猫は幽霊が見えるの?不気味な行動について
猫を飼っていると飼い主さんが理解し難いような行動をすることがありますよね。
そんな中でも「幽霊が見えてるの?」と言いたくなるような不気味な行動をするときは、本当に気持ち悪いと感じてしまうこともあると思います。
では、猫が幽霊が見えているかのような不気味な行動をするものは、どのような例があり意味があるのでしょうか。
1.何もない所をジッと見つめる
飼い主さんには何も見えないのに愛猫が突然天井や壁などの「何もない場所」をジッと見つめて動かなくなってしまうことがありますよね。飼い主さんには何も見えないことから「幽霊でも見えているの?」と寒気がしてしまいそうですが、その真相は「音や光」が関係しているようです。
人間には何も見えておらず、聞こえていなくても猫には一瞬の「反射をした光」や「外の世界の音」が聞こえていることもあるのです。ですからもしかすると、野良猫の喧嘩の鳴き声が聞こえて、音の聞こえる方向に集中をして向いているのかもしれません。
またある説によると猫などの動物は「紫外線が見える」というデータもあり、飼い主さんが見えていないだけで紫外線を見ているということも考えられます。
2.見えないものを追いかけだす
猫は一匹で突然夜中に走り出したり、おもちゃを放り投げたわけでもないのに「何かを追いかけだす」という不気味な行動をすることもあります。
飼い主さんとすれば「幽霊を追いかけてる?」と気持ち悪くなってしまいそうですが、これはただ走りたい気分だったり飼い主さんには見えないようなホコリなどを追いかけているだけのこともあるようです。
またあるときには飼い主さんにとっては嫌なものですが、「小さな虫」を追いかけているのでそのような不気味な動きをすることもあるのです。
3.ケケケと奇妙な鳴き方をする
猫は上を見上げて突然「ケケッ」と笑うように鳴いてみたり、窓から外を見て「ケケケケ」と高速に奇妙な鳴き声で鳴くことがありますよね。
猫は「ニャーン」と鳴くイメージが強いので、このような鳴き方をされるとビックリしてしまいそうですがこれは猫が「何か捕まえたいのに手に取れないとき」などにこのような鳴き方をするようです。
これは、クラッキングとも呼ばれ天井で光を見つけたときや外でスズメが飛んでいるときなどに、この不気味な現象を見せるようです。
4.急に驚いたように振り返る
猫は俊敏に突然「ナニ!?」と後ろを振り返ることがありますよね。何もしていないのに突然飼い主さんの方向を慌てて見つめてみたり、驚いたように振り返るような仕草をすると「何か見えるの?」と飼い主さんも怖くなってしまいますよね。
しかしこちらも「突発的に何らかの音が後ろで聞こえたとき」にこのような行動をするだけであって、幽霊が見えているわけではないようです。
5.何もないのに猫パンチをする
猫は突然おもちゃがあるわけでもないのに、空中で猫パンチをすることがありませんか?これは宙に浮いているホコリや虫を見つけて遊んでいる場合や、水が手について濡れてしまい気持ち悪いと感じて振るっている仕草がこのように見えてしまうことがあるようです。
まとめ
今日のねこちゃんより:茶々丸 / ♂ / 4歳 / 茶トラ / 6.9kg
猫が不気味な行動をすることはよくあるものです。「幽霊が見えているの?」と不安になってしまいそうですが、それは紫外線や人間には聞こえない音が聞こえていることによって、このような行動をしているようなのであまり心配をする必要はなさそうです。