猫が家の中から外を眺めている時に考えていること5つ

猫が家の中から外を眺めている時に考えていること5つ

猫は外を眺めるのが大好きです。熱心に見つめている時もあれば、目を細めてうっとりしている時もあり、何を見ているのか見当がつくこともあり、分からないこともあり。猫たちはいったいどんなことを考えながら外を眺めているのでしょう。

1. 「侵入者はいないか?」

ブラインドに手をかける猫

窓は外界への出入り口です。窓枠が境界線で、そこから向こうは家を出入りする猫にとっても危険な世界。そこには知らない猫やカラスのような怖い生き物がたくさんいて、いつ家の中(縄張り内)に入って来るか分かりません。ですから猫は、毎日目をまん丸にして、おかしなことは起きていないか?確認作業にいそしんでいるのです。

2. 「おまえ誰だよ!あっちへ行け!」

窓から身を乗り出す灰色猫

たまに外猫が庭をよぎれば、猫は厳戒態勢に入ります。外猫が歩けばそちらへ移動し、毛を逆立てて視線を相手にロックオン!家の中は自分の縄張りであることを宣告するのです。

3. 「お友だちが来ないかな」

鳩に手を出す猫

家の中は退屈なので、猫はたまにお友だちを作ります。スズメや渡り鳥、お散歩中の犬、猫好きな人間たち。

いつもお友だちがやって来る時間に窓に行き、彼らの訪れを心待ちにします。お友だちの程度も色々で、目で追うだけの友だちもいれば、スリスリごろごろ大歓迎するお友だちもいます。

4. 「あそこの葉っぱが美味しそう」

窓から降りようとする三毛

締め切ったベランダに猫草がある時、あるいは、庭の片隅に先の尖った葉っぱが揺れている時、猫はじっと見つめていることがあります。

以前食べた葉っぱの形を覚えていて、「あの葉っぱ美味しそうだな」「あそこに行って食べたいな」と思っているのでしょう。

5. 「早く帰って来ないかなぁ」

窓に寝そべる茶トラ

帰りが遅くなった帰り途、ふと窓を見上げると猫の黒いシルエットが浮かびます。大好きな母さん父さんの帰りを待つ愛しい猫の姿です。いつも飼い主さんが帰ってくる道を見つめながら、「お腹空いたし寂しいし、早く帰って来ないかなぁ」とずっと心待ちにしているのです。

飼い主さんの帰りが遅く諦めてベッドに移動した時も、おそらく気分は窓辺に座っているでしょう。

まとめ

moca

安全安心な家の中からゆったり外を眺めつつ、猫たちは色々な事を考えています。おとなの保護猫ちゃんなら、さらに「外に出たい」「縄張りどうなってるだろう」「見回りしないといけないのに」と思っているかもしれません。しかし、大半は、見張りを兼ねた気晴らしで、何か楽しいことが起きないかなぁと思っているようです。

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