猫用ブラシの選び方とオススメ5選

猫用ブラシの選び方とオススメ5選

猫用ブラシを買いに行くと、あまりに種類が多くて何が良いのか分かりませんね。自分の飼っている猫に合うブラシって、どんな猫用ブラシなのでしょう。ここでは5種類の猫用ブラシについてお教えします。猫用ブラシの種類別におすすめの商品もご紹介するので、参考にしてみてくださいね。

猫用ブラシの種類

ペット用ブラシ

猫用ブラシには短毛種に向いているもの、長毛種に向いているもの、どちらのタイプでも使用する事ができるものがあります。また、用途も抜け毛対策をするもの、毛玉を取り除くもの、毛並みを良くするものがあります。

  • コーム
  • ラバーブラシ
  • 獣毛ブラシ
  • スリッカーブラシ
  • ピンブラシ

猫のブラシは以上の5種類が代表的なもので、この中から飼っている猫に合ったブラシを見つける事になります。猫用ブラシに使われている材質からも選ぶ必要があり、シリコン製やプラスチック製、金属製など様々です。

それぞれにメリットもありますが、デメリットもあるのでよく見極めて選ぶ必要があります。

また、できればリーズナブルな価格で買いたいところですが、毛艶を良くする効果などを求めると、良い材質の物がやはり効果的なのでそれなりの価格もしています。

ただ、大体は1000円から3000円ほどの価格で販売されているので、いろいろ試してみるのも良いかもしれません。

猫用ブラシの選び方

猫用ブラシ コームタイプ

猫のブラシを購入する際は、できれば最低でも2種類は選んでおきたいところです。猫のブラシには毛の絡みをなくする効果の他にも、抜け毛を取り除いてやる事で猫の口から入ってしまう毛の量を抑える事ができます。

また、猫の皮膚に刺激を与えて血流を良くしてやるマッサージ効果があり、ノミを排除するなどの効果もあります。ただし、これらの効果はさすがに1本の猫用ブラシでは得る事ができません。では猫用ブラシにはそれぞれどのような効果があるのかご紹介します。

コーム

長毛種でも短毛種でもどちらでも使えますが、最後の仕上げに使って毛玉を取り除く際に使用します。ノミの除去もできる効果があるので、1本は持っておきたいアイテムです。目の粗さは選ぶことができますが、粗めと細めの両目タイプがおすすめです。

ラバーブラシ

短毛種のみに使える猫用ブラシです。毛の流れにそってブラッシングするか、毛の流れに逆らってブラッシングする事でどんどん抜け毛が取れます。ゴム製のブラシで摩擦によって抜け毛を取り除いたり皮膚へのマッサージ効果があったり。ただし、あまりブラッシングをし過ぎるとハゲてしまう事もあるので注意しましょう。

獣毛ブラシ

短毛種でも長毛種でも使える猫用ブラシで、毛に付着した汚れやほこりなどを最初にざっと落とすために使用します。豚毛の獣毛ブラシが人気で、毛の硬さもハード・ソフトから選ぶことができます。

スリッカーブラシ

長毛種に使える猫用ブラシです。最初は毛の表面からブラッシングしていき、徐々に毛の奥まで入れていきます。ブラシの先を触ってみると結構チクチクして痛いので力加減が必要。短時間で抜け毛を取る事ができるのでその分猫にストレスがかかりません。

ピンブラシ

長毛種に使う事ができる猫用ブラシです。ブラシの先端が丸くなっているのが特徴で、絡んだ毛を優しく梳(と)かしてくれます。長毛種の場合はこちらかスリッカーブラシのいずれかは用意しておきたいところです。

猫用のブラシを使う際の注意点

ブラッシング中の茶色の猫

猫にブラシをかけてやることで抜け毛を絡め取る事ができ、猫のグルーミングによって口の中から胃に入ってしまう毛を少なくしてやる事ができますが、猫のブラシの使い方を間違えると皮膚に炎症を起こしてしまう事もあります。

また、猫のブラシを使うとよく毛が抜けるので何度もブラシを行い、長時間ブラシを使ってしまうと部分的に毛がなくなってしまう事もあります。

猫にブラシを当てる際に、特にスリッカーブラシには力加減が必要となります。スリッカーブラシは先がとがっているので猫の皮膚に刺さりやすく、ついつい力を入れてブラッシングしてしまうと猫が痛みでブラシ嫌いになってしまいます。

本来気持ちよくさせてあげる効果もあるブラシですが、痛みを伴わせては無意味になってしまいますよね。毛玉や汚れを取り除いてあげる場合も同じでどの猫用ブラシにも言える事ですが、猫に不快感を与えないようにブラシをしてあげましょう。

猫用ブラシのおすすめ商品

ブラッシング中の白い猫

岡野 ONS 高級両目金櫛 小小

粗めも細めも付いているので、毛玉をほぐし、毛並みや艶を良くしてあげる事がこれ1本でできます。

プレシャンテ 全猫種用 猫用ラバーブラシ

ゴムがとても柔らかいのに、抜け毛がごっそり取れてくれます。猫のブラシとしてだけでなく、じゅうたんなどに付いてしまった毛も取る事ができます。

REDECKER 高級キャットブラシ

ドイツの歴史あるブラシメーカーが製造した猫用ブラシです。ブラシの毛には豚毛が使われており、優しく猫の毛に艶を与えてくれます。

ドギーマン HS 猫用ソフトスリッカーブラシ

お手頃なお値段に使いやすさも充実しており、初めて猫にスリッカーブラシを使ってみる飼い主さんにはおすすめです。

PSI ピンブラシS2519

なかなか解くことができない絡まった毛を、優しくほぐしてくれるブラシです。プロも使っているので、丈夫で長持ちするのもポイントです。

猫用ブラシに関するまとめ

ブラシを抱きながら寝る猫

猫のブラシにはいろいろな種類があり、毛の質と種類、あとは飼い主さんの使い勝手の良さや好みで選ぶことになります。猫用ブラシを選ぶのであれば最低2種類は用意したいところで、例えば長毛種であれば獣毛ブラシ・スリッカーブラシ、短毛種であれば獣毛ブラシ・ラバーブラシの順番で使用します。

猫のブラシにはメリットもたくさんありますが、間違ったブラシの使い方で皮膚炎を起こしてしまう場合もあるので注意しましょう。

投稿者

30代 女性 しおり

猫用ブラシは昔から、色々と使いました。
今飼っている猫ちゃんには、コームと豚毛のブラシを使っています!
2匹とも皮膚が弱いので豚毛のブラシがいいと聞きまして子猫の時に買い換えています。
皮膚も傷つくことが少なくて、安心して使っています。スリッカーは使いません。毛玉が良くできていた頃には、スリッカーを少し使いましたが皮膚が傷付いたので使うのをやめました。
毛玉をできにくくする、ブラッシング剤を使っています。豚毛でも、毎日2回ブラッシングするだけで毛玉を作らずにすみます。
猫ちゃんの体質や毛の長さに合わせたブラシを選んで使ってあげたいですね。

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