猫が自分より偉いと思っている人に対しては?
猫が飼い主に対して、上か下か決めているのかは定かではありませんが、猫の世界でも自分より上の物、下の物という感覚があります。猫が自分よりも上だと思っている人には、こんな態度を取ります。
自分から挨拶する
猫界に上下関係はないものの、ボス猫というのは存在します。ボス猫は自ら挨拶はせず、他の猫が挨拶に行きます。これは人間界も同じでしょうかね?ですから、猫は自分よりも上だと思っている人には、自分から挨拶に来ることが。
甘える
猫に甘えられたら、自分よりも偉いというか、たぶん母猫的な存在だと思われてます。自分を守ってくれる人だ!と。「苦ししゅうない」とたくさん甘えさせてあげましょう。
先に目を反らす
自分よりも上だと思っている人に対しては、目があったときに先に、猫の方から目を反らすことが多いです。猫の世界では目をじっと合わせることは喧嘩を売っている、という意味になるので、目下の方から目を反らすのが、礼儀なのです。または、大好きな人に対しては、ゆっくりとまばたきする場合も。これは親愛の情を伝えている、と言います。
筆者も、猫と目が合ったときは、まばたきをしています。すると、まばたきを返してくれるか、目を反らすかしてくれます。もちろん、猫の方からまばたきをしてくれることもあるので、とても幸せな気持ちになります。まばたきは、猫と気持ちが通じ合ったような気分になるので、オススメのコミュニケーション方法です!
猫が自分のが偉いと思っているとき
猫が自分の方が上だと思っている人には、こんな行動を取ります。
上に乗って寝る
人の上に乗って寝るのは、その人のことを信頼しているのですが、若干「自分のが上」と思っているフシがあるようです。体の重みで、その重圧を表しているのでしょうか?程よく目が覚める、重み感です。
都合の良いときだけ近寄ってくる
都合の良いときだけ近寄ってくると言うのは、「猫ならばみんなそうなんじゃ?」と思いますが、自分の方が上だと猫が思っていると、猫が気分でないときに人が近寄ると怒ったり、嫌がったりします。
「気安く近寄るんじゃにゃぁぁい!」とでも、思っているのでしょう。まるで思春期の娘に拒否られる、父親になった気分です。頑張りましょう。
攻撃する
自分より下だと思っている存在には、攻撃してきます。その動機は、八つ当たり、ストレス解消など…いわゆるサンドバッグ状態にされるのが、シモベの辛いところです。
無視
無視は、猫の下の者に対する普通の態度です。チラ見くらいはするかもしれませんが、基本はスルーです。うわぁぁん!
邪魔猫になる
信頼している飼い主さんには、邪魔猫になって甘えます。飼い主さんが見ている雑誌の上やキーボードの上にどでんと寝転んで、構えアピール。甘えつつも自分のが優位だと、アピールしています。
まとめ
猫の態度を見ていると、よほど嫌っている人でない限りは、上に見たり下に見たり、その時々で気分が入れ替わっているような気がします。あくまでも個人的な意見ですので、ご参考までに…。
普通に飼い主さんと信頼関係がある場合、時に甘えたり、時に飼い主さんを翻弄させたりというのが、常でないでしょうか?気まぐれな猫らしく、優劣も気分で変わるのかもしれませんね。