猫が寝る前、どんなルーティンがある?
猫が寝る前、どんなルーティンがあるのでしょう?
1.ふみふみ
眠くなるとおもむろに飼い主に近づき、お腹付近をふみふみしてくる猫。あるあるな光景です。猫がふみふみするのは、飼い主のお腹だけじゃありません。毛布やタオルなど、ふわふわしたものならばOKなようです。これをしだしたら、「あぁ、眠いんだなぁ」と思ってあげてください。しばらくすると、眠りについていることでしょう。
2.毛づくろい
寝る前に入念に毛づくろいをすることも多いです。身だしなみを整えているのか、それとも自分の匂いをバッチリ付けて、安心して眠りたいのか…
毛づくろいは猫にとって体を清潔に保つ大事な作業ですから、なるべく邪魔しないであげましょう。とは言っても、一生懸命ペロペロしている姿に思わずちょっかい、出したくなってしまいますけどね。
3.快適な寝床を確保
ぐっすりと快適に眠れる、寝床も確保しなければいけません。猫はどういうセンサーがあるのか、快適な場所を探すのがとても上手です。その場所は、飼い主からすると意外な場所かもしれません。
高級な猫用ベッドを買ってきても、使ってくれない場合も良くあります。また、飼い主の布団やソファを取られることもありますので、ご注意ください。
4.飼い主さんに撫でて貰う
今日のねこちゃんより:黒チャン / ♀ / 13歳 / 黒猫 / 1.5kg
眠たくなると甘えてきて、「撫でて〜」と近寄ってくる猫も。一通り撫でて貰って満足したら、寝に入ります。
しばらく飼い主の膝の上で、眠くなるのを待つ猫もいます。筆者宅の猫は膝に乗ってきたと思ったら、少しすると本格的に眠るのか、いつもの場所に移動します。
5.ご飯を食べる
寝る前に腹ごしらえをする猫もいます。お腹がいっぱいで眠くなるのは人も猫も同じようですが、猫は食べてすぐに寝たからと言って、太ることはないよう。羨ましいです…
6.暴れる
睡魔を呼び寄せる為なのか、寝る前に余ったアネルギーを発散させるかのように暴れる猫も。夜の運動会が、良い例です。飼い主は寝ているのに、お構いなしにドタバタ…安眠妨害になりますので、寝る前に十分、遊んであげると良いでしょう。歳を重ねるごとに、暴れなくなる場合もあります。
7.飼い主を舐める
飼い主を、しつこいくらいに舐めてから寝る猫もいるよう。舐め好きな猫、いますよね。嬉しい反面、あのジャリジャリの舌で舐められると、正直痛い場合もあります。ほどほどのところで避け、遠慮してもらった方が良いかもしれません。
8.飼い主を噛む
人の赤ちゃんのように、寝ぐずりする猫もいます。飼い主を噛んでぐずるのです。眠いけど寝たくない、寝たいのにうまく眠れないなど、理由があるよう。飼い主ではなく毛布やおもちゃなどを噛んで貰うようにしましょう。もちろん、誤飲にはお気をつけください。
9.鳴く
寝る前に鳴くのは、母猫に毛づくろいを要求しているから、と言われています。母猫=飼い主の場合が多いので、「触って〜!」と言っているのでしょう。
10.ボ〜ッとする
猫が寝る前と言えば、それはそれは、面白い顔になることを、ご存知ですか?寝る寸前の猫を、良く観察して見てください。
だんだんと焦点が合わなくなり、目が徐々に閉じていきます。結構目つきが悪くなることもあるのですが、喧嘩を売っている訳ではありません。次の瞬間眠りに落ちているでしょうから、あの面白い顔は眠かったんだ、と理解してあげてください。
まとめ
今日のねこちゃんより:メル / ♂ / ブリティッシュショートヘア / 3.8kg
猫によって寝る前にする仕草は、違います。良く猫を観察していると、分かってきます。この仕草をしたら寝るんだな、と分かれば、なんとなく便利じゃないですか?寝る前のルーティーンワーク、見つけてあげてくださいね。