1.寒い…
寒いと、猫は丸くなります。あの童話の、「♪猫はこたつで丸くなる〜」の通りですね。丸くなってお腹を保護することで、体温が体から逃げるのを防いでいるのです。
丸まったまま横になって寝てしまうと、いわゆる「ニャンモナイト」が出来上がります。冬の風物詩?です。
思わずお腹辺りに指を差し込みたくなりますが、猫が起きてしまうと可哀想なので、その誘惑と戦ってください。
2.警戒
警戒している時も、丸くなります。なぜなら、猫にとってお腹は急所でもあるから。
守る骨がなく、でも命を保持するのに大切な内臓が詰まっているお腹をガブリとやられたら、猫は一溜まりもありません。ですから、身を守る為に丸くなるのです。
3.幸せにゃ
幸せを感じている時も、丸くなります。先ほどご紹介したニャンモナイト状態の時は、すぐに起き上がることができません。
つまり、猫がこの上なくリラックスしている状態だということです。全く警戒していないのですから、猫は幸せですよね。つまり、ニャンモナイトは猫の幸せの、象徴でもあるのです。
4.遊んで欲しいです
飼い主さんに遊んで欲しい時、必死で床にゴロゴロしながら、アピールして来ませんか?丸くなってクネクネ〜、チラッと飼い主さんの方を見上げてはまたクネクネ…
可愛いですよね!猫の遊んでアピールは、その猫によってやり方が違うようです。猫によってはあまり丸くならずに、お腹を見せたままじ〜っと目で訴えてくるパターンもあります。
良く分からないのが、「遊んで!」と丸くなってクネクネしてくるくせに、近づくと逃げるというパターンです。筆者宅の猫はこんなのが1匹いて、正直どうしたいのか未だに良く分かりません。
5.具合が悪い
猫は具合が悪い時、体を丸めてじっとうずくまることが。猫は多少体調が悪くても、いつも通り平然と暮らしてしまう生き物です。
ですので、飼い主さんが「猫の様子がおかしい!」気が付いた時は、相当に悪くなっている事もあります。
でも、どこかにサインは出ているハズですので、何となく違和感を感じたら、猫の様子をじっと観察してみて下さい。そして、必要があればかかりつけのお医者さんに早めに相談しましょう。何事も、早期発見が大切です。
まとめ
今日のねこちゃんより:リサ / ♂ / ロシアンブルー / 5kg
猫が丸くなっていると、そのまま抱えてギュッとしたくなります。猫にとったら迷惑極まりないことでしょうが、たくさん愛でてあげると良いでしょう。
具合が悪くて丸くなっているときには、気をつけてあげてください。その他にも、食欲や排泄の様子を見てあげると、猫の体調不良に気づきやすいでしょう。
猫の様子を見るのは、癒されるだけでなく猫自身の体調管理にも繋がります。癒されつつ、様子がおかしなところはないか、しっかり確認してあげましょう。