猫同士が行う7つのコミュニケーションとは?
猫同士でコミュニケーションを取る時は、こんな行動を取るようです。
- 1 鼻でご挨拶
- 2 お尻の匂いを嗅ぐ
- 3 取っ組み合う
- 4 目を反らす
- 5 睨み合う
- 6 相手をグルーミング
- 7 くっついて寝る
1 鼻でご挨拶
鼻と鼻をくっ付けあって「こんにちは」。俗に言う、「鼻チュー」です。
でもこれは、チューをしているのではなく、お互いの匂いを嗅いでいます。
顔見知りであれば親しみの挨拶、初対面であれば半分警戒しつつお互いのことを確認します。
飼い主さんにも猫はしてくれることがありますが、この場合は親しみを込めて、挨拶してくれていると考えられます。飼い主さんの方から鼻を近づけると応じてくれる場合も。ちょっとくすぐったくて嬉しい瞬間です。
2 お尻の匂いを嗅ぐ
猫は相手のお尻の匂いを嗅ぐといろいろな事が分かるそうです。例えば体調や年齢など、いわば個人情報的なモノが猫のお尻の匂いには詰まっているのです。
猫には上下関係はあまりないと言いますが、どちらかと言えば、ちょっと弱めな猫が強めな猫に嗅がせる形になるとか。我が家の猫たちを見ていると、相手がボーッとしているスキを狙って、こっそり嗅いでいることが多い気がしますが。
3 取っ組み合う
取っ組み合いをしていると喧嘩しているように思ってしまいますが、これも猫同士の立派なコミュニケーション。言わばじゃれあって遊んでいるのです。
どちらか一方でもお腹を見せていたら遊びなので好きにさせておいて大丈夫です。
ただ同じ取っ組み合いでも、相手をケガさせるまでするのは本気の喧嘩です。猫の喧嘩を直接止めるのは危険が伴いますので、大きな音を立てるなどして気を反らし、止めるようにしてください。
4 目を反らす
目を反らすのは人同士だとあまり良い感じがしませんが、猫同士の場合、敵意がないことを示すコミュニケーション法です。「あなたと喧嘩をする気はありません」と目を反らすことで伝えています。
大抵は弱い猫が先に目を反らします。飼い主さんと目が合った時、猫の方が先に目を反らしませんか?子猫と成猫の目が合った場合は成猫が先に目を反らします。子猫とは喧嘩しない、と本能的に判断しているのでしょう。
5 にらみ合う
猫同士のにらみ合いは喧嘩を意味します。相手をにらみつけながら「フ〜」とか、「シャー」とか言っているでしょう。そのうち物凄い叫び声をあげながら相手に飛びかかり、戦いスタートです!基本的に猫の目はあまり見つめないことをオススメします。
6 相手をグルーミング
猫同士グルーミングし合うのは仲が良い証拠です。特に顔周りは自分で直接ペロペロしてグルーミングができないので、お互いにキレイにし合います。猫を撫でる時も顔周りは特に喜びます。
7 くっついて寝る
暖を取るためもあるでしょうが、仲の良い猫はくっついて寝ることがあります。その姿を見ると、ほわっとさせられます。性別の関係なくするみたいです。
普通は縄張り意識が働いてあまり近寄らないオス同士でもくっついて寝る猫はいます。猫がくっついて寝ている時は絶好のシャッターチャンスです!
まとめ
猫同士のコミュニケーションには親しみを込めるものと敵意を表すものなどがありました。
猫には猫のルールがあり、礼儀があります。人の常識が通じないこともありますので、そこは違うことを良く理解して接したいですね。