猫を飼っている家の中で凶器になるもの3つ

猫を飼っている家の中で凶器になるもの3つ

猫ちゃんを飼っていると、思わぬものが凶器になりうる可能性を持ちます。ぜひチェックして愛猫を守りましょう。

こんなものが凶器に

驚いた表情でこちらを見つめる猫

猫ちゃんと暮らしていると、思わぬ物が凶器に変わったりします。猫ちゃんと暮らす前には気付けなかったのですが、今まで何ともないものが愛猫を危険に晒してしまうのです。

猫ちゃんの視点から見て危険なものを調べましたので、いくつかをご紹介します。飼い主さんはぜひ注意して一緒に暮らすようにしていきましょう。

1. 玉ねぎやニラ、長ネギ

玉ねぎとニンニク

起こりやすい事例が、料理をした後キッチンの床に落ちてしまった玉ねぎやニラ、長ネギを猫ちゃんが食べてしまうことです。ネギの中に入っているアリルプロピルジスルファイドという成分が、赤血球を壊してしまうのです。それにより、溶血性貧血の原因となってしまいます。

すき焼きの残り汁やネギの入った味噌汁なども危ないものとなります。また生姜やあさつき、ニンニクなどにも入っているので注意すべきものは多岐に渡ります。料理をし終えた後は綺麗に掃除をすることを心がけるか、もしくは猫ちゃんがキッチンの近くに入ることができないように、工夫をしなければいけません。

2. 牛乳

牛乳を飲む女性

人間の牛乳は脂肪分が高く、そのためカロリーも高く作られています。また牛乳の中に入っている乳糖を分解する酵素に当たるラクターゼを持たない猫ちゃんにとっては、下痢を起こしやすくなってしまいます。

ラクトースの分解は体重1キロあたり1.3グラムが限界値を言われていますので、それ以上になってくるとおならの原因となってしまいます。猫ちゃんにミルクを与えるときは、猫ちゃん用のミルクを与えるようにしましょう。

ドラッグストアでも販売されているようになってきたので、比較的手に入れることは難しくありません。

3. アルコール

グラスに入ったワイン

うっかりテーブルの上に出しっ放しにしてしまったアルコール類を、猫ちゃんがクンクンにおいを嗅ぎながらぺろぺろと舐め始めたりはしていないでしょうか。人間と猫ちゃんでは当然体の大きさが異なりますので、人間にとっては何ともないアルコール量も、猫ちゃんにとっては有毒となってしまいます。

ラム酒を含んだケーキ類や焼く前のパン生地なども危険物となります。お腹の中で生地が発行することで、二酸化炭素とアルコールを生成してしまい、胃拡張やアルコール中毒を引き起こしてしまうのです。人間にとっては問題がなくても、猫ちゃんにとっては命に関わることになりますので、管理には注意しましょう。

まとめ

鋭い視線でこちらを警戒する猫

拾ったばかりの猫ちゃんに思わず家にあるものを与えようと考えてしまいますが、そのようなときは一度冷静になり、猫ちゃん用のものを購入してから与えるようにしましょう。

猫ちゃんにとっては思わぬものが凶器となりえますので、大丈夫かどうかの確認が必須となります。

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