1. 大好きだから
一説には「大好きだから」といわれています。もしかしたら飼い主の希望的臆測かもしれませんが。溢れ出る猫の愛情が、顔に触れるという行動に出ているのです。きっと。
筆者宅の猫は3匹いるうちの1匹が行う行動です。ふとした瞬間に近寄ってきて、ゴロゴロ言いながら前足を筆者の顔に伸ばしてきます。とても甘えている様子な気も。きっと「大好き!」というのと甘えている気持ちが入り混じっているのでしょう。正にデロデロ状態。そんな猫を優しく受け止めてあげましょう。
2. 要求がある
要求がある場合も顔タッチしてくる場合が。「お腹、空いたにゃん」「トイレ掃除してにゃ」など様々なお願いごとがあるようです。顔タッチという超絶技巧を覚えてしまった様子。こうなったらもう逃れる手はありません。
そんな可愛くおねだりされたら、いうことを聞くしかないではありませんか。猫はどこまで飼い主を翻弄してくれるのでしょう。筆者には顔タッチによって骨抜きにされる、全国のオーナーさんの姿が目に浮かびます。
3. こっち見て!
飼い主さんに注目してほしくて、顔タッチする場合もあるようです。そこまでされたら猫の方を向くしかありません。どうしても見てほしかったのでしょうね。きゃ、キャワイイ…!
猫がそこまで甘えてくる場合は、その願いを叶えてあげると喜ばれるでしょう。恩を売る絶好のチャンス!というのは冗談ですが、飼い主さんとの触れ合いを望んでいるとうことですから、対応してあげてください。より猫との絆が深まることになります!
4. もみもみ
猫が飼い主さんの顔に触れてくる理由は、もみもみの顔版という可能性も考えられます。もみもみとは猫が甘えているときに前足でする、アレのこと。毛布や飼い主さんのお腹など柔らかくてふわふわしているところに、ゴロゴロ音を発しながらグーパーして、子猫気分を満喫します。
それを飼い主さんの顔でもやろうという試み。もみもみのときは爪が出るので、尖っていれば激痛が走ることは間違いありません。できれば、常日頃からカットしておいた方が無難です。
5. 拒否している
飼い主さんとの距離が近すぎて、拒否していることもあります。猫に真正面から近付こうとすると「ヤメて」と断固反対されてしまうことがあるのです。その際、前足で必死に飼い主さんの顔を押さえて抵抗します。
猫ともっとお近づきになりたい側としては悲しくもショッキングな出来事。何度トライしても拒否されてしまうので、もう心が折れるしかありません。顔に手を伸ばすときの猫の表情にもご注目ください。目線を合わせないようにしつつも強固な意志が感じられます。悲しい…。
まとめ
今日のねこちゃんより:れおくん♂ / 野良 / 0kg
あの可愛い前足を顔に伸ばしてきてくれる理由には「大好きだから」という嬉しいものもあれば、「断固拒否!」という悲しいものもありました。何と振れ幅の大きいこと。猫の態度を見れば何となく見分けがつくでしょう。
万が一拒否されても傷つくことはありません。それは猫の性格によるもので中には平気な猫もいるのですから。諦めずに違う子にアプローチしてみると今度は成功するかもしれません。ご武運をお祈りしています!