大きい猫の特徴やその魅力

大きい猫の特徴やその魅力

大きい猫に該当する猫は世界には数種類存在していますが、一般的な猫の大きさ5kg前後といわれているのに対して大きい猫は倍の10kg前後ですから、初めて見た人は、その大きさに驚くでしょう。ですが、大きい猫には人を魅了する特徴があります。大きい猫が持つ魅力と、飼うためのポイントや気を付けるべき病気など、具体的に御紹介していきます。

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大きい猫の性格

サイベリアンと花

大きい猫のサイズを初めて見た人は、誰でも「大きい!」と驚くことでしょう。大きさは普通のイエネコとは違っても、性格的には物静かでおっとりとしているのが特徴で、初めて猫を飼う人にはその飼いやすさが魅力といえます。

さらに、大きい猫は体の割にほぼ鳴き声を出しませんし、もし鳴き声を出しても小さいため、マンションのような「音」をなるべく出したくない環境でも飼いやすいと人気があります。それ以外にも大きい猫の特徴があります。

  • 元気いっぱいな性格だけど穏やかさと優しさがある
  • 大半が長毛種
  • まるで犬のようなフレンドリーさがある
  • 成猫になるまで4年前後と年数がかかる
  • 原産国が北国である猫種が大半

大きい猫の種類

サイベリアンの子猫と毛糸

大きい猫には、どのような猫種がいるのでしょうか。具体的に見ていきます。

メインクーン

メインクーンは、アメリカ原産の長毛種で「世界一大きい猫種」といわれるほどに大きいのが特徴です。オスだと6kg前後から大きくて8kgほど、メスはオスよりも若干小さくて4kg前後から大きくても6kgほどといわれています。

また、体長も驚きの100cmほどとなり、一般的な猫を見慣れている人にとっては、猫に見えないほど大きく感じることでしょう。体格は筋肉がしっかりついており、耳は尖った形状で目は卵のような楕円型です。この猫種は1歳を超えても成長が続く傾向があります。

サイベリアン

サイベリアンは、ロシア原産の長毛種でメインクーンの次に大きな猫種なのが特徴です。そのため、メインクーン・ノルウェージャンフォレストキャットと血縁が近いといわれており、大きい猫だと9kg超も存在します。オスの場合は7kg前後から、大きくなると10kgを優に超える猫もいます。

メスなら小さくて6kg前後から大きくて10kgほどとなりますので、いかに大きいかが分かります。それ以外にも、ロシアのような極寒地帯でも耐寒性があるように、被毛がダブルコートになっていますし、がっちりとした筋肉がついています。

ラガマフィン

ラガマフィンはアメリカ原産の長毛種で、非常にソフトなダブルコートの被毛を持っており、首から胴体にかけて被毛が長いのが特徴です。また、オスは4kgくらいから7kgほど、一方のメスは4kgくらいから大きくても6kgほどですので、オス・メスでさほどの違いはありません。

そして身体的特徴ですが、筋肉・骨格ががっちりとしていて体が長く、後ろの足と比較すると前足が短めなのが特徴で、面白いことに体と尾の長さがほぼ同じといわれています。また、子猫から大人の猫になるまでの時間が4年ほどかかります。卵のような楕円型の目で若干つり上がった、端正な顔つきをしています。

ラグドール

英語名で「ぬいぐるみ」の意味を持つラグドールは、アメリカ原産の長毛種で滑らかでふんわりとした被毛が特徴の猫種です。大きさはオスだと4.5kgくらいから7kg前後、メスは3.5kgから5.5kg前後が大半ですが、長毛種の猫種のため見た目は大きく感じます。

ちなみにラグドールも成猫になる時間が4年ほどと長くエサもしっかりと食べます。身体的特徴ですが、尾と体長がほぼ同じ長さで体格も筋肉がしっかりとついており、頭が大きめで頬っぺたが丸く、目は若干つり上がっています。

大きい猫の種類別の性格

散歩するラグドール

大きい猫の性格を、猫種でみていきます。

メインクーンの性格

メインクーンは基本的に誠実である上に、穏やかで思いやりのある性格をした大きい猫であることから「穏やかな巨人」という愛称があります。そして、性別でも多少性格に違いがあり、メスは自立心のある大人びた性格をしており、一方のオスは人懐っこい性格をしています。また、メインクーンは頭が良いのであえて「上下関係」を構築するよりも、同等な立場で向き合った方が上手くいくともいわれています。そして、環境にも柔軟になじむことができますので、犬や小さい子供にもフレンドリーに接してくれます。

サイベリアンの性格

物静かに過ごすタイプの猫種ですが、飼い主に打ち解けられたら愛くるしくて好奇心の強い性格が出てきます。そして、サイベリアンはとても賢くて骨のある気質を持っていますので、狩猟の才能があるといわれています。基本的には穏やかで物静かな性格をしていますが、他の猫種と違って水に対する抵抗がないといわれています。

ラガマフィンの性格

ラガマフィンは頭が良くて飼い主に対して忠実ですから、言ったことに従いますし、その環境にもなじむ能力が高いのが特徴です。もし家族に小さい子供がいたり猫を飼っていたとしても、おっとりとしていて思いやりのある性格ですから、大きい猫でも飼いやすいのが魅力です。

そして人懐っこいので、自ら飼い主に寄ってきて甘えます。他の猫とは違って抱っこされることが好きな猫なのです。遊ぶことが好きで好奇心も強いためおもちゃがあると喜びますが、飼い主と遊ぶことも好きなので、ストレスを抱えないように一緒に遊んであげましょう。

ラグドールの性格

おっとりとして優しい性格のため元気いっぱいに動くよりも、飼い主に寄り添って寝ることや抱っこが好きな猫種です。もし、抱っこしているのが小さな子供であっても、相手を信頼してもたれかかってしまいます。また、鳴き声も大きくないので、マンションのような音に敏感な環境でも、安心して室内飼いできますし、人間は好きですが他の動物や猫に対して、人よりも関心は持たないといわれています。

大きい猫を飼う上での注意点

メインクーンの子供

大きい猫の特徴として、成猫になるまで4年ほどの年月がかかるといわれていますので、その分子猫時代が長いので、食事に注意が必要です。

  • 成長期が終えるまでの間、高カロリー高タンパクのエサを食べさせる
  • 食べさせる量は多すぎないことがポイント

トイレ

通常のトイレは大きい猫にとってサイズが合わないため、それが原因で用を足すことそのものを敬遠する可能性があり、用を足してはいけない別の場所で粗相をすることもあります。大きい猫が心地良くトイレを使えるように、大きめのトイレを用意しましょう。

室内飼いにはキャットタワーを

大きい猫の種類でも、元気いっぱいに動くことが好きな猫もいます。特に室内飼いの場合は、運動不足からストレスを溜めないようにキャットタワーなどを設置してあげると喜びます。

まとめ

女性のひざに乗るラグドール

大きい猫は、性格的におっとりとしていて優しいタイプが多いのが特徴です。食費の面では一般的な猫種よりもかかりますが、犬のような人懐っこさには魅力を感じることでしょう。

40代 女性 ガブリエル

「大きい猫の特徴やその魅力」というタイトルだけで、思わず心踊る気分です。というのも、我が家には大型の長毛種ノルウェージャンフォレストキャットが5匹いるからです。わたし自身が大きめの猫が好きなのか、ノルウェージャンフォレストキャットが好きなのか、うちの猫が特別なのか、その正確なところは今も分かりません。とにかく、大きい猫はカワイイです。

我が家の大きい猫たちの実際について、少しご紹介したいと思います。
ノルウェージャンの平均体重はメス3.5~5.5kg、オス4.5~7.0kg程度だと言われています。我が家の猫の平均体重は5.3kg。今現在、一番、重い猫は6.6kgのオス11歳です。5匹ともに高齢化しているので、徐々に体重は軽くなってきているのですが、若い頃は7kg超えたこともあります。

わたしは長年、ノルウェージャンフォレストキャットと暮らしているので、猫たちのことを「大きいなあ」と思うことは滅多にありません。しかし、我が家に来た友人知人は、みんな、口をそろえたように「え!この猫、大きくない!?」と、玄関でお客様をお出迎えする猫を見るなり言います。確かに大きいのかもしれません。出先で、外で過ごしている猫を見かけますが、「あれは子猫かな?」と、頻繁に思います。家の外で見かける猫は、どれも小さく見えます。

さて。大きい猫の実生活ですが、カワイイといえばカワイイともいえる特徴と、問題点をご紹介します。

体重のある猫の特徴であり問題点は次のとおりです。
 ①基本的に常に足音が大きい
 ②棚やテーブルなどの高いところから飛び降りた際、着地もかなり音がする
 ③階段も音を立てながら階下に移動
 ④身体が大きいことを猫が自覚していないのか、大きいトイレも設置してあるのに、何故か小さめのトイレを好む猫もいる(トイレ自体から身体がはみだすので、時々、トイレを失敗することもあります)

以前、ノルウェージャンフォレストキャットではない猫種も飼ったこともあります。この時、標準的な大きさだった猫は足音を立てて歩くことはありませんでした。また、猫を飼っている友人宅の猫も、いっさい、足音を立てずに歩きます。
ところが、我が家の大きい猫たちは、「どすどすどす…」と足音を立てて歩きます。5匹とも、カワイイ顔してそのようにして歩くので、可笑しいし、カワイイし、微笑ましいのですが、これは集合住宅に良くないと思います。

さらに、普段から足音が立つくらいですから、大きく体重があると、高い所から飛び降りるたびに、「どす!」「どた!」と非常に大きな着地音が出ます。また階段を降りる際も、まるで「あれ?子ども?」と感じるほどの、人間並みの足音で階下までやってきます。

猫の身体が大きいので、もちろんトイレも比較的、大きいものを用意して設置しています。ところが1ヶ所だけ、先住猫が使っていた小さいトイレがあります。どういうわけか、我が家の猫は、その小さめのトイレを好みます。おそらく、小さい箱に入ったり、紙袋にもぐり込んだりする猫の習性によるものかもしれませんが、このせいで時々、粗相をします。

以上のような、大きい猫の知られざる実生活ですが、これらを踏まえると、大きい猫は集合住宅に向いていないと思います。ペット可の物件であったとしても、意外なほど、足音を立てて歩くので、これは注意する必要があると思います。また、鳴き声も必ずしも小さいわけではなく、個体差があるのではないかと思っています。

大きい猫には幾つか知られざる問題点があります。しかし、生活環境において特に問題にならなければ、大きい猫を是非、オススメしたいです。猫の「柔らかさ」「しなやかさ」ではなく、大きい猫を「ずしり」と両腕に感じるあの幸せな重量感、モフモフと大きいぬいぐるみを抱きしめる感覚、膝の上に乗られて思わず足が痺れてしまう体験など、愛猫家としては至福の体験の連続です。また、身体がしっかり完成するまで5年ほどかかるので、猫の成長をゆっくり楽しむことができます。それだけではありません。ゆっくり、ゆっくり、愛猫家自身も一緒に育てる猫種だと思います。

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