拗ねた猫がする行動とは?
猫は愛情不足やコミュニケーション不足などの理由によって、寂しい思いや悲しい気持ちにさせてしまうと、飼い主さんに対して拗ねた行動を見せるようになってしまうことがあります。
では、そんな拗ねている猫がする行動とは、どのようなことがあるのでしょうか。ご紹介させていただきます。
1. 呼びかけてもスルー
飼い主さんが猫とスキンシップをとろうとしたり「○○ちゃん〜」と呼びかけをしたりすることもあるかもしれませんが、猫が拗ねてしまっている状態だとその呼びかけに応えない、つまり無反応になってしまいます。
いつもであれば耳で反応したり、顔をこちらに向けて振り向いたり、近寄ってくるような愛らしい行動をしてくれるのに、呼びかけに対して「ガン無視」をするようになったときには、それは猫が拗ねているサインと考えられるでしょう。
このようなときには「どうして拗ねているのか」を考えて、改善できるように環境を見直してみたり、適度にスキンシップをとったりするようにしてくださいね。
2. 触ると嫌そうにイライラする
いつもなら触るとゴロにゃんこをしてくれたり、ニャーンと甘い声で幸せそうな表情を浮かべたりしてくれるのに、飼い主さんが触りだすと尻尾を左右にユラユラと揺らして「イライラするなあ」と嫌がる行動を見せることがあります。これは猫が何かの原因によってこの上なく拗ねており、飼い主さんとの信頼関係も崩壊しかけのサインです。
このようなときには、信頼関係をこれ以上崩壊させないようにするためにも、猫のストレスになってしまうようなことを改善したり、一時的におやつでご機嫌をとったりするなど、コミュニケーションをとるようにしなくてはいけないでしょう。
3. 飼い主さんと距離がある場所にいる
いつもなら同じ部屋、同じソファ、同じベッドなど、猫と過ごすときは「いつも一緒」で横にいることが多いこともありますよね。それなのに、飼い主さんがソファにいても猫は見渡す場所にはおらず「別の部屋」にいたり、どこか遠くから冷たい視線で見つめていたりするなどのことがあるときには、拗ねている可能性が高いでしょう。
このようなときには「どうしたの?」と声をかけてあげたり、餌があるかトイレがキレイかなど猫の身の回りで不満がないか、見直してあげたりするようにしてみてくださいね。
4. 隠れる
いつもはそばにいる猫が、ふすまや家具の下などに隠れるような行動をすることがあります。これは、「構われたくない」と拗ねてしまっていることもありますが、どこか病気などによってその病気を周りにバレてしまわないように隠そうと、ひっそりと隠れて安静にしている可能性も考えられます。
いつもはしないような行動をしたときには「餌を食べているか」「トイレはしているか」などを確認し、猫の様子を見てあげるようにしてくださいね。
5. 触ろうとするとどこかへ去る
飼い主さんが猫を構おうとしたりすると、それを避けるようにどこかへ去ってしまったりすることありますよね。これは「今そんな気分じゃない」と思っていることも考えられますが、なかには「触ってもらいたくないよ」と拗ねてしまって、わざとこのような行動をとっているということも考えられます。
このようなときには飼い主さんの気分で触るのではなく、猫が構ってほしいと甘えてきたときに応えてあげられるように努めると、その猫の態度は改善されるでしょう。
まとめ
猫が拗ねてしまうと、飼い主さんに「懐かなくなるような行動」をするようになってしまいます。猫は飼い主さんのことが大好きですから、その分ふだんから構ってあげないと、寂しい思いや悲しい気持ちにさせてしまうことがあるようです。
それが原因によって拗ねてしまわないようにするためにも、日頃からスキンシップをとることが大切です。
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