猫が部屋を散らかす6つの理由

猫が部屋を散らかす6つの理由

部屋を散らかすのは、やんちゃでおてんばな猫だけとは限りません。大人しい猫でも、部屋を散らかしてしまう事はあります。部屋を散らかされると、怒ってしまう飼い主さんはまず、猫が部屋を散らかす理由を知る事が大事でしょう。

猫が部屋を散らかしてしまう原因

植木鉢をぶちまける猫

部屋を片付けても掃除しても、猫に散らかされてしまうのが悲しいですよね。猫が部屋を散らかすのは、理由があるからなのでしょう。猫が部屋を散らかす理由について探って見ましょう。

1 退屈しのぎ

砂と猫

「あーつまんにゃい」「暇だにゃー」と思ってしまった猫は、楽しい事がないか部屋の中を探検します。ゴソゴソと奥から物を出してきたり、登った事のない高い所にまで登ってみたり、物を倒したりとあちこちと動き回ってしまいます。やることがなく退屈に思うと、飼い主さんがいない間に部屋を散らかして驚かせてくれるのでした。

2 運動不足

眠る猫

猫は部屋を散らかすつもりはないようです。しかし暴れていたら、部屋がぐちゃぐちゃになってしまうこともあります。エネルギーを発散できていなかったり、運動不足から部屋の中を走り回り、飛び跳ねてしまって散らかしてしまうようです。猫本人も、暴れ終えて落ち着いたときに部屋中の物が散乱しているのに驚くことでしょう。

3 ストレス

もぐる猫

むしゃくしゃして、自分でも思わぬ行動をとってしまう感覚なのでしょう。ストレスが理由で、部屋で暴れてしまう猫もいるようです。ストレスが溜まってしまうと、今まで見たことないくらい部屋を散らかす場合も。コードを噛む、壁をボロボロにする、トイレの砂を掻き出すなどされてしまう事もあります。

4 要求が通らない

ドアップの猫

猫が、一生懸命飼い主さんに伝えようとしても、飼い主さんに要求が通らない時もあります。甘えてみても、鳴いてみても一向に聞いてくれないと、猫も反撃してくるのでしょう。「くやしい〜」と要求が通らない事に腹を立ててしまったようです。飼い主さんが困る事をしてやろう、こうすれば飼い主さんが構ってくれるだろうと部屋を散らかしてしまうのでしょう。

5 不安

ソファーの後ろに隠れる猫

留守番をさせられて不安になる猫の場合、飼い主さんがいない不安から部屋を散らかす事もあります。不安定になった気持ちを落ち着かせたくてやってしまうのかも知れません。それとも、飼い主さんに不安な気持ちを気づいて欲しくてやっているのかも。

6 八つ当たり

毛を逆立てる猫

自分の思いを上手く処理できない猫もいます。そんなときに、ほこ先を物にぶつけてしまう猫もいるのでしょう。先輩猫にいじめられたときや、怖い思いをしたとき、思い通りにいかないときなんかに、部屋にある物に八つ当たりをしてしまうようです。こういう猫は、ストレスが溜まりやすいタイプなので、注意してあげないといけませんね。

猫が部屋を散らかす時の対処法

猫とのバランスをとる

猫の頭を嗅ぐ人

猫が部屋を散らかす理由は、お互いの関係のバランスの均衡がとれていない場合があります。飼い主さんが猫に構いすぎている場合と、スキンシップがとれていない場合のどちらかです。

猫を甘やかし過ぎるとわがままになり思い通りにいかないときに部屋を散らかしてしまいます。反対に寂しい気持ちが募り部屋を散らかして伝えると言う事もあります。猫と上手く生活するには、お互いがストレスにならないようにバランスを保つ事も必要なのでしょう。

気持ちを理解する

お腹の上に乗る猫

我々と同じく、猫にも感情はあります。寂しい、不安、悲しいなどの不満に思う感情ももっているのです。猫の気持ちを理解できるのは飼い主さんだけです。猫がストレスに感じていないか、不安になる事をしていないかなどを理解してあげなければいけません。些細な事も見分けられる力は必要なのでしょう。

ケージを使用する

ケージの中の猫

部屋を散らかしてしまうと、猫のケガや事故も心配です。外出して留守番させる時は、ケージに入れておくという選択肢もあります。帰宅して部屋がぐちゃぐちゃになっているのも大変ですが、猫にもしもの事がある方がもっと大変ですよね。とくに、子猫は一人にしておくと危険が高まるので、ケージに入れておく方が安全になるでしょう。

まとめ

絵具を散らかす猫

猫が部屋を散らかす理由について書きました。帰宅してみると、部屋が散らかり放題でびっくり!という経験はあると思います。飼い主さんが家にいても、猫が部屋を散らかす事もあります。どちらの場合でも、猫がストレスや不満を持っている可能性があります。

部屋の中にある物が危険になるなら、対策をとるなどして防いだり、猫の気持ちに気づいて愛情を注いであげていきましょう。

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