猫の集中力が発揮される場面
1 毛づくろいしているとき
毛づくろい中の猫は、邪魔されても無反応なくらいに集中しています。毛づくろいの途中に、背中を「トントン」としても全く反応してくれません。きっと気づいているのでしょうが、今はそれどころじゃないと言うところでしょう。
2 窓の外を眺めているとき
窓を眺めているときは、呼んでも振り向いてくれません。何かに取り憑かれたように、じっと外を見つめています。窓から見える景色に集中しているようです。猫も、探偵のような見張りができる一面がありそうですね。
3 おもちゃに飛びかかる前
飼い猫なら、おもちゃで遊ぶ姿に集中力が溢れています。おもちゃを獲物に見立てて遊ぶ様子が真剣そのものです。いつ飛びかかろうか、おもちゃの動きをよむ、隙を探すなど、神経を集中させている姿を見せています。
4 ご飯を食べている最中
大好きなご飯を食べているときは、集中しています。お皿に入ったご飯を、全て平らげようと必死で食べています。美味しい物を食べているときの猫は、夢中で食べる様子が見られます。
5 ぐっすり寝ているとき
遊び疲れた、昼寝をあまりしていない、心地よい場所などから深い眠りについているようです。ぐっすり寝ている猫は、寝るのに集中できているのでしょう。猫は寝ているときも神経を張りつめている方が多いのですが、寝ることに集中する時間も必要なのでしょう。
猫が集中しているときに見られる行動
1 静止
毛づくろいをしているときは、よほどのことがない限り集中しています。突然の大きな音には、さすがの猫も「何だ?」と動きが止まります。
毛づくろいの途中のせいで、片足は上がったまま舌をだして静止してしまいます。他のことに気がいってしまうと、ポーズも気にせず集中している様子が見られます。
2 瞬きせずに一点を見つめる
窓の外を見つめる猫の視線は、どうなっているのでしょうか?猫の顔は真剣に何かをとらえて離しません。猫の目の前に「おーい」と手をかざしても、瞬きせずに一点しか見ていません。猫の集中力には恐れ入りました。
3 目を開いてお尻をふりふり
猫が獲物を捕まえるときは、瞬間を逃さないように集中しています。瞳孔を開いた大きい目は、獲物をとらえています。瞬発力をだせるように、お尻を振って飛びかかる体勢になります。猫が低い体勢でお尻をふりふりしているときは、集中しているポーズです。
4 揺らしても起きない
集中して寝ている猫は、起こしてもなかなか起きません。脳もおやすみ状態なのでしょう。猫の名前を呼んで聞こえていても「眠いから寝かせて」と起きないのでしょう。猫が集中して寝ているときは、ゆっくり寝かせてあげないといけませんね。
まとめ
猫が集中しているときに見られる行動を紹介しました。猫の集中力は、邪魔しても途切れないくらいの高さがあります。猫が集中できるのは一瞬だと思いますが、その瞬間に全ての神経を集めているのでしょう。猫を集中させるものが目の前にあると、それしか視野に入らなくなるようです。自分の格好など気にしないで、それだけに集中する猫の行動には魅了されてしまいますね。猫が集中しているときはくれぐれも、お邪魔しないように気をつけましょう。