1. 美味しいから
単純にご飯が美味しいから、しゃべります。「にゃむにゃむにゃむ」と念仏を上げているようなこともあれば、「うまいうまい」と人のような言葉を話すことも。
美味しい物を食べると思わず声を上げてしまうのは、猫も人間も同じなのです。なんだか親近感!特に大好物を食べた時、しゃべりながら食べることが多いよう。いつもはそつなく食事している猫も、大好きな食べ物をあげたら突然話し出すかもしれません。
2. 子猫が抜けない
実はご飯中にしゃべるのは、子猫が良くやる行動です。ネット上にアップされている動画などを見ても、ほとんどが小さな猫。可愛い声でうみゃうみゃ言いながら、夢中になって食べています。ご飯が食べられるのが幸せで仕方ないのだとか。か、可愛い…。
一般的には成長すると共にあまりしゃべらなくなりますが、子猫気分が抜けない場合や猫によっては成猫になってからも続くことがあります。いずれにしても「美味しいご飯が食べられて嬉しいにゃ!」という理由で喋っているのでしょうから、悪いことではありません。
3. 周りをけん制
「これは自分のご飯!誰にも渡さにゃい!!」そんな時、しゃべることがあります。周りに横取りされないよう、けん制しているのです。特に野良猫に良く見られるでしょう。飼われていても元野良で習慣が抜け切っていない場合は、しゃべりながら食べることがあるかもしれません。
もしこの理由でウニャウニャ言っているのなら、ふざけて手を出すのは危険です。もしかすると本気で「横取りするにゃ!」と攻撃されてしまうかも。食べ物は命に直結している重要なものですから、当然といえば当然です。十分お気をつけください。
4. 病気の可能性…
口内炎がある、歯肉炎で痛みがあるなどで声を上げている可能性も。この場合、悲鳴のような鳴き声になるでしょう。猫の口内の状態を確認して、受診してください。
放っておくと決して良いことにはなりません。ご飯が食べられないと体調を崩してしまう可能性がありますので、早めに対処してあげましょう。
3歳以上の8割の猫が歯肉炎にかかっているという話があります。日頃なるべく歯磨きをするようにして予防に努めましょう。
まとめ
猫が食べながらしゃべっていたら、どうしたのかビックリしてしまいます。大半が「美味しいから!」という理由のようなので、安心してください。
そんなに幸せを感じてくれるなら、与える方も嬉しくなります。かといってあげすぎは厳禁です。肥満にならないよう十分注意しましょう。