猫の声が出ないとき考えられる原因と対処法
さっそく、猫の声が出ない原因と対処法について、詳しくみていきましょう!
- 病気が原因で猫の声が出ない
- ストレスが原因で猫の声が出ない
- 去勢手術が原因で猫の声が出ない
- 鳴きすぎが原因で猫の声が出ない
病気が原因で猫の声が出ない
声に関することですからやはり、喉に関係する病気が原因となっていることが考えられます。猫風邪や咽頭炎、気管虚脱などで声が出せなくなることがあります。病気が疑われる場合は、早めに受診するようにしましょう。
猫風邪
猫カリシウイルス感染症や猫クラミジア感染症、猫ウイルス性鼻気管炎などを総称して「猫風邪」と呼びます。感染している猫からウイルスを貰い、声が出ない、鼻水、目やになどの症状を発症します。
ワクチン接種を行うことである程度の予防に繋がりますが、ワクチンには副作用が出ることがありますから担当獣医師と相談の上、接種させることが大切です。
咽頭炎(いんとうえん)
咽頭炎はその名の通り、口と食道の間の柔らかい部分に炎症が出た状態です。こちらも声が出ない症状があります。有毒ガスの吸入や誤飲、鼻炎や口内炎からの波及が原因となっています。予防できるものもありますから、生活環境には十分注意しましょう。
気管虚脱(きかんきょだつ)
気管に張り付いて支えている軟骨が、何らかの原因で弱くなり、気管の背中側についている筋肉が伸びて気管が潰れる病気です。原因ははっきりと分かっておらず、不治の病とも言われていますが、適切な治療をすれば治ることもあるようです。
アヒルのようにガーガー音をさせて息をしますので、分かりやすいでしょう。早めに受診するようにしましょう。犬では多く見られる症状ですが猫ではまれです。
ストレスが原因で猫の声が出ない
猫は神経質な性格の子も多く、例えば引っ越しや新参猫の存在、家族が増えたなどでストレスを抱えてしまう場合があります。そういったストレスで声が出ないようになってしまいます。どうしても仕方のないときもありますが、なるべく猫がストレスを感じずに新しい環境に馴染めるよう、配慮が必要です。
去勢手術が原因で猫の声が出ない
去勢手術をしたときにも数日、声が出なくなることがあります。麻酔の吸入チューブを喉から通したことが原因になることもあります。去勢手術後は声変わりをする猫もいるとか。数日経てば声が出るようになりますが、もし長期間出せない場合は受診するようにしましょう。
鳴きすぎが原因で猫の声が出ない
例えばペットホテルに預けたときや留守番中、発情期などでずっと鳴き続けていたのかもしれません。それにより、喉が炎症を起こしてしまって声がかすれたため声が出ないのでしょう。
仕方のないときもありますが、発情期など異性を求めているときはそれがストレスとなることもあります。交配予定のない猫は不妊手術を受けるなどなるべく猫がずっと鳴くような状況を作らないことが大切ですね。炎症はしばらくすれば治りますが、もし心配な場合は獣医師に相談しましょう。
猫の声が出ない「サイレントミャア」について
病気などの異常ではありませんが、口を開けても声を出さない、「サイレントミャア」と呼ばれる鳴き方のときもあります。サイレントミャアとは、猫が不安を感じているときや疲れているときなどにすることが多いので、ちょっと弱気になっているのかもしれません。
また、生まれて間もない子猫は、人には聞こえない周波数の声で鳴くことで母親に身の危険を知らせることがあります。この場合、飼い主さんのことを母親のように思っているのかもしれませんね。何となく声が出ないけど、でも何かを訴えたい・・・可愛らしい猫の心理が感じられる瞬間です!
まとめ
猫の声が突然出なくなったら驚きますし、焦りますよね?私だったら、心配でいても立ってもいられなくなさそうです(笑)。
しかし、猫の声が出ないときは、何かしらの病気や、環境の変化が原因となっていることがあります。あらかじめ声が出なくなる原因を知っておけば、落ち着いて対処できるのではないでしょうか?備えあれば憂いなし、とは正にこのことだと思います。
猫の声が出ない、という状況を作らないよう、なるべく予防に努めましょう!
40代 女性 ママにゃん師走
とにかく、部屋を暖かく静かにして極力怖がらせないようにしました。
突然、鳴き始めた時の嬉しかったこと、未だに忘れられません!ペットショップから知らない場所へ移動し、わけのわからない人間と突然一緒に暮らす事になればストレスがかかりますよね。鳴き声を聞かせてくれた事は、息子が一つの関門を乗り越えたのだなと感じられました。
私の場合はどの猫でも経験するストレスでしたが、いつもの状態から突然に鳴かなくなれば心配になりますね。元々猫は無口だと言いますが、例えば飼い主さん同士で情報共有をした時に比較をし、心配になる事もありますよね。でもその子の状況から判断する事が一番大事なので、普段から様子をみてちょっとした変化に対応出来るようになりたいですね。もしも表情や動作までが非日常なら病院へ行く必要があるなど考えておきたいと思います。
以前、お医者様に伺ったことがありますが、悲しみや嫌な事だけではなく、楽しい事も嬉しい事も過度になればストレスがかかるそうです。淡々と穏やかに過ごす事が一番健康には良いのかもしれませんね。
50代以上 女性 寛ちゃん
だいぶ馴れてきて、ご飯をあげる時には、口を開けて、ハァーというような仕草になりますが、声音は出ません。
来た時から、少しくしゃみをする時もあったので-1日数回程度-猫風邪かと心配しましたが、元気に走り回りますので、医者に連れて行くのは、抱えられるようになってから-と思っています。タッチはできますが、まだ撫でたり、だっこさせてはくれません。
30代 女性 のりちゃん
一生懸命、声を出しているのですがなかなか声が出ません。家族が声をかけると嬉しそうに目を細めます。
いたずらで、尻尾を切られた痛みと恐怖は相当なものだったでしょうね。可哀相でしかたがありません。手術をして、尻尾は短くなってしまいましたが、生きてくれていたのでそれだけで、感謝でした。
2年かかりましたが、やっと声が出るようになりまして、すっかりおしゃべりな猫ちゃんになりました。
精神的なことが原因で、声が出なくなることもあるのですね。
50代以上 女性 ハチマキ