1. 寂しい
飼い主さんが構ってくれないと寂しくて、思わず甘える為に服の中に入ってしまうことが考えられます。ゴソゴソと入り込んでしまえばそこはパラダイス。
猫が好きな狭い空間ですし、大好きな飼い主さんの匂いに包まれてご満悦です。感じていた寂しさなど一気に消し飛んでしまうでしょう。しばらく服の中で英気を養ったらまた外に出て、いつものようにマイペースに振る舞います。
2. お腹が空いた
お腹が空いた時もなぜか服の中に入ることが。空腹は満たされない気がしますが、一種のおねだり行動でしょうか?それとも飼い主さんの体温に包まれることで、一時的に満たされるのかもしれません。気分的に満足したらきっと、空腹だったことを思い出してご飯の催促に勤しむことでしょう。
3. 寒い
寒さを感じている猫にとって飼い主さんの服の中は正に、天然のカイロのようなもの。すっぽりハマれば安心感も得られます。加えて飼い主さん側も猫の体温で温まることができるでしょう。お互いぽっかぽか!
冬は理想的な状態になりますが、夏はちょっとご遠慮願いたい感じです。きっと猫も暑い時は、入りたがらないことでしょう。
4. 落ち着く
狭くて温かな服の中に入っていると、落ち着くというのが本音でしょう。世の中にこんなホッとする場所があったのかと思うはずです。一度服の中の快適さを知ってしまった猫は、その味を忘れられないのではないでしょうか。
きっとその後も何度も何度も入りにくるはずです。猫の為に敢えて侵入しやすい洋服にしておくのも良いでしょう。さりげない「にゃんこほいほい」になるはずです。
5. 暗い場所が気になって
猫にとって暗い場所というのは「もしかしたら獲物が潜んでいるかもにゃん?」と期待してしまうところがあります。飼い主さんの服の中はその条件をバッチリ満たしているのです。
獲物が息を潜めていそうな雰囲気があるので、思わず入って確かめたくなってしまうのでしょう。もちろんそんなものはいませんが、いなければいないでその暗い空間を楽しみます。その結果、服の中に入って満足そうな顔を浮かべる猫が誕生するわけです。
まとめ
今日のねこちゃんより:虎(トラ)♂ / 1歳 / キジトラ / 5.2kg
猫は自分にとって快適な空間であればどこでも良し!というところがある気がします。飼い主さんからすると「なんで?」と思うような場所でも、とにかく自分が良いと思えばそれで良いのです。
ですから良く、とても窮屈でとても快適とは思えなさそうな場所でくつろいでいたりします。飼い主さんの服の中もその一つ。
狭そうだけど…と思いますが猫にとってはこの上なく快適な場所なのでしょう。あまり固いことは言わず、猫の好きにしてもらった方が何かと、お互いの為に良さそうです。