あなたの猫は大丈夫?ストレスから起こる行動5つ

あなたの猫は大丈夫?ストレスから起こる行動5つ

猫は野生の本能を備え持っています。一方で、適応能力が高いといわれながらも、やはり人間社会で適応するにはストレスを感じる場面が多々あるようです。今回は猫の日常を取り巻くストレスと対処法についてご紹介いたします。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

猫たちが生きるストレス社会

覗き見する猫

人間社会にはストレスの原因となる要素がたくさんあります。心も体も疲れきってしまったときに猫を見ると羨ましいと思いませんか?心が赴くままに行動し、穏やかに一日が過ぎていく様子からはストレスというワードは浮かばないでしょう。しかし実際には、猫も多くのストレスを抱えて生きています。

野生の本能を色濃く残した猫にとって、人間社会に適応することは容易なことではありません。安全な環境の中で守られて暮らす完全室内飼育の猫にも、意外な理由からストレスを感じている可能性があります。ここからは、日常生活に潜む猫のストレス要因についてご紹介いたします。猫の目線になりながら読んでみてください。

忙しく動く人間たち

人間は24時間の中に、多くの予定を詰め込んで生活しています。特に平日は分刻みで時間に追われています。これは我々からすると普通の生活で、ストレスになりながらも一種の習慣のような行動でもあります。しかし猫は、人間がこれほどまでに忙しなく動き回る理由が分かりません。そして、ドタバタと走り回る動作や物音が不快にさえ思っています。

想像してみてください。人間がトラの檻の中にいるとして、突然トラが猛ダッシュを始めたら恐怖を覚えるでしょう。トラにとっては目的があり、習慣としている行動だとしても、人間にはその目的が理解できないこともあります。猫にとって人間は、何十倍もの体格差があり、とてつもなく大きな体を持つ存在です。

我々が体の大きなトラを見て怖いと感じるように、猫も最初は人間が怖いのです。ともに暮らす中で、人間が危険な対象ではなく、お世話をしてくれる母猫のような相手として心を許してくれるようになります。

それでも落ち着きのない動きと、焦りから険しい表情になっている人間を見ると不安になってしまうものなのです。忙しい朝は仕方ありませんが、それ以外の時間では、猫が不安にならないようにゆったりとした動作を心がけるようにしましょう。

大きな音を立てる

猫の五感の中で、最も優れた器官は聴覚です。特に高音域の聞き取りに長けていて、獲物であるネズミや虫を捕えるために、微かな物音でも敏感に察知することができます。だから人間にとっては、ほんの些細な音でも猫には苦痛になることがあります。特にアビシニアンやオシキャット、エジプシャンマウなどの耳の大きな猫は音に対する反応が過敏な傾向にあります。そして持続する音よりも、突発的な音が苦手です。

日常生活で、突然大きな音が鳴るという体験を繰り返しているとストレスになります。驚いたときのリアクションが大きく、アビシニアンやエジプシャンマウなどは長い足を活かした跳躍力で華麗にジャンプして舞い上がります。見た目は美しいですが、その反応見たさに故意に驚かしてはいけません。後ほど詳しく説明しますが、持続するストレスは病気の原因になります。

例に挙げた猫以外でも、基本的に猫は音に敏感であることを忘れず、特に音に対して敏感な猫と暮らす場合は大きな物音を出しすぎないように気をつけましょう。やむを得ず音を出す場合は一言声をかけるようにしてください。

来客

人間は離れて暮らす実家の家族や友人など、大切な人を自宅に招待します。そして、話に花を咲かせながら楽しい時を過ごします。人間にとってはありふれた日常の一コマですが、猫にとっては理解できない行動です。猫は縄張り意識を持っており、自分の縄張りに招き入れることは通常ありえません。猫の縄張りに入ることが許されるのは、親ときょうだい、自身の子どもや飼い主さんなどかなり限定されています。

家庭で暮らす猫は、それほど強い縄張り意識を持っているわけではありませんが、室内全体がゆるい縄張りで守られています。そこへ、飼い主さん以外の人間が上がり込むことには少々抵抗を感じてしまうのです。人の出入りが頻繁にある家庭では、最低限、愛猫が寛げる空間を確保してあげましょう。そして、来客中でもトイレに行けること、水分補給や食事が安心してとれる環境も整えてあげてください。

居住空間やトイレが清潔ではない

猫はとても綺麗好きな動物です。室内が極端に汚れていることや、トイレが汚い場合には大きなストレスになります。神経質になりすぎる必要はありませんが、最低でも1週間に1回は掃除機をかけて埃や汚れを除去するようにしましょう。そして猫のトイレは最低でも1日2回、可能であればそれ以上排泄物を取り除くようにしてください。猫は臭いと誤解されてしまうことがありますが、室内や猫のトイレを清潔にしていれば悪臭を防ぐことができます。

トイレの臭いが気になる場合は、ペット用の除菌シートやミストを使って床を掃除することで臭いを消すことが可能です。こまめにやることで、臭いが染み込まずに済ませることができます。これは人間の健康面においてもメリットがあるため、猫と暮らす飼い主さんは室内が綺麗な空気で満たされるように掃除を頑張ってみてください。

あまり遊んでくれない

猫は孤独に強いといわれています。その根拠は、猫は犬のように群れをつくらず単独で生活する習性を持っているからです。確かに猫は、1泊2日程度の留守番であればひとりで過ごすことができます。ただし、単独で生活すると思われがちの猫ですが、実は気の合う猫たちはくっつきあって一緒に生活したりすることができます。そのため全くスキンシップを取らなくて良いのではありません。猫も飼い主さんと触れ合う時間が必要です。猫が遊んでほしいときは次のような行動に出ます。

  • 「ニャー」と鳴きながらすり寄る
  • お腹を見せて転がる
  • おもちゃを咥えて持ってくるなど

これらの行動が見られたら、構ってほしいサインです。手が空いていれば付き合ってあげましょう。この瞬間が無理でも、完全に無視はしないでください。「後でね」と一言声をかけることが大切です。そして、手が空いたら遊んであげてください。猫もスキンシップを必要としています。嫌がることをしつこくすることもストレスになりますが、逆に全く構う機会をつくらないこともストレスになってしまうことを忘れないでください。

猫にとってストレスとなる原因は、どれも特別なことではありません。むしろ日常の中に溶け込んでいるものが多く、意識しなければ気がつかないものもあるでしょう。完全室内飼育が主流になった現代で猫と共存するには、まず猫もストレス社会で生きていることに気づいてあげましょう。そして猫の目線から苦手とすることを感じ取り、予防できるものに関しては未然に防ぐように心がけましょう。

早く気づこう!!猫のSOSサイン

警戒する猫

猫は強いストレスに晒されると、必ずSOSを出します。しかし、残念なことにそのサインは少々分かりにくいかもしれません。猫が発するストレスサインは、どれも普段の生活の中で見られる行動が多いからです。ここからは、よくある行動とストレスサインの違いについていくつかご紹介いたします。

1.過剰なグルーミング

毛繕いする猫

猫は一日の大半を毛繕いに費やします。これは、本能的に天敵から身を守る行動です。猫は自身の被毛を舐めるグルーミングを通してにおいを消します。これにより、天敵に居場所を探られないようにしています。猫が綺麗好きなのは、単に几帳面だからではなく野生の名残りが関係しているのです。このような背景から、猫のグルーミングはよく見られる行動のひとつです。よって、この行動からストレスサインを見抜くためにはよく観察する必要があります。

注意深く見てみると、ストレスが原因で行うグルーミングは、一点に集中して毛繕いをしています。さらに猫のからだをチェックすると、頻繁に舐めた箇所の被毛が抜け落ち、禿げてしまったり皮膚炎を起こしていることがあります。イメージ的には人間の爪噛みと類似しています。これは、叱るだけでは絶対に改善することはありません。まずはストレスの原因を探しましょう。

そしてすぐに対処可能なものであれば、早急に改善するようにしてください。皮膚炎が起きてしまっている場合は治療が必要です。動物病院に連れていきましょう。もちろんストレスが原因ではなく皮膚の病気が原因になっておこることもありますので、どちらにせよ早めに様子をみないで病院に連れていきましょう。

2.食欲がなくなる

食器を見つめる猫

猫は警戒心が強く、神経質な面を持っています。そして、ナーバスになっていると顕著に現れるのが食欲の有無です。猫はとてもグルメな生き物で、食事の内容や味に飽きてしまっても食べなくなることはあります。しかし何らかのストレスを受け、心がざわついている状況でも食欲が落ちてしまいます。まずは、ストレスによるものか飽きてしまったのかを見極めましょう。

前者の要素が強い場合はその原因について考え、改善策を練りましょう。ただし、食欲減退は病気のサインである場合も考えられます。他にも異変がないかよく観察してください。気になることがあれば病院に行くことをおすすめします。

3.嘔吐や下痢などの消化器症状が見られる

悩む猫

猫は自分の弱点を悟られないように隠しじっと耐える傾向にあります。しかし、猫の胃腸は正直です。環境の変化や苦手な通院、来客などありとあらゆるストレスが消化器症状に現れます。家庭に迎えたばかりの猫は、2~3日程度下痢をしてしまうことがあります。その後、何事もなく症状が消失すれば問題ありません。

これはどのような理由においてもいえることで、一時的な症状で、他に異変がなければそのまま様子を見るだけで大丈夫です。しかし食欲と同様に、消化器症状も一向に改善しない場合や他にも気になる症状があれば病院を受診するようにしましょう。

4.真空行動

走る猫

真空行動というと、あまりピンとこないかもしれません。これは、いわゆる"真夜中のの運動会"のことです。突然キョロキョロと周りを気にしはじめたかと思うと猛ダッシュする猫ならではの行動です。これは、特に若い猫に多く見られます。この場合のストレスはそれほど深刻なものではありません。若い猫はエネルギーが有り余り、そのエネルギーを消費するために我々が寝静まった後に運動会をしていることが多いのです。この行動を改善するにはエネルギーが余り過ぎないように、上下運動や狩りに見立てた遊びをするようにして工夫してみましょう。

5.トイレ以外の場所で排泄してしまう

イタズラする猫

先にも述べたように、猫は基本的に綺麗好きな動物です。特に自分自身の居場所を特定されるような、においに関することに対しては徹底しています。だから、基本的には排泄も所定の場所でのみする習慣があります。猫のトイレの躾が割と簡単なのはこのような理由が背景にあります。これらの事柄から、猫が粗相をしてしまうことは普通の状況ではありません。必ず理由が存在します。猫が粗相をする主な理由は以下の通りです。

  • トイレが汚れている
  • 来客が来て落ち着かなかった
  • 同居猫との折り合いが悪い
  • 不安に思うことがある
  • 体調が優れないなど

これらは全て、猫にとっては大きなストレスです。上記の2つについては既に紹介した内容なので、想像しやすいと思います。同居猫との折り合いに関しては、他のことは上手く付き合うことができていたとしても、トイレ事情は複雑な場合があります。

一つは同居猫がトイレを含む一帯をテリトリーにしてしまっていることです。この場合は、トイレに行くためには相手の縄張りに侵入しなければならない状況にあります。次に無防備になることを恐れ、トイレを我慢してしまうケースです。猫にとって食事や排泄は、ほっと一息つける安堵感を伴うものではありません。全身のアンテナを張り巡らせたとしても、やはり無防備になってしまいます。この状況下で天敵に見つかることを何よりも恐れています。

そしてそれは、多頭飼育の場でも起こります。苦手な猫がいる場合、常にトイレ周辺を陣取られている場合などは、恐ろしくて排泄どころではなくなってしまいます。猫のトイレの理想の数が飼育頭数+1個というのは、これらのトラブルを予防する意味合いも含んでいます。

また、飼い主さんが普段よりも明らかに帰宅時間が遅い場合や、飼い主さん自身がストレスを感じている場合は猫も敏感になってしまうことがあります。知らぬ間に猫が漠然とした不安を抱えてしまっていることもあるのです。そしてこれまでと同様に、背景に病気が潜んでいる可能性も十分に考えられます。粗相は後片付けが大変です。つい叱りたくなってしまうかもしれませんが、そこはぐっと堪えて原因究明を急ぎましょう。

日ごろからの観察が重要

上記の5つのストレスサインはどれも日常でよく目にする行動でした。通常の状況とストレスサインの差は、よく見ないと分からないものもあるでしょう。小さなサインにいち早く気がつき、素早く対応できるようにするために、日頃からよく観察し、スキンシップを取っておくことが重要です。

また、この他にも自傷行為(しっぽに噛み付く)や、わざと飼い主さんを怒らせる行動をとる、落ち着きがなくウロウロするなどの行動もストレスサインになります。これらは、明らかに不自然さを感じさせるため分かりやすいでしょう。しかし、分かりやすいサインの前には些細な前兆が潜んでいる可能性があります。できる限り、小さなサインを見逃さないようにしましょう。

ストレスが原因で発症する病気

診察される猫

人間にはストレスが原因で起こる身体の病気、いわゆる心身症があります。これは身体の病気の治療をすると同時に、ストレスとの向き合い方や対処法を学ばなければ根本的な解決には至りません。猫の医学において心身症というカテゴリーはありません。しかし、ストレスが原因で病気を発症することはあります。ストレスを侮らないためにも、ストレスが引き金となる病気についていくつか覚えておいてください。

特発性膀胱炎

「特発性」とは原因不明という意味です。つまり特発性膀胱炎は、細菌性や結晶のように明らかな原因が特定できない膀胱炎を指します。この病気は根本的な原因は不明ながら、ストレスとの関与が強く疑われています。よって、膀胱炎そのものの治療をベースにストレスを受けたきっかけを探さなければなりません。そのため、再発することも多々あります。再発の頻度が高い場合は療法食による治療も視野に入れていきます。特発性膀胱炎に対する療法食には、L-トリプトファンという成分が含まれています。これは母猫の母乳と類似した成分で、精神を落ち着かせる作用があります。

心因性脱毛症

これは、先の項目で紹介した「過剰なグルーミング」が原因で起こる病気です。部分的に毛が抜け落ちてしまい、いわゆる10円ハゲができてしまいます。脱毛症には、寄生虫や真菌が関与していることもあります。愛猫の被毛が不自然に抜けてしまっている場合は、一度病院で診察を受けましょう。ストレスが原因の場合は、その原因についても考えてみましょう。

舐性皮膚炎

これは皮膚炎の一種で、その原因が心因性脱毛症と同様になります。過剰に被毛を舐めてしまった結果、皮膚に炎症が起きてしまうものです。皮膚がただれ、その部位に痒みが生じます。この病気の場合、「過剰に舐める→炎症が起きる→痒くなる→痒くてさらに舐める→炎症が悪化する」という悪循環に陥ります。原因を探るとともに皮膚炎に対する治療も行います。この際、悪循環を予防するためにエリザベスカラーを用いることがあります。

現在エリザベスカラーの種類は多数存在します。市販のものから手作りのもの、中にはカップ麺の容器を応用したものまで、実にバリエーションが豊富です。最初にカップ麺を応用してオリジナルのカラーを作った方は、猫の体が小さすぎてサイズが合わなかったことがきっかけでカップ麺の容器を応用したそうです。エリザベスカラーを選ぶときは、愛猫のサイズに合うものとエリザベスカラーがストレス要因にならないことが決め手です。

これら3つは、ストレスが関与した代表的な病気です。どれも背景にはストレスがあるため、再発の予防にも力を入れることが大切です。

  • 猫が快適に過ごせる環境か
  • 家庭の不和がないか
  • 来客の訪問時の環境はどうか
  • 同居猫との関係性は順調かなど

ある特定のものだけが原因とは限りません。複数存在する場合や、複雑に絡み合っていることもあります。単身ではなく、複数のメンバーで構成された環境で猫と暮らしている場合は、ひとりで抱え込まずに相談し合うことが重要です。中には人間関係の不和が猫の病気に反映されるケースもあります。その場合は、猫の治療をベースに人間関係についても問題解決が必要になります。

「猫を元気にする」という共通の目標をもとに協力し合うことで解決に至ることもあります。もちろん、単純なことばかりではないでしょう。それでも愛猫がきっかけをくれたと考えて、家族や同居するメンバーとじっくり向き合うようにしてみましょう。

猫が快適に過ごすためにできること

人の顔を舐める猫

ストレスは万病の元です。ストレスが持続すると、先に紹介した病気にとどまらず、免疫力が低下してしまうこともあります。特に持病がある猫や子猫、高齢の猫の場合は、免疫力が低下することで命に関わる病気を引き起こすこともあります。愛猫が快適に過ごす方法や、ストレスに対する耐性をつける方法について考えてみましょう。

  • 愛猫との信頼関係をつくる
  • 猫の習性を知る
  • 野生の本能を活かした遊びをする
  • 食事やトイレの環境を適切に整える
  • 安心して寛げる場所を確保する

まず信頼関係を築き、良好な関係を築けるようにしましょう。絆を強めておくことで、愛猫にとって、飼い主さんの存在そのものが安心できる場所(安全基地)になります。そして、スキンシップを通してボディチェックをする際にもリラックスした状態で行うことができます。この信頼関係を築くには、猫について知ることが第一歩になります。猫が持つ特性や、習性、苦手なものなどを把握しましょう。これが良好な関係性を築くことにつながり、適切な生活環境や接し方に結びついてきます。

また、猫には野生の本能が備わっています。たとえ室内飼育の猫であっても同様です。狩りに見立てた遊びを通して、猫らしい生活を再現させてあげましょう。例えば食事の時間に合わせて、獲物を模したおもちゃを活用して狩りをさせます。そして狩りで得た獲物を食すことに見立てて食事を食べさせることです。自分自身で狩りをして食料を得ることは、猫の日常では重要なポジションになります。それを自力で成し遂げることは、猫のプライドを尊重することにも繋がり、自信をつけさせることができます。

野性味が強いというと、ネガティブな印象を持ってしまうかもしれません。しかし、猫が持つ野性的な一面を逆手にとることで、不可能だといわれている躾もある程度は可能になります。最低限の躾は、快適に過ごせるだけではなく、災害時に避難を余儀なくされた場合にも役立ちます。ストレスを完全に排除することが困難なのは、人も猫も同様です。時々、完全室内飼育そのものがストレスになるのではないかという意見もあります。これは誤解です。室内のみで生活する場合も、猫らしい生活ができる環境を整えることでストレスを軽減することは可能なのです。

まとめ

抱かれる猫

我々人間にとって、ストレスは切っても切り離せないものでしょう。これは猫も同様のことがいえます。ストレスは生活するうえでクリアすべき課題でもあり、上手にコントロールしていかなければならないものでもあります。

猫好きな人にとって猫は、癒してくれるだけではなく時には憧れる存在でしょう。自由気ままに生きているように見える猫は、時間に追われることもなく厄介な人間関係もありません。しかしながら、猫の目線に立って日常生活を見つめなおしてみると、猫には猫ならではのストレスを抱えていることが分かります。

穏やかな日常の中にいると思われている猫も、実は万病の元と向き合いながら生きているのです。猫のストレスを軽視せずに、快適に生活できる方法を検討していきましょう。

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