1.ゴロゴロ喉を鳴らす
この理由は知ってる方も多いと思いますが、猫がリラックスしている時に鳴らします。しかし、なんとこのゴロゴロには、飼い主(人間)の寿命を延ばす効果があるという研究者もいるのです。
本来このゴロゴロの音は、子猫が母猫に甘える時やおっぱいを飲む時に鳴らしていた音なので、飼い主に抱かれてゴロゴロ喉を鳴らす子は飼い主に甘えてるのか、それとも自分が子猫だった頃を思い出しているのか。
どちらにせよ、飼い主もゴロゴロを聞くと幸せな気持ちになるので、それが長寿に繋がっているのかもしれません。
2.体をスリスリしてくる
飼い猫にスリスリされると、甘えてきてるのかな?可愛いな~と思いがちですが、この仕草の本当の理由は、自分のにおい(フェロモン)をつけて、自分の縄張りを主張しているのです。
人だけでなく、部屋の隅や家具にもスリスリしている事も多いかと思います。猫の嗅覚は人間の数万倍なので、人には嗅ぎ分けられないフェロモンを嗅ぎ分けて自分のテリトリーを上手に守っているんですね。
そして飼い主にスリスリするということは、飼い主は自分のものだ!と主張しているのです。外から帰ってきた時にスリスリされる事が多いのはそのせいでしょう。
3.目が合った時に目を細める、背ける
眠いのかな?と思いがちなこの仕草・・・。実はこの仕草の本当の理由は、あなたに敵意はないよ!という意味なのです。猫は敵意を示す時に相手をじっと見つめます。
しかし敵意がない相手に対しては目をそらしたり、目を細めたりします。つまり、飼い主と目があって目を背けるということは、飼い主の事は信頼している仲間だと認識しているという、一種の愛情表現なのです。
もちろん、ただ眠いだけの時もあるでしょうが、明らかにわざと目を細めたり背けた場合は、飼い猫が愛情表現してきていると考えて良いでしょう。
4.前足で顔を隠して寝る
眩しいのかな?と思いがちなこの仕草・・・。そうです眩しいのです。野生の猫はこのような格好で寝る事はまずありません。飼い猫特有の寝方です。
本来、野生の猫は寝るときは薄暗い所を好んで寝ますが、飼い主の近くで寝たいと思っている飼い猫ちゃんは、眩しいのを我慢して、明るくても飼い主のそばで寝ているのです。
さいごに
この他にも、猫ちゃんの仕草には意外な理由や、やっぱり!という理由がたくさん隠されています。まだまだ解明されていない仕草の理由もたくさんあります。何気ない猫ちゃんの仕草にも意外な理由が隠されていたりするものですね。