猫がいつも窓際にいる理由とは?
猫がいつも窓際にいるのはなぜなのでしょうか。
いつも窓の近くにいたり、カーテンの後ろにひっそりと座って、窓をじーっと外や自宅の風景を眺めていることがありますよね。
猫がいつも窓際にいると「外に出たいのかな?」、「何をしているんだろう 」と、飼い主さんも考えてしまいがちですが、猫が窓際にいつもいる気持ちは、どのようなことが考えられるのでしょうか。
ここでは、猫がいつも窓際にいるのはなぜなのかについてご紹介させていただきます。
1.暖かいから
こちらは単純な理由なのですが、猫が窓際に座っていると「暖かいから」、じっとしていることが多いです。猫は非常に「寒さ」が苦手な動物です。
日頃から部屋のあちこちに行き、暖かい場所を探していることもあります。そんな中でも一番暖かい場所が「窓際」なので、そこで寝てしまうことや、座ってじっとしているのです。
窓際で日向ぼっこをしていると、ついうっとりしちゃって、寝ている姿はとても可愛らしいですね。
2.隠れているつもり
猫は窓際にひっそりと座って「隠れているつもり」のこともあります。
猫がいつもカーテンの裏にいることがありますよね。飼い主さんが「どこに行ったんだろう」と探しても、なかなか見つけることができない時があると思います。
そんなときは大抵、カーテンの後ろの窓際にいた、なんてこともあるかもしれません。
これは飼い主さんからでなく、「天敵」から隠れて身を潜めているつもりなので、このような行動をしているのです。
猫は自宅が安全だとしても、本能的に常に天敵のことを意識しています。
眠るときも体を休めるときも「見つからない場所」にひっそりと身を潜めていようとするので、カーテンの裏などに行ってしまい、必然的に窓際で眠ることになってしまうのです。
3.縄張りを見張っている
猫は「縄張りを見張っている」から窓際にいることもあります。猫は野良猫であっても、室内飼いの猫であっても「縄張り意識」が強いです。
そんな猫は窓際にヒョイッと登り、見渡すことで「自分の縄張りが誰かにとられていないか」、「誰か侵入していないか」ということをチェックしているのです。
猫は部屋をウロウロすることがありますが、これも「縄張り意識」から来るもので、自分の縄張りが何ともなっていないかをパトロールしているんですね 。
4.他の動物を見ているから
猫が窓際でじーっと必死に外を見ていることがありますよね。これは「他の動物を見ているから」です。
外には猫の見たことのない動物がたくさんいます。特に猫は「鳥」などの小動物がいれば、獲物だと感じるので「捕まえたい!」と、必死に長時間に渡って眺めています。
これは本能的なもので、電柱に止まっているスズメなどを見て、「ケケケ」と鳴くときもあるでしょう。
これは「捕まえたい!」、「欲しいのに撮れない!」という気持ちが鳴き声として現れているものです。
5.外を眺めるのが好きだから
猫は様々な性格の猫がいます。穏やかな性格で、まったりしていることが多い猫は、「外を眺めてのんびり」していることがよくあります。
これはリラックスをしている証拠で外を眺めてたそがれています。
単純に外が好きで眺めていることもあるんですね。
まとめ
猫は窓際によくいることがありますよね。飼い主は「どうして?」「外に出たいのかな?」と思ってしまうこともありますが実は猫には様々な気持ちがあります。
単純に暖かい場所だからいるだけのこともありますが、
- 隠れているつもり
- 縄張りを見張っている
- 他の動物を捕まえたくて見ている
- 外を眺めるのが好き
などという理由があります。いずれにせよ猫のお気に入りの場所ですので、窓際はスペースを空けて、いつでも安心して過ごせるようにしてあげてくださいね。