猫が狸寝入りするのはどんな時?
猫はどんなタイミングで、狸寝入りするのでしょうか?
1.イタズラが見つかったとき
イタズラが飼い主さんに見つかったとき、さも「自分は何も知りません!」というように、狸寝入りをします。
可愛いイタズラもあれば可愛いとは言えないイタズラもありますが、その確信犯的ふるまいには思わず笑ってしまいます。
それにしても知らないふりをするなんて、猫はやはり賢いです。
いくら狸寝入りをしても猫が犯人なのは分かりきっていますが、あなたならどうしますか?
たとえ叱ったとしても、更に狸寝入りでごまかされそうです。
2.反応するのが面倒なとき
飼い主さんの呼びかけに答えるのが面倒なとき。耳やしっぽを動かして返事をしてくれればまだしも、狸寝入りをして聞こえないふりをするのは日常茶飯事です。
かと思えば興味のあること、例えば大好きな人が来たり、おやつを出されたりしたときの反応の早さと言えば、それは素晴らしいものです。
この気ままさが正に猫!です。
3.飼い主さんの外出前
飼い主さんの外出前。大人しく寝ていい子にしているかと思いきや、忘れモノを取りに戻った飼い主さんが目にしたものは…!
やりたい放題の猫の姿でした。飼い主さんが出かける前は狸寝入りをしていたのです。
心の奥底で「早く行かないかな~。飼い主さんが行ったら、アレしてコレして…」とやりたい放題プランを考えていたに違いありません。
4.飼い主さんが寝るとき
飼い主さんが寝るとき、飼い主さんに付き合って狸寝入りをする大人な猫もいるようです。
飼い主さんが一緒に寝ようと、猫を布団に連れてくると、飼い主さんが寝るまで狸寝入りで添い寝をしてくれるのだとか。
飼い主さんが寝たあとは、こっそり布団を抜け出して、心おきなく好きな事をするのでしょう。
5.動きたくないとき
猫は快適な場所を見つけるプロフェッショナルです。たとえそれが飼い主さんのパソコンの上であっても…。
一度見つけた心地よい寝場所を、そう簡単に明け渡すはずがありません。パソコンだけでなく、ソファや布団の上のときもあります。
「そこ、邪魔だからどいてほしい」という飼い主さんの思惑に気づいていても、狸寝入りで意地でも動こうとしません。
また飼い主さんに注目して貰いたい気持ちもあるのでしょう。
「使いたいのに使えない…」これは、猫を飼う上での宿命と言っても良いでしょう。
猫に邪魔されたくなかったら、猫よりも先に場所を確保するしかありません。
とはいえ、猫に一瞬のスキを見せただけでもサッと取られてしまいます。
「邪魔だったらどかせばいいじゃん。」というご意見もあるでしょうが、これがまた、なかなか難しいのです。
6.失敗した時
猫だって失敗することがあります。落とすつもりはなかったのに、何か大事なものを落としてしまい、驚いた弾みで何かをぐちゃぐちゃにしてしまったり…。
そんな時は「しまった!」とばかりに狸寝入りをしてごまかそうとします。
狸寝入りをするということは、猫もやらかしてしまったという自覚はあるのでしょう。
そんな時は、のび太くんもビックリ!な、1秒で寝てしまうこともあるようです。
もちろん、狸寝入りですけどね。
7.やりたくないことをやらされそうなとき
猫にとって必要な事でも、爪切りや歯磨きなどやりたくないことはたくさんあります。
また服を着させられた、被り物をさせられるなども、やりたくない猫が多いでしょう。
飼い主さんがガサゴソと道具を持ち出した時はそそくさと狸寝入りし始める場合が。
どうにかして避けたい猫が考え出した苦肉の策です。
体のお手入れは仕方ありませんが、服などは猫が嫌がる場合は無理に着させない方が良いでしょう。
いくら可愛くても猫のストレスになってしまっては良くありません。十分にご注意を。
まとめ
猫の狸寝入りを見破る方法は「耳を見る」ことです。
本当に寝ている場合、耳は動きませんが、狸寝入りの場合は用心深く、周囲の音を聞いて様子を探っているでしょう。
「バレてない?大丈夫?」と気が気ではないのかもしれません。
こんなやり取りも猫との暮らしの楽しさです!