

3. どの子も我が子!

くつろぐ白い猫

素晴らしい子育てを繰り広げるのは白猫のベニー君です。動物看護師である飼い主さんの元で保護猫として育ったベニー君は病気がちでしたが、飼い主さんのお世話によって身体も時間をかけて健康になりました。

大きくなってからのベニー君は、飼い主さんの連れて帰ってくる猫達のお世話をする、立派なお父さんに成長しました。

こちらの飼い主さんの元に来る猫達は、身体に何らかの問題があり手間がかかりますが、ベニー君は身体を舐めて献身的にお世話をしています。今までにベニー君の愛情をたっぷりと受けて巣立った子猫は、何十匹もいるそうです。まるで今までの恩返しをするかのような育て方ですね。

まとめ

人間の赤ちゃんにキスされる猫

オス猫が子育て!?パパとして頑張った実例3個をご紹介!についてお伝えいたしました。

愛情は相手に注げば注ぐほど沸き水のように生まれてくるそうです。「愛するだけでいい」と簡単には言えますが、見返りを期待しないで純粋に愛を注ぐのは容易ではありません。人間同士もこのオス猫たちを真似れば諍いはなくなるのでしょうか…。

スポンサーリンク