猫が行方不明になったら行きたい神社、試したいおまじない

猫が行方不明になったら行きたい神社、試したいおまじない

もし猫が行方不明になったら半径50m~100m以内を捜索するという方法が有効と言われていますが、それでも見つからない場合もあります。大好きな猫がいなくなったら自分の足でできる捜索以外にも様々な方法で戻ってくるようにしたいものです。中には猫にゆかりのある神社にお参りして愛猫が戻ってきたという人もいるそうです。そこで今回は「猫返し神社」と呼ばれる愛猫が戻ってくることをお願いできる神社を御紹介します。

ジャズピアニストの愛猫が無事戻ってきた猫返し神社

寝ている猫

東京の立川市に「猫返し神社」と呼ばれている神社があります。元々、この神社の正式な名称は阿豆佐味天神社(あずさみてんじんじゃ)と言うそうですが、とある出来事がきっかけでお願いすると猫が戻ってくる神社と信じられるようになったそうです。

その出来事というのは著名なジャズピアニストである山下洋輔さんという方が、どんな方法を試しても飼っていた愛猫が見つからず、万策尽きたところでこの神社にお参りしたところ、数日後に無事猫が戻ってきたということから猫返しの神社と呼ばれるようになったそうです。

また、この神社にはたくさんのお社があるのですが、その中に虫の蚕が作る繭(まゆ)を食い荒らすネズミの天敵である猫を神様のお使いとして祀っている所があるそうで、そのことからも猫にゆかりが深い神社でもあります。

また、猫が戻ってきてほしいと願う参拝者はお願いするだけでなく、境内にある「ただいま猫」という猫の像も触って愛猫の帰還を願うそうです。阿豆佐味天神社にお願いに行った際は忘れずにこの猫の像に触ってお願いしておきましょう。

猫返し神社にいる動物に優しい神様

この阿豆佐味天神社(あずさみてんじんじゃ)には調べたところ大己貴命(おおなむちのみこと)という名前がありますが、こちらは名前こそ違いますが大国主の命(おおくにぬしのみこと)という神様と同一の存在だそうです。

大国主の命は因幡の白うさぎという物語にも登場する動物に優しい神様です。物語の中ではうさぎはワニザメをだましたことで毛皮をはがれてしまいますが、大国主の命によって助けられます。

また、阿豆佐味天神社ではありませんが、埼玉県の秩父にある聖神社(ひじりじんじゃ)という所にもこの大国主の命という神様が祀られていて、ここには猫が何匹も住みついていて時おり姿を現わして参拝者をお出迎えしてくれます。

この聖神社にも何人もの神様がいるようですが、やはり動物に優しい神様が祀られているから猫達が幸せそうにしているのかもしれませんね。このように阿豆佐味天神社のような猫返し神社や、動物に優しい神様にゆかりのある神社で猫ちゃんの帰還をお願いしてみても効果があるかもしれません。

家でもできる猫が戻ってくるおまじない

猫返し神社のようにお参りして愛猫の帰還を願うこともできますが、猫がもどってくるおまじないというのはお家でもできるものがいくつかあるようです。例えば有名なおまじないでは和歌を使ったものがあります。

これは「立ち別れ いなばの山の峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む」という小倉百人首にある歌を紙に書き、東の方角や玄関の人目に触れない場所に貼っておくことで猫の帰還を願うおまじないです。

また、このように和歌を使ったおまじないの他にも、キャンドルや青いリボンを使った方法など猫ちゃんの帰還を願うおまじないは様々なものがあるようです。

もし、猫ちゃんがどうしても見つからない時は一つの方法として試してみてもよいかもしれません。

まとめ

神社にいる猫

いかがでしたか?迷子になった猫ちゃんの多くは、飼われている場所から離れていない所で発見されることが多いそうです。また、いなくなってしまったら遠くへ行かないうちにすぐに捜索することも大切なのだそうです。

また、どうしても猫が見つからない時は神頼みといような形にはなってしまいますが、猫ちゃんがいなくなった時は様々な方法を使って戻ってくるようにしたいものですから、神社やおまじないもその一つとして試してみるのもよいかもしれません。猫返し神社はご利益もあると言われる場所ですから、立ち寄る機会があればぜひ訪れてみてくださいね。

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