猫が飼い主をじっと見てくる理由
猫が飼い主をじっと見ている時がありませんか?猫のクリっとした大きな瞳で、見つめられると「なに?」と声に出てしまう事もあります。そんな、何を考えているのかわからずにじっと見てくる猫の気持ちを紹介します。
おねだり、要求してる時
お腹空いたり、トイレを掃除して欲しい時に飼い主をじっと見てくる事があります。他にも何か頼み事がある時に猫は見てくる事があります。例えば、早く寝に行こうと誘っていたり、早く起きてほしい、外に出たいという時にも見せる事もあります。
避難するべきかを確認している
猫がじっと見てくるのは、信頼している証と言われています。警戒する相手には、目を合わせようとはしません。飼い主の動きに、猫が敏感になる時があります。例えば、掃除を始めようとした時に「掃除機を出すのでは!?」と警戒し避難するべきか確認したりします。
甘えてる時
猫は甘えたい時にもじっと見てくる事があります。膝に乗りたくてじっと見つめていたり、構ってほしいと目で伝えてくるのです。甘えている時は、目が細くなり喉がゴロゴロと鳴ります。また、特に要求もなく見てくる時には、飼い主さんへの愛情表現として、細かく瞬きをしながら見てくると言います。
特に何もない
猫が飼い主をじっと見てくる理由は、残念ながら特に理由もなく「ぼーっとしているだけ」と言う説もあります。猫の脳の大きさから、猫が何かを考えているとするのは物理的に無理と論理的に言われています。そう言われると何となくわかる気もしますね。
猫が目をそらす理由
基本的に猫が目をそらすのは、敵意のない証拠です。猫は常に相手が敵か、獲物か、味方かを判断しています。自分の環境が安全とわかっている時は、対面するものに対しては味方とわかっているのでじっと見る必要はないようです。他にもこの様な時に目をそらします。
猫同士がすれ違う時
同じ縄張り内で暮らす猫はすれ違う時に目を合わさないようにします。お互い知らん顔をしてやり過ごす猫の礼儀だそうです。家に子猫がいる時は、ボス猫が目をそらすのです。ケンカができない相手とわかっているからだそうです。
叱られた時
猫がイタズラをしたり、悪さをする時に、飼い主さんが「こら!」「ダメ!」と猫に注意しますよね。そんな時猫は目をそらします。反省してないと思ってしまいますが、猫が目をそらすのは「あなたと争う気はありません」と言う意思表示なのです。猫がケンカや争う時は相手の目を見ます。つまり、仲良くしたい相手には目をそらすのです。
カメラのレンズを向けた時
猫の、可愛い表情を写真に残したいと思ってカメラのレンズを向けると、途端にそっぽ向いたり目をそらすのは何故でしょうか?実は、猫にはカメラのレンズが「大きな瞳」に見えているからだそうです。レンズは怖いけど、ケンカをするつもりもない、と言う猫の本能で自然に目をそらすのですね。
まとめ
猫が飼い主をじっと見てくる気持ちは、猫の状況によって変わるようです。ふと猫に目をやると、じっと見ていたら「何だろう」と思ってしまいます。ご飯もあげたし、トイレも綺麗なのにじっと見てくる時は、他に何かを要求しているのかもしれないし、特に何もなく見てるだけかもしれないので、その時の状況で飼い主さんも判断していくのがいいですね。