猫が欲しいは里親という選択肢もある
猫が欲しいならペットショップ、ブリーダー!そんなイメージを持っている人が大半でしょうが、実は猫を家族に迎え入れる方法はもう一つあります。それが里親になるという選択肢です。里親とは事情があって飼えなくなった猫や、捨てられたり、元野良猫の両親から生まれた子猫の飼い主になる制度で、成猫の他にも子猫や老猫など幅広い年齢の猫の中から自分と相性の良い猫を選ぶことができます。
里親制度を利用するにあたって良い点はやはり、たくさんの猫から自分の好みにあった猫を選べる点や捨て猫として失われるはずだった猫の命を助けることにつながるという点です。最近ではペットショップにこだわらず、里親になり新しい猫を迎え入れる選択をされる方も増えてきています。そんな筆者も、里親制度を利用して愛猫を迎え入れた一人です。
里親になるのには条件や、受け入れる猫によっては感染症を患っていたり何かしらの疾患に悩まされている場合もありますし、純血猫はほぼおらず募集をされているのはほぼ雑種猫だというデメリットも存在しています。
しかし、しっかりとした猫の保護団体から迎え入れれば健康状態の安定した猫を迎え入れることも可能ですし、子猫だってたくさん里親募集をされています。さらに純血猫が魅力的なのはもちろんですが、個性豊かで体の丈夫な雑種猫は根強い人気があります。
現に日本で飼われている80%の猫は雑種猫というデータがあるほどです。それほど魅力的な雑種猫を家族に迎え入れるだけではなく、里親になることで恵まれない猫達の命を助けることにも繋がるのですから、この制度を利用しない手はないですよね。もし、今猫が欲しいと思っている方はぜひ里親になるという選択肢も検討されてみてはいかがでしょうか?
猫が欲しいと思った時に里親になれる条件
猫が欲しいと思った時に、ペットショップなどから購入するほかに猫の里親になる、という方法があります。
ただ、猫の里親になるにはいくつかの条件を設定している場合が殆どで、それらがクリアできていない人には、いくら猫が欲しいと言っても引き取らせてもらえません。
- 猫を飼育するにあたり経済的に問題の無い人(未成年が単独で申し込むのも無理です)
- 猫の避妊手術や去勢手術がされていない場合、費用を負担して手術を受けさせることができる人
- 家族全員が猫を欲しいと思っている
- アパートやマンションの場合、動物可である事
- 屋内だけで飼育する事ができる環境である事
多くの里親募集をしている団体や里親依頼をしている人は、これらの事を条件として、里親として相応しいかを審査します。飼育環境に関しては、動物可の物件であるか証明書などの提示を要求してくる場合もあります。また、実際に自宅で猫の引き渡しを行いながら、飼育環境をチェックする事も少なくありません。
「猫が欲しい、里親制度を利用したい。」そんな時、どのようにして猫を探したら良いのでしょうか。現在、全国各地に猫が欲しいという人を待っている里親募集をしている団体があります。
また、猫が欲しい人のために里親募集サイトを運営しているところもたくさんあります。まずはそこに掲載されている猫の写真を見て、自分の好みの猫を探してみましょう。
猫が欲しいと思った時チェックしたいサイト
ペットのおうち
猫が欲しい人と猫の里親を探している人を募集している、猫の里親サイトです。猫以外にも犬や小鳥、魚など、様々なペットの里親も募集しています。譲渡の際には、猫カフェや動物病院などの、協力してくれている施設を利用できる場合もあり、安心して契約を行う事ができます。
ネコジルシ
好みの種類や柄の猫が欲しいけど、なかなか見つからない。そんな人におすすめの里親募集サイトです。猫の品種から選ぶことができ、その品種やそっくりな雑種などを見る事ができます。また、猫の柄からも選ぶことができ、欲しい猫が探しやすくなるように工夫されています。
NPO法人 東京キャットガーディアン
生後間もない猫が欲しいという人には、一度覗いていただきたいサイトです。生後1~2か月の子猫も数多く募集されていますが、10歳くらいの動きが穏やかになっている老猫も、里親を募集しています。
この手で一から猫をしつけして育てたいという人や、しつけがすっかり終わっていて落ち着いた年代の猫が良いという人まで、様々な猫の募集を見る事ができるので、一見の価値ありです。
http://www.tokyocatguardian.org/
猫が欲しい時「譲渡会」を利用する方法
猫が欲しい時、里親募集のサイトから探す方法の他に、猫の譲渡会に参加するという方法もあります。猫の譲渡会とは、結局は里親募集している猫を引き取るので、里親募集のサイトと内容は変わりませんが、猫を間近で見る事ができ、触れる事ができるので、猫の性格や容姿などをきちんと確認して好みの欲しい猫を探す事ができるメリットがあります。
里親募集のサイトからは写真でしか見る事ができず、実際に実物を見せてもらったら思っていたイメージと違っていたという事もあり得ますが、その点、譲渡会に参加すると、その場で色々な猫を見る事ができるので、二度手間にならずに時間も無駄になりません。欲しい猫をその場で引き取って来ることができるので、とてもスピーディーです。
譲渡会に参加する際は、運営している団体に譲渡会参加の申し込みをして、その後、講習や面接などを受けたのちに、譲渡会の行われる日に参加する事ができます。
猫を飼育できる環境が整っている事や経済的な面などの条件は、猫の里親の条件とほぼ同じような内容となります。60歳以上の方が譲渡会に参加する場合、もしもの時に代わりに飼育してくれる人のサインを求められる場合もあります。
猫が欲しいと思ったら里親募集を検討
猫が欲しいと思って、ペットショップなどで血統書付きの猫を購入するとしたら、数万円は掛かるつもりでいなくてはなりません。初めて猫を飼うのであれば、更にトイレなど猫の飼育環境を整えるための物が必要となり、合計すると結構な出費になります。しかし、猫の里親制度を利用する事で、猫の購入費用は掛からなくなります。
猫の里親制度とは、猫の飼育ができなくなった飼い主が里親募集の登録をして、猫を代わりの人に育ててもらうという制度です。
無責任な飼い主が自分勝手な理由で猫を手放すというイメージがあるかもしれませんが、猫が欲しいと思って飼っていたのに転勤などで猫が飼えなくなったり、病気になり長期入院を余儀なくされてしまったりと理由は様々で、泣く泣く猫を手放さなくてはならなくなった人も多くいます。また、捨て猫を拾ったけれど、自宅には他にも数匹猫を飼っていてこれ以上は無理という人も。
既に人の手によって飼育されていた猫ばかりなので、トイレのしつけがきちんとされていたり、避妊や去勢手術が済んでいる場合も多く、猫が欲しいけれどあまりお金が掛けられないし、しつけも面倒という人にも、ぴったりな猫が見つかります。
まとめ
欲しい猫の里親になる条件は、一見厳しそうに見えますが、猫を飼っている人から見ると、これは当たり前とも言える条件です。猫が欲しいのなら、最期まで責任を持って面倒を見られる環境を整えて、迎えに行ってあげてくださいね。
女性 めーぷる
犬と違いさっ処分数が中々減りづらい猫は、飼えなくなり持ち込まれた子や保護された野良猫など様々です。子猫から成猫までいますし、血統書つきの人気猫種まで何らかの理由で簡単に手放され、里親募集サイトに載せられているのが現状なんですよね。
ひとつ気になった点がありました。
〝猫が欲しいけれど、何万円も出して猫を買うほどの余裕が無い〟
という事は、余裕がないのに飼った猫にかかる費用や病気になった際はどうするのでしょうか?
選択肢として猫を里親などから迎えるのは良いことだと思います。わざわざペットショップで買うよりも、里親から迎えるほうが良いと考える人も多いですが、買うのは高いし無料だから〜と安易に飼い、里親募集で迎えたものの病気になった際に手放す人や、多頭飼いし飼育破壊してしまう方も少ないですが中にはいます。
最近は保護猫を迎えるにあたっての審査やルールなど厳しい所が増えましたが、猫を買う余裕がないから里親から迎えるならば、猫を飼うのはやめたほうが良いと思いました。
動物を飼育するには、愛情はもちろんですが、やはりお金も大事ですから。
里親募集は紹介されているサイトや保護猫カフェや譲渡会なんかもあるので、保護猫カフェや譲渡会なんかは気軽に猫と触れ合えるようになっていることも多いので実際に会い雰囲気など見れるが良いと思います。
中には迎えたい猫の里親の条件が厳しかったり、不愉快な思いをさせられることもあるかもしれません。
保護猫を迎えるという事は、その猫の枠が空いたぶん新たな猫の命が助かる事に繋がります。少しずつ保護猫が減ると良いなぁと思います。
50代以上 男性 こと
女性 匿名
保証人には知人になってもらっていますが意味がないとの事。在宅の仕事で同年代より稼げているはずなのに残念です。
アドバイスを求めても寄付の話ばかりされるし、此方は覚悟を持って他人に住所・所得・間取り・生活環境を開示しているのに誠実な対応をしてくれない各団体にがっかりです。
女性 匿名
猫に対する気持ちはわかりますが、あなたたちにとやかく言われる筋合いありません。(しかもネットで)
里親になりたいと手を挙げた人もバカじゃないんですよ。悪い人と善意な人を見分ける方法は、もっとあるんじゃないでしょうか?
あと、猫の購入価格の件ですが、初期費用とランニングコストでは、お金の考え方がかわるんですよ。
お金の件だけで、しかも自分の知識だけで、判断しないでください。判断されるなら、誰から見ても納得できるような判断基準、また判断方法でお願いしたく思います。そういう立場にいることを忘れないでいただきたいです。そうでなければ、里親募集などせず、自分たちで完結してください。はっきり言って不愉快です。