猫の『まばたき』に隠された3つの意味

猫の『まばたき』に隠された3つの意味

猫の瞬きは、なぜかゆっくりですよね。そしてあまり人間のように何度もぱちぱちとしていない気もします。猫の瞬きが少ない理由や瞬きをする理由を紹介します。

猫は瞬きをするのか?

猫の目アップ

猫の瞬きが少ないのは?

猫も人間と同じように瞬きはしますが、人間の瞬きをする回数よりも遥かに少なく、1分に3回と言われています。

また、猫は動物の中でも1回の瞬きのスピードも遅いと言われています。猫の目は、瞬きの回数が少なくても乾燥しにくいまぶたの仕組みになっています。

第三のまぶたがある

人間のまぶたは、上下に開け閉めするものですが猫にはまぶたの中に薄いまぶたがあるのです。それは、上下ではなく水平方向に開閉するのワイパーのような働きで、異物を取り除く働きがあります。

その瞬膜は目を開いている時には、見えずに目頭の奥に隠れています。また、水分の蒸発を防ぐ油分を目の表面に馴染ませるので目が乾くのを防いでくれる働きがあると言います。

涙の量が多い

猫は涙の量が多いので瞬きが少なくても大丈夫なのです。猫の瞬膜の涙腺は涙全体の30%~50%を生産します。なので、瞬膜のおかげで涙の量が多くなり目の表面が潤うので、瞬きが少ないのです。

猫が瞬きをする3つの理由

ゆっくりまばたきする猫

猫は、緊張や警戒心がある時は瞬きの回数はもっと少なくなったり、相手をじっと見る事があります。では、猫がゆっくりと瞬きをする理由を紹介します。

1.目を保護している

上で説明したように、瞬きをして異物を取り除いたり涙を出して乾燥を防ぎ潤いを与えています。

2.お返事や愛情表現

猫がゆっくりと瞬きをするのは、好意を示します。飼い主さんに返事をするように瞬きをして会話をします。猫が飼い主さんに対しての「愛情表現」と言えます。

3.緊張している

瞬きをしない時に、恐怖や警戒心を感じていると言いましたが、恐怖や不安から目を半分閉じると言う事もあるそうです。瞬きは、相手に敵意の気持ちはなくても恐怖や緊張からやめて欲しいと言う意思表示の場合もあるのかも知れませんね。

まとめ

片目を瞑る猫

猫の目はやっぱり一番のシンボルでもあります。また、猫の目の魅力が知れた気がします。我が家の猫はリラックスしている時によく瞬きをしてくれるのですが、本当に返事をしている様なタイミングで、猫に言葉が伝わっている気がします。

また、片目だけを瞑ってウインクをする事もあります。しかし、ウインクをしているように見えて片目に異物、傷などの違和感があるのかも知れません。片目だけを何度も瞑る時は、一度目を確認して上げてください。おかしいと思ったら獣医師さんに診てもらいましょう。

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