猫が飼い主を呼んでいる時の仕草や行動とは?
猫ちゃんとの信頼関係を深めるためには、なるべく猫ちゃんの要望に応えてあげることが大切です。とはいえ、好きなだけご飯を与えたりおやつを与えたりする事は、健康を害する可能性が高いのでそれ以外の面の要望で応えてあげる必要があります。
猫ちゃんの方も飼い主さんに何かをしてほしいときは呼ぶ仕草をします。飼い主さんがそのサインに気づいて、次に何をしてほしいのかを察することが重要です。
ここではまず、前段階の猫ちゃんがどのような仕草をしたら、飼い主さんを呼んでいるのかをまとめてみました。日々の生活の中でこのようなサインがないかどうかをぜひ確認してみてください。
1. 鳴き声で呼ぶ
猫ちゃんが突然飼い主さんの顔を見て鳴いていると、呼んでいる意味で鳴いている可能性が高いです。特に鳴き声が大きく、かつ長いと要求度の高い意味になります。飼い主さんが気づかないでいると猫ちゃんも繰り返し鳴いて、気づいてもらえるように頑張る子もいます。
特にご飯の時間に近いとよく鳴く子が多いそうです。長く一緒に暮らしていると大抵は飼い主さんも気づく方が多いのですが、まだ一緒に暮らし始めて日が浅いのであれば、注意深く観察するようにしてください。愛猫も頑張って気付きやすいようにしてくれます。
2. 近寄ってくる
猫ちゃんの方から何か要求があると、飼い主さんのそばにきてアピールする子もいます。ソワソワと落ち着きがないように飼い主さんの足元でウロウロする子もいますし、手を伸ばせば触れる距離まで来て、いざ手を伸ばそうとすると突然違う方向に歩き出す猫ちゃんもいます。これは「やってほしいことがあるから、ついてきて」という意味でこの行動をとる子が多いです。
例えば、ご飯の時間であればいつもキャットフードの置いてある棚まで誘導しようとしますし、トイレ掃除をしてほしいのであれば、トイレの場所まで飼い主さんを連れて行こうとします。猫ちゃんなりに何か理由があっての行動なので、飼い主さんもまずはついて行ってみましょう。
3. 物音を立てる
猫ちゃんという生き物は本当に頭が良いので、何か物音を立てることで飼い主さんが来てくれることを理解している猫ちゃんは、わざと物音を立てる子もいます。
これは普段遊び不足だったり、愛情が不足したりしている子に多く、いわゆる問題行動のうちに入ってきます。物音を立てるものを置かないようにしたり、普段から一緒に過ごす時間を意識的に作ったりして愛猫が寂しくならないように工夫してあげましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:トム♂ / マンチカン / 3.4kg
猫ちゃんは賢い生き物ですので、あらゆる手段を使って、飼い主さんを呼んでいます。普段とは明らかに違う行動をとるはずなので日頃から観察することを忘れないようにしましょう。