猫が飼い主にわざとすることとその心理
猫が飼い主にわざとすることには、どんなことがあるでしょうか?
それをする心理と合わせて見ていきましょう!
- 踏む
- 頭突きする
- 粗相する
- イタズラする
- 目をそらす
- 爪をとぐ
- 割り込む
- 目の前に横たわる
その1 わざと踏む
他の道があるのに、なぜかわざと飼い主さんを踏んで通るという光景は良く目にします。
これは好意がなければしない行為だそう。猫なりの愛情表現なのですね。
好きだから自分に関心を寄せてほしいという気持ちもあるのかもしれません。
寝ているときなどは、ちょっと迷惑に感じることもありますが、可愛いと言えば可愛い猫の行動です。
その2 わざと頭突きする
愛猫がわざと頭突きをしてきたら、それは「大好き!」のサイン。
また自分の匂い付けをするマーキングの意味もあるそう。自分よりも上位の相手にする場合もありますし、ただ単に頭突きをすると気持ちが良いからという可能性も考えられます。
猫がわざと頭突きしてくるのには様々な心理が隠されているようですが、信頼していて親しみを感じている相手でないと近づいてもこないでしょうから、猫に頭突きをされたら間違えなく好意を持たれていると考えて良いでしょう。理由はともかく、それはそれで嬉しいですね!
その3 わざと粗相する
わざと粗相をするのには、飼い主さんに対する抗議の意味が含まれています。
トイレが気に入らない、叱られた報復、嫉妬をしていることもあります。何か猫が不満を抱えていることに心当たりがないか考えてみる必要があります。猫の粗相は後処理が大変ですから、早めに対処した方が良いでしょう。
その4 わざとイタズラする
寂しさを感じているとき、わざとイタズラをすることがあります。
物を落としたり、ティッシュなどをボロボロにしたり、飼い主さんの関心を引こうと必死です。このときに反応してしまうと「構ってもらえた!」と味をしめてしまうことがありますので、愛猫がイタズラをしていることに気がついても無反応でいた方が良いかもしれません。
もちろん愛猫が寂しがっていたら構うことも大切ですが、毎度反応していると、それはそれで「これをしたら構ってくれる」と覚えてしまい、後々大変になってしまいます。ですから、あまりにイタズラを繰り返すときは無視をするのもポイントです。
その5 わざと目をそらす
猫がわざと目をそらすのは、バカにしている訳ではありません。
飼い主さんのことを上位に思っているか、ごめんなさいの意味が隠されています。猫の世界では、目をじっと合わせるのは喧嘩を売っている意味になってしまいます。
そこでわざと視線を外すことで、敵意がないことを示しているのです。
ですから愛猫が目を反らしたら、飼い主さんのことを敬っている証拠です。叱っているときでも愛猫が目を反らしたら、それ以上は叱らなくて良いでしょう。
その6 わざと爪をとぐ
飼い主さんの気を引くのに、わざとしてはいけないところで爪をとぐ猫も。強気な猫がよくする傾向にあります。家具の配置を変えたときに、抗議の意味を込めてわざと怒られるような場所で爪をとぐことも。
その7 わざと割り込む
人がおしゃべりで盛り上がっているとき、わざとその輪に割り込んでくることはありませんか?
つまらないので自分に注目してほしいと鳴いたり、お腹を見せたりしてアピールしてきます。甘えん坊の猫に良く見られる行動です。
その8 わざと目の前に横たわる
机で仕事や読書などをしていると、愛猫が来て目の前にド〜ン!猫あるあるな光景ですね。
甘えん坊の猫はもちろんですが、猫が自分の優位性を示すためにしているという説もあります。
「我を見ずして、何を見る」とまるで王族のようなお振る舞い。まぁ、要は飼い主さんに注目していてもらいたいのでしょうね!(笑)
まとめ
猫がわざとする行動、中には困るものもありますが可愛らしいものもあります。
猫がなぜその行動をしているのか考える必要があります。対処が必要な場合は、しっかりと愛猫の要求を叶えてあげましょう。