猫が物を落としたがる気持ち
どうして猫は、次から次へと物を落としてしまうのでしょう?拾っては落とされを繰り返している飼い主さんも多いのではないでしょうか?猫の気持ちになって見て見ましょう。
1. 小さいから
上から物を落としてしまうのは、自分よりも小さいからです。自分よりも小さいものにたいして「怖くない」「余裕!」と言う気持ちが表れているのでしょう。少し優位に立っている気分でいるようです。
2. 遊びたいから
「遊びたいなー」「退屈だなー」と思っていると、棚の上に遊べそうな物を発見してしまいます。人間からするとただのゴミでも、猫には立派な遊び道具になる事があります。棚の上の物が遊び道具に見えてしまうのも、猫の好奇心が強い表れでしょう。
3. 邪魔だから
物を落としてしまうのは、邪魔に思っているからなのでしょう。「寝るのに邪魔だにゃー」「歩くのに邪魔だにゃー」などとぶつぶつ言いながら、物を落としてスペースを確保します。常に自分のペースを崩さないのが猫なのでしょう。
4. 動くのか確かめたいから
「なんじゃこりゃー?」「こいつ動くのか?」と物をじっと見つめて手で「ちょんちょん」させています。動くのかを確かめたい様子です。棚の上から落とした物が、この後動くのかもしっかり見届けないと気が済まないようです。
5. こっちに気を向かせたいから
猫が物を落とすと、どうなるのかを理解しているのです。飼い主さんの気を向かさせるための作戦としてやっているようです。かまって欲しいから、遊んで欲しいから、出掛けないで欲しいからなどの理由から、自分の存在アピールとして物を落としているのでしょう。
6. 狩りの訓練をしている
猫は本能から狩の練習をしてしまいます。飼い猫は、狩りをする必要はありませんが、体と脳が勝手にそうさせるのです。獲物に見立てて、動きを読もうとします。「こう来たらこう動くのか」「こんな動きもするのか」など勉強しながら狩の訓練をしているのでしょう。
7. 飼い主の反応を見ている
猫は飼い主さんの反応を見たくなる事があるようです。棚の物を落としたら飼い主さんがどんな反応をするのか試したいのでしょう。慌ててこっちに来る飼い主、怒る飼い主、物を拾う飼い主などを見るのが好きなようです。物を落としたら、飼い主さんが「こっちに来てくれる」と期待してやっているのかも知れませんね。
猫に物を落とされない為の対策
物を置かない
猫に落とされたくない物は置かないのが無難です。割れたり、壊れたりしても大変です。また、猫が遊んで飲み込んでしまう可能性もあるので、物を置くときは注意しましょう。
固定させておく
猫が触っても落ちないように固定させておきます。物にもよりますが、猫は一度挑戦して上手くいかない時は諦めます。「これは動かないにゃー」と思うと、次からそれに興味を持たなくなることがあります。猫の興味がなくなれば、物を落とされる心配も減ると思います。
猫の気持ちに気づいてあげる
猫も気を向かせようとしてやっているので、気持ちに気づいてあげましょう。猫が遊んであげたり、かまってあげたりしてストレス発散させてあげましょう。
物を隠す
何度も落としてを繰り返す時は、猫がわざとやっている場合もあります。物を落として逃げる猫は、叱られるのをわかってやっているのでしょう。猫は飼い主の反応を楽しんでいるので、イタズラを辞めさせるために、物を隠してしまいましょう。猫の目の前から物を隠して、何もないような素振りをすれば、猫も諦めてくれるでしょう。
まとめ
猫を飼っていると、物を置く場所や置く物に困りますよね。「ここに置いたら触るだろな」と考えて置くようにしないといけません。叱られるとわかっていてもやってしまうのが猫なのでしょう。猫を叱る前に、物を置かないようにする方が良いのかも知れませんね。
50代以上 女性 匿名
私を見つめながら、ちょっとずつ動かし「いいの? 落とすわよ?」という顔です。
一度放っておいたら、机の上は見事に綺麗になりましたw。
「ヤ〜メ〜て」と声をかけると一瞬やめてくれますが、目をそらすとすぐコトコトッと移動音が再開されます。にゃんを膝上に回収するまで続けるんです。自分で来れるのに?
甘えたいんだろうな…と理解してます。
とりあえず落ちて壊れそうな物は置かないよう気をつけてはいます。