猫が身の危険を感じた時にする行動5つ

猫が身の危険を感じた時にする行動5つ

どちらかと言うとビビりな性格をしている猫ですが、それは身を守る為に仕方ありません。ちょっとした事に敏感に反応して、ビクビクすることもしばしばです。猫が身の危険を感じると、どんな行動をするでしょうか?チェックして行きましょう。

1. 全身の毛を逆立てる

毛を逆立てる猫

猫が「危にゃい!」と感じた時、全身の毛を逆立てる事があります。恐怖を感じた時や怒って威嚇し、自分を強く大きく見せる時などです。猫は恐怖や怒り、興奮を感じるとアドレナリンが分泌され、それが筋組織に働きかけると毛が逆立ちます。

猫と暮らしていると驚いた時にぶわっと、全身の毛が逆立つのを目にすることができるでしょう。毛を逆立ててまで怒るのはまれです。よほどの事があったのでしょう。猫がそんな状態になっていたら、刺激しないようにして早急に退散することをオススメします。

2. 一目散に逃げる

逃げる猫達

猫が身の危険を感じると、まずは一目散に逃げていくでしょう。逃げるが勝ち、その通りです。猫の逃げ足と言ったらそれはとても早いです。猫が本気で走ると、トップスピードは時速50km弱にもなります。とっても早いのですがあまり持続力はなく、10秒程度しか持たないと言われています。

ただ、時速50kmで10秒走れば100m以上走る計算になりますので、危険から逃げるのには十分でしょう。「あ!危ない」と思ったら次の瞬間には姿を消しているのが猫です。

3. 攻撃する

攻撃する猫

元々猫は不用意なケガを負って命に関わるのを避ける為、喧嘩をなるべくしないようにする傾向があります。ですが、よほど危険を感じた時には相手に攻撃して身を守ろうとする場合も。

猫に攻撃されるとあの鋭い爪や牙が刺さり、大変危険です。下手をすると貫通してしまうこともありますので、猫を追い詰めないことが大切です。猫も身の危険を感じなければ攻撃することはありませんので、反撃に出るほど追い詰めないよう注意しましょう。

4. 隠れる

隠れる猫

身を守る為に隠れるのも、常套手段。敵の手の届かないような狭い場所や高い場所に逃げ込み、危険が去るのを待ちます。

猫が必死で隠れているのに、引っ張り出してはいけません。猫のストレスになりますし、恐怖が頂点に達した猫が攻撃してくるかもしれません。猫が隠れている時は、そっとしておいてあげましょう。

5. 固まる

固まる猫

危険を感じた時、怖すぎて固まってしまうことも。恐怖のあまりフリーズしてしまうのでしょう。猫が車に轢かれてしまうのが多いのも、この為だと考えられています。

ここまで猫を怖がらせないように、気をつけたいものですね。猫が身の危険を感じるのは、大きなものが迫ってきた時や低い唸るような声(音)が聞こえた時、突然の落下物などにも即座に反応します。猫のストレスになってしまうと困りますので、なるべく驚かせないようにしたいですね。

まとめ

のぞく猫

人からするとちょっとした事でも、猫にとってはおおごとだったりします。猫はストレスに弱いので、軽く考えずに猫が危険を感じないような工夫をしてあげましょう。安心して過ごせる環境作りも、大切です。

猫の幸せそうなゆったりした姿を見られるのも、安心できる環境が整っているからこそです。人も猫も幸せに暮らせるよう、猫目線での環境作りもしてあげましょう。

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