1 猫が何か狙っている!?
のそのそ歩くとは、ゆっくりと歩くことです。
猫が何かを狙うときに、のそのそと歩くのです。
人間の食べ物を狙っているときや、獲物を見つけたときなどに、体制を低くしながら忍びよろうとします。物音を立てずに忍び足で何かを狙っているのでしょう。
2 猫が警戒している
猫がのそのそと歩くときは、警戒している様子です。
猫がパトロール中は、部屋の中をゆっくりと見渡しながら「異常なし」と歩いています。
何かに遭遇したり、異常を感じたりしたときは警戒体制をとり、更にのそのそスピードになってしまうようです。
3 猫が肥満気味かも!?
猫がのそのそと歩いてしまうのは、少し体が重いのが原因です。
動作がてきぱきして見えなかったり、歩き方がゆっくりになってしまったりするのも体重が重いからなのでしょう。
体の大きな猫や肥満気味の猫は、のそのそと歩いているのが、普通のスピードと感じてしまっているようです。
4 猫の老化現象!?
のそのそ歩くとは、動作が鈍くグズグズして見える様子でもあります。
猫の動きがゆっくりしてきて、しまりがなく見えてしまうのは歳のせいかも知れません。
歳をとったら歩くスピードもゆっくりしてしまいます。のそのそ歩くのは、猫の老化現象も考えられるでしょう。
5 猫が考え事をしている!?
猫がのそのそ歩いてしまうのは、シンキングタイム中のようです。
「どうしようかな?」「やることないし寝ようかな」と、あまり深い悩み事でもなさそうですが、のそのそ行ったり来たり歩くのです。
6 猫のやる気がない
猫はご飯や遊びなど、自分にとっての楽しいことになると、きびきびした動きになります。
なのに、やる気がないと面倒くさそうな態度をとるのです。猫を遊びに誘って見ると、私の後をのそのそしながら着いてきます。
朝起きると、猫ものそのそと起きてきます。いまいち気分がのらないときは、やる気スイッチを押してあげましょう。
猫がのそのそ歩くのは病気!?
ケガしていない?
猫の歩き方が変だと思ったときに、いつもよりスピードが遅いだけでなく、足を痛そうにしていたり引きずったりして歩いていませんか?
高い所から落ちて打撲やケンカして、足を傷めてしまったなどの可能性があります。
猫がどのような行動をしていたのかが重要ですが、捻挫、脱臼、関節炎などの疑いもあります。
猫の足が腫れていたり、出血したりしていないか、足をしきりに舐めていないかなどの症状がないか確認してみてください。
肉球が痛い
猫がのそのそと歩いてしまうのは、肉球に異常があるのかも知れません。
肉球を地面につけたくないので、スピードもゆっくりになってしまうのでしょう。
肉球がひび割れしていたり、腫れていたり、ガラスなどが刺さっているなどの可能性もあります。猫の肉球に異常がないか、確認してみてください。
骨や関節に異常
老化が進むと、猫も骨や関節が弱ってきます。
猫がのそのそ歩くようになるのは、関節症や骨粗鬆症などが原因かも知れません。
高齢になると猫も骨や関節がもろくなりやすいのです。健康維持のためにも、運動やフードに気を使っていかなければいけません。
椎間板ヘルニア
猫にも椎間板ヘルニアになる可能性はあります。
高齢猫だけでなく、若くても肥満が原因で腰に負担がかかりやすくなってしまうのです。
激しい運動で骨を損傷してしまったり、神経や脊髄を圧迫したりして歩きにくくなるようです。
猫の歩き方がいつもと違うと感じたら、悪化してしまわないように早急に発見を心がけてあげましょう。
まとめ
猫がのそのそ歩く原因について紹介してみました。
少し病気の話もしましたが、歩き方がおかしいと思ったら、いち早く気づいてあげないといけませんね。
猫がのそのそ歩くのは、よく見かけるシーンなので、そのときの状況や猫の気持ちからきていると思います。
しかし、猫ののそのそ歩く様子が頻繁になってくると、ストレスも心配になってきます。歩くスピードに注意しながら、健康に気をつけてあげましょう。