猫がゴロゴロ言ってるのに噛む3つの理由
猫がゴロゴロ言いながら噛んでくる!という経験はありませんか?
一般的に猫がゴロゴロ言うのは、
- 甘えている
- 喜んでいる
猫が噛んでくるのは、
- 機嫌が悪い
- 怒っている
と真逆の反応だと思われていますので、飼い主からすれば理解が出来ない状態ですよね。今回は猫がゴロゴロ言いながら噛む理由について、3つご紹介します!
1.猫がゴロゴロ言いながら噛むのは”甘えている”
猫がゴロゴロ言いながら噛む理由の1つ目に、”甘えている”というのがあります。猫がゴロゴロ言うので、撫でてあげるといきなりガブッと噛まれることがある、なんて飼い主さんも少なくはないはずです。猫がゴロゴロ言いながら噛むときに、甘噛みの場合は甘えているからだと言われています。
2.猫がゴロゴロ言いながら噛むのは”遊んでいる”
猫がゴロゴロ言いながら噛む理由の2つ目は、”遊んでいる”というのがあります。猫は撫でられているうちに楽しくなってしまい、その動く飼い主さんの手に反応し遊び始めてしまうケースも少なくはありません。結果、ゴロゴロ言いながら噛むことにつながります。
ゴロゴロ転がりながら、飼い主さんの手を掴むようにして甘噛みしてくることがほとんどですが、興奮状態がMAXになりガブッと強く噛まれてしまうこともありますので注意してください。
3.猫がゴロゴロ言いながら噛むのは”怒っている”
猫がゴロゴロ言いながら噛む理由の3つ目は、”怒っているから”です。「撫でて」と言っているかのような顔でコロンと転がり、可愛い仕草を見せてくる猫です。しかしいざ撫でてみると、気持ちよさそうにしていたのは数秒!いきなり豹変し、ガブリと噛まれてしまうことも少なくありません。
撫でてほしそうにしていたのに一体どうして?と思う人も多いのですが、実はこの場合、「触ってほしい場所が違う」、「しつこい」などの理由で猫が噛みついてくることが多いとのことです。
触ってほしい、甘えたいからゴロゴロ言う、しかし触ってもらいたい場所が違ったりしつこく触られたりすると、イラッとして怒り出すようです。
喉をゴロゴロ鳴らしながらも、「ウゥー」という唸り声を出したり、しっぽをバタンバタンと動かしたりしたら、猫が怒りだす前兆です。
これぞ気分屋の猫!という感じがしますね!
ゴロゴロ言いながら猫が噛むときの対処法
では猫がゴロゴロ言いながら噛むときの対処方法をご紹介します。
どんな理由であれ、猫が噛むというのはあまり良いことではありません。大人が猫に甘噛みされたくらいなら大したことはありませんが、赤ちゃんや小さな子供に対して猫が「ガブッ」と噛みついてしまったら大変です。
猫がゴロゴロ言いながら噛む場合は「甘えているのか」、「遊んでほしいのか」、「怒っているのか」をしっかりと把握し対処しましょう。
甘えている場合は何もしない
仕草や雰囲気から猫がゴロゴロ言いながら噛む理由が、甘えているからだと感じた場合、強くは噛んでこないことがほとんどなので、手で遊ばせながら甘噛みさせてあげても大丈夫です。
数分遊んでいるうちに猫のほうから飽きる、遊び疲れて眠るなど、ゴロゴロ言いながら噛むことをやめてくれる場合がほとんどです。しかし噛み癖に繋がる事もありますので痛い場合は猫に触るのをやめて違う部屋に行くなどの対応をしましょう。
違うおもちゃを与える
遊んでいて猫がゴロゴロ言いながら噛む場合は、だんだん興奮して強く噛んでくることが多いです。怒っているときとは違い、いきなり強く噛みついてくることもありますので、ケガには十分注意しなければいけません。
猫がゴロゴロ言いながら噛み、「遊んでいるのかも?」と感じた場合には、猫じゃらしやレーザーポインター、ネズミのオモチャなどに持ち替えて遊んであげるようにしましょう。
猫に触るのをやめる
猫が怒ってゴロゴロ言いながら噛む場合、大体の猫は噛む直前に嫌がる仕草を見せますので、そのタイミングで撫でることをやめてあげましょう。あまりしつこくしてしまうと、猫に引っかかれてしまったり、強烈なネコパンチを食らったりすることもあります。
猫が攻撃してくる前にちょっかいを出すことをやめ、知らんぷりをしてみましょう。猫の方も嫌だと思ったときには、「やめて!」の合図を出していることがほどんどなので、その合図を見逃さないようにしなければいけませんね。
まとめ
今回は猫がゴロゴロ言いながら噛む理由、そして理由ごとの対処法についていくつかご紹介させていただきました。みなさんのおうちの猫は、何が理由でゴロゴロ言いながら噛むのかわかりましたか?
ここであげた理由だけが全てではありませんので、猫がゴロゴロ言いながら噛む以外に「おかしい」と感じられる仕草や行動が見られた場合には、すぐに獣医師へ相談すると安心ですね。