寝相がおかしな猫の出来る訳
にゃんで猫の寝相が、悪くなってしまうのでしょうか?
1.最高にリラックスしているから
良くある寝相が悪いパターンが、いわゆる「ヘソ天」と呼ばれる仰向け姿勢。とてもじゃないけど元野生動物とは思えない警戒心のなさが、可愛くもありだらしなくもあり…
急所であるお腹を出して寝るなんて、無防備過ぎる!でもこれは、最高にリラックスしている証拠なのです。「ここには、危険はないにゃ」と猫が実感しているからこその、寝相なのです。飼い主さんとしては、嬉しい寝相ではないでしょうか?猫にリラックスできる環境を、提供できているまぎれもない事実ですので。
2.暑い!
猫が仰向けのだらしない寝相になる理由、リラックス以外にもう一つ、ありました。それは、暑い時です。暑いと猫は、お腹を出して体温を逃します。場合によっては、前足も後ろ足も、口さえも開いて…
3.熟睡してて…
1日のほとんどを寝て過ごす猫ですが、大半が浅い眠りです。でも4時間程度は、熟睡しています。そうでないとやはり、寝不足になってしまうからです。
この熟睡タイムがクセ者で、猫の寝相の悪さを冗長させているのです。熟睡状態の猫は、自分がどんな寝相になっているのか、把握していません。いつの間にかズルズルと体が勝手に動いていき、あられもない格好になっていることもしばしば。
4.落ち着くから
ネル / ♀ / 雑種(ミックス) / 1kg
「それ、どうなってるの?」と言う不思議な姿勢で、寝ている時ありますよね?でも猫にとってはその変な格好が、落ち着くのだと思えてなりません。
だってどんなにねじ曲がっていても折れ曲がっていても、苦しさなど微塵も感じさせずに落ち着いているのですもの。きっとその変な格好が、猫は快適なんです。人間には到底できない、寝相ですが。
5.気持ち良い
どうして寝相が悪いのか、と言われれば、それが気持ち良いからではないでしょうか?自分の快適さを追求する猫ですから、きっと変な寝相が気持ち良いのです。そうでなかったら、しないでしょう。猫が自分で快適さを追求した究極の寝相が、変な寝相だと言うことです。
6.ベッドの形に合わせて
狭いところにきゅうきゅうに詰まるのが大好きな猫。その狭〜いベッドに合わせて体を調節していたら、寝相が悪くなってしまったとも、考えられます。にゃん体動物の猫は、どんなベッドの形にも、合わせられます。それがハタから見ると、どんな面白い格好になっているとも知らず…
7.性格
筆者宅の猫たちを見ていると、比較的警戒心の薄い猫は、良くどで〜んと惜しげもなくお腹を見せ、お股を広げ、可愛いもふもふのクッション状態になって、寝ています。
一方警戒心の強い猫は、起きている時に仰向けになることはあれど、さすがに寝ている時にはお腹全開状態にはなっていません。
急所であるお腹を晒しながら寝るのですから、よほど自分に自信がある猫か、警戒心が薄い猫でないと、難しい寝相なのではないでしょうか?
まとめ
寝相が悪いのは可愛いけれど、飼い主の布団を取る寝相の悪さは、勘弁して頂きたいですね。布団に対して横向きに寝ないでって、ね?寝相の悪さは、飼い主さんに似るとか似ないとか…?気を引き締めて、行きましょう!