猫が飼い主の足の間で眠る3つの意味とは?
猫が飼い主の足の間で眠るのには、どんな意味があるのでしょうか?
意味1 囲まれて安心している
猫は箱などの、四方を囲まれたスペースが大好き。飼い主の足の間はちょうど、猫にとってスポッとハマれて安心できる、絶好の環境にあります。ここに身を落ち着けてリラックスするのが、お気に入りなのでしょう。
そんな猫はとっても可愛いのですが、動けなくて困る!と言う飼い主は多くいます。
布団の上から間に入られてしまうと、布団を動かすことさえままなりません。猫をどかすか自分が我慢するか、その選択は自由ですが、我慢する飼い主の方が圧倒的多数を締めるようです。
意味2 構ってほしくない
飼い主の側にはいたいけど下手に構ってほしくない時、足の間に入ることも。いわば、足がガードの役目を果たしていることになります。いや、手を伸ばせば届きますけどね。
ですが猫的には、「ここにいれば届かないだろ」と思っているのでしょう。足の間にいる時は、そっとしておく方が良いのかもしれません。
意味3 暖かい!
足の間は適度に壁(足)に囲まれているし、飼い主の体温もあって暖かい、と言うのが猫の言い分です。外では木枯らしが吹き荒れていても、足の間にいれば、天国!猫にとっては足の間が、地上のユートピアなのです。
猫が眠る場所から知る飼い主への信頼度
猫が眠る場所から、飼い主への信頼度が分かると言います。
寝る場所1 頭付近
頭付近に眠る場合、かなりの甘えん坊と見て良いでしょう。飼い主のことを母猫のような、甘えられる存在だと思っており、何かあっても守ってくれる、と信頼している状態です。信頼度高し!です。
寝る場所2 体の上
猫に体の上に乗られて重くて起きるのは、寒い季節の猫あるあるです。上に乗ると言うことは、かなり信頼していないとしない行動です。もしかしたら飼い主が豹変して、怖いことをされる可能性だってあるわけですから。
でも「この飼い主は変なコトしにゃい」と思っているからこそ、ドカドカと遠慮なく乗ってくるのです。「コヤツは踏みつけても何しても、怒らにゃい」と思われている可能性もありますが。
寝る場所3 脇付近
脇付近で眠るのも、まぁまぁ信頼されていると思って良いでしょう。
脇は脇でも、腕枕を強要させられるのであれば、それはかなり信頼度は高いです。多頭飼いの場合、脇を猫で固められると、これまたつらいものがありますが…幸せな瞬間と思い、エンジョイしましょう!
寝る場所4 足の間
足の間で眠るのも、そこそこ信頼されています。でも万が一の時は、割とさっと逃げられる場所なことを考えると、多少は警戒心があるのでしょう。警戒心が強い猫な可能性もあります。
寝る場所5 足元
足元は、ご紹介した中で1番信頼度が低い場所だと言われています。何かあってもすぐに逃げられるからです。ですが、猫が近くで眠っている時点で、信頼関係はできている証拠です。
また、飼い主の寝相が悪く、しょっちゅう寝返りを打つ人の場合は信頼度は高くても、あまり近くで眠らない場合もあります。猫にとってみたらゆっくりと眠っていられないですから、多少距離を取りたくなるのも分かります。
ですから、猫が全く密着して眠ってくれないと言う場合でも、がっかりしないでください。
まとめ
冬の間は体と布団を提供し、猫のカイロ代わりになる、全国の飼い主の方。本当にお疲れ様です。
気ままな猫の横暴を許しておいて良いものかと悩むこともありますが、猫と眠るのは、なぜあんなにも快適で幸せな気分になれるのでしょう?
動けない、重くて困ると思いつつ、猫をどかせないのはその幸福感にあると筆者は思います。猫がどんなに布団を占拠しようが怒れずに、また、どうにかこうにか今夜も眠りにつくのでしょう。猫と幸せな睡眠タイム、お過ごしください。