猫の9つの気持ち
膝の上の不安定な場所で、どうして猫は毛繕いしてしまうのでしょうか?膝の上で毛繕いをしてしまう気持ちを紹介してみましょう。
1 落ち着いている
そもそも猫が膝の上に乗ってくるのは、信頼しているからです。嫌いな人には乗ってこようともしないため、膝の上に乗られると好かれている証拠なのでしょう。猫の気持ちは落ち着いており、安全な場所での毛繕いということが言えるでしょう。
2 落ち着こうとしている
もしかすると、実は猫の気持ちは落ち着いていないと言う答えも想定できます。
猫の気持ちが落ち着かない状況なので、安心できる人の体に乗って、落ち着こうとしている様子なのでしょう。
3 安心できる場所を求めている
猫は安心できる場所を探すのは得意です。ここなら安心できる、と思うのが飼い主の膝の上なのでしょう。
膝の上に乗るのが好きな猫は安心を求めている、温もりを求めているのことから、毛繕いをして「安心している」と言うアピールをしているのでしょう。
4 寝る準備をしている
ご飯も食べ終わったし、あとは寝るだけなのです。ご飯の後は、毛繕いをするのが猫の流れです。お腹いっぱいで満足したので、膝の上で寝る準備をしているのでしょう。
5 自分のテリトリーと思っている
猫は飼い主さんを自分のテリトリーにしているようです。自分のテリトリーが、飼い主さんの膝の上ということなのでしょう。
「自分の場所」「優位性」を表しているのかも知れませんね。そして、他の猫に取られないように、膝の上を陣取っているのでしょう。
6 毛の乱れを直している
飼い主の膝の上に飛び乗ったはいいものの、毛が乱れて気になってしまったのでしょう。また、飼い主に触られて「整えなきゃ」「乱れたにゃー」と気になる所を直そうとします。安心な場所に来た猫は、単純に毛の乱れを直しているだけのようです。
7 逃げ場所にしている
猫同士で追いかけごっこをしているときに、そのまま飼い主の膝の上にダイブしてきたり、膝の上に逃げ込んできたりします。
「焦ったー」「落ち着こう」と言う感じで必死に毛繕いをします。猫が逃げ場所に選んだのは、安全と思える膝の上だったのでしょう。
8 待つ間の身だしなみ
猫はご飯を待つ間、遊んでもらうのを待つ間に毛繕いをして、気を持たせようとします。「もうすぐご飯だから、それまでに毛繕いをしておこう」と言う心の準備のようなものでしょうか。
しかし飼い主がご飯を忘れていると、猫も焦りだしてきます。飼い主の膝の上に乗ってアピールをしますが、毛繕いもしないといけません。
ご飯のアピールと焦る気持ちが入り交じり、膝の上でやってしまうこともあるのでしょう。
9 膝の柔らかさがちょうどよい
猫が膝の上で毛繕いをするのは、そこでするのが癖になっている場合もあるでしょう。なぜなら膝の柔らかさが心地よい場所だからです。
あぐらをかけば、猫の体もすっぽりおさまるし、膝の間で体のバランスが取りやすいので、毛繕いがしやすい場所なのです。体の柔らかさやフィット感が、ちょうど良いのでしょう。
まとめ
膝の上で毛繕いしてしまう猫の気持ちを紹介してみました。膝の上でも、豪快に毛繕いをする猫、様子を伺いながら毛繕いする猫、舌をしまい忘れるマヌケな猫など、気持ちの状態も様々なのでしょう。
ひとつ言えることは、飼い主の膝の上が安心できる場所と言うのは確かだと思います。私の猫の場合は、膝の上に乗ってくると毛繕いをします。そのときに、毛繕いを手伝うことがあります。
猫の足を猫の目の前に持っていくと「足もやらなきゃ」と、ぺろぺろ舐めだします。舐めている間は足を持ってあげますが、そのポーズが可愛いくてたまらないと思ってしまいます。そのときは猫が心を許してくれてると思えます。