猫が人の間に割り込んでくるのはなぜ?5つの心理

猫が人の間に割り込んでくるのはなぜ?5つの心理

ムギュギュギュ…わざわざ人と人との隙間に割り込もうとする猫…。他にも場所はたくさんあるのに、どうして狭いところに入ってこようとするのでしょうか?猫は謎の行動が多い生き物ですが、この割り込むという不思議に迫ってみましょう!

猫はどうして割り込む?

壁を破って顔を出す猫

なぜ猫は、わざわざ人の間に割り込むのでしょう?それには、以下の心理が考えられます。

1.暖かいから

暖房の上で眠る猫

人と人の間はそれは暖かいですから、猫が割り込みたくなるのも分からないではありません。特に寒い時期なんかは間に挟まって、ほっかほか感を満喫したいのではないでしょうか?ムギュッとされたその感じに、心地よさを感じている場合も。

そもそも子猫のときは母猫や兄弟猫とくっ付きあって寝ることが多いですから、その名残でギュムムと割り込んでくることは考えられます。人がくっついていると「何?何?入れてよ〜!」と思わず、割り込みたくなってしまうのでは?

そんなときは、猫を極上の暖かさで包み込んであげましょう。ナデナデしたり優しく声をかけたりすれば猫も満足して、割り込みを止めて…はくれないかもしれませんが。

2.ヤキモチ?

暗がりの中で不機嫌そうな猫

人と人が仲良くしている光景にヤキモチを感じて、割り込んでくる可能性も考えられます。猫にヤキモチという感情があるかどうかは定かではありませんが、猫が割り込んでくるときの理由として一般的に言われています。

嫉妬深くても猫は可愛く思えてしまいますし、猫に嫉妬されるなんて、ちょっと嬉しいと感じる人は、多いのでは?

筆者の持論にはなりますが、猫には縄張り意識があるので、くっついている1人の人を自分の縄張りだと思っていると、もう1人の人に縄張りを侵害されていると思ってしまう可能性も。「この人は自分のだにゃ」と主張するために割り込んでくるかもしれません。

人同士がくっついて猫の匂いが消えてしまい、そのことに不安を感じて割り込み、匂い付けをするということも考えられます。

3.構ってほしいから

手を伸ばす猫のシルエット

猫は自分に関心が向いていないと、気を引こうと邪魔をしてきます。なので、人がくっついていて猫のことを見ていないと、「ここにいるんですけれど…構ってはもらえませぬか?」とアピールしてくるのでしょう。

特に甘えん坊の猫が、邪魔猫になる率が高いです。人同士が仲良くくっついていても、時々猫の方を振り返って、人と猫でくっ付き合うのも良いのではないでしょうか?

邪魔猫は困ったような嬉しいような、そんな微妙な空気を産んでくれます。そこがまた何とも言えない猫の持ち味です!

4.どけコール

不機嫌そうな顔をした子猫

人が座っている場所に猫が座りたいとき、強引にその場所を奪おうと割って入ってくるかもしれません。そこまでする猫はあまりいないでしょうが、可能性としてはあり得ます。

何せ対猫では場所の奪い合いが発生するので、対人でもないとは言い切れません。猫がおもむろに近づいてきて、カプッとしてきたり手でちょいちょいしてきたりしたら、「そこ、座りたいんだけど。どいてくれる?」のアピールの可能性が。

5.良い枕だと思った

小さな枕を使って眠る子猫

人と人の間がちょうど良い枕だと思った、との可能性も。猫からしたら、人の体は心地良い枕になることがあります。

「にゃんだか気持ち良さそうな枕があるにゃん!」とウッハウハな気持ちで、ムギュッと割り込んでくるのかも。猫に枕にされるのは、ちょっと嬉しい瞬間ですね。

まとめ

部屋の家具の間に入り込む猫

猫が割り込んでくるのは、総じて自分の快適さを求めているときのよう。ここまであからさまに、いや素直に行動できるのは、ある意味うらやましさを感じます。

でも猫だからこそ許される行動。人がやったらきっと、思いっきり非難されてしまうことでしょう。猫ってすごいですね!

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