飼い主の顔をチョイチョイしてくる心理
猫が飼い主さんの顔や体にチョイチョイしてくることがあります。猫は、片手でチョイチョイする仕草に何の意味があるのででしょうか?
心理1「ねえ、聞いてる?」
猫は飼い主さんに呼びかけているようです。反応がない飼い主さんに「ねえねえ」「おいおい」などと訴えかけて、顔をチョイチョイしてくるのです。
ご飯を待っているときにも「ご飯はまだなの?」と催促してきます。猫のチョイチョイが「痛い!」と思うときは、猫も少しイライラしている様子です。
心理2「寂しいの」
猫が飼い主さんの顔にチョイチョイしてくる心理は、意味がないような行動のときもあります。
特に何もなくてもチョイチョイとしてくるのです。でも飼い主さんが気づいていないだけで、ホントは寂しい気持ちからくるようです。
猫は寂しい気持ちから、飼い主さんに触れてスキンシップをとると安心できるのかも知れませんね。
心理3「遊ぼうよ」
猫は飼い主さんに、遊びのお誘いをしてくるときに手でチョイチョイとしてきます。退屈だと感じる、又は構ってほしくて「一緒に遊ぼう」と誘ってくるようです。
心理4「好きだよ」
猫が飼い主さんが好きだから、チョイチョイとしてくるのです。
飼い主さんへの愛情表現ととっても良いと思います。口のもとを優しくチョイチョイとしてくるのは、猫なりに加減がわかっているのです。好きな人への気持ちを伝えるサインではないでしょうか。
猫がチョイチョイする心理
好奇心から手がでる
猫は好奇心が旺盛で、気になる物にはチョイチョイしてしまうのです。蛇口から流れる水や、見慣れない物、動くおもちゃなどに興味を示してチョイチョイしてしまうようです。
どれだけ我慢しようとしても、ついつい手がでてしまうのでしょう。
警戒心から手がでる
猫は、好奇心と警戒心が強いのですが、好奇心からくるチョイチョイと、警戒心からくるチョイチョイは違います。警戒しながら触るときは、恐る恐る近づいて一瞬で手を引っ込めてしまいます。
動いた物が急にピタッと停止したときや、見慣れない物には安全かどうかを確認します。チョイチョイの動きも、このときは早い動きを見せます。
チョイチョイは「やめて」のサイン
猫がチョイチョイするときは、猫にもします。
猫同士がじゃれて興奮してきたときに、猫の頭をチョイチョイとして「やめて」と伝えます。
これ以上猫が攻撃してこないように、頭をトントンとして、なだめているかのようにも見えます。怒っているときは、猫はイカ耳になりパシパシと叩くような感じになります。
猫が飼い主の顔にチョイチョイしてきたら
返事をしてあげる
猫が飼い主さんの顔にチョイチョイしてきたら、撫でてあげたり、返事をしてあげましょう。猫のおねだりが激しいときは、応えられる限り対処してあげます。
ご飯の準備やトイレの掃除の催促、遊んでほしいの催促、温もりを感じたいときなどに応えるようにしてあげましょう。
猫の「やめて」のサインに気づく
猫は、無理矢理抱っこしたときや顔を近づけたときに「やめて」と強く手を出してくる事があります。
そのときは、素直にやめてあげましょう。しつこくすると爪が出て引っ掻かれてしまうこともあるので気をつけましょう。猫の「やめて」と言うサインに気づいてあげてくださいね。
まとめ
猫のチョイチョイは、興味のあるもの、好きなもの、催促、スキンシップから来るようです。猫が前足で確かめる仕草は、飼い主の顔にもしてきます。
飼い主の顔にしてくるのは、好きだから触れたい気持ちもあるようです。猫は人に懐くととことん甘えてきてくれます。猫がちょいとしてくれるのは、猫を飼っている人しか味わえない仕草だと思います。