猫が寝る場所を変える理由
猫は、ずっと同じ場所で寝るわけではなく、毎回寝る場所をコロコロ変えています。テーブルの下や窓の近く、ソファの上や棚の上・・・。お風呂場で寝る猫もいるんだとか。このように猫はあちこちに寝床を持っていますが、その理由をご存知ですか?
- 快適な温度の所に行く
- 安全な場場所を選ぶ
- 信頼している人の側に居たい
この3つが、猫が寝る場所を変える主な理由だと言われています。
寝る場所でわかる猫の気持ち
さっきまで近くにいたのにどこにいったんだろう?と部屋中探しまわると、玄関の所で寝ていた、若しくはストーブの前にいた!といった経験ありませんか?我が家ではしょっちゅうです。では、猫が寝る場所でわかる事を見ていきましょう。
猫が窓際で寝ている時
猫が窓際で寝る理由は、日光浴をしているのです。猫は暖かい所が大好きで、窓際の日当たりが良い場所で日光浴をすることで、暖まり寝つきやすくなるために窓際を好む猫が多いようです。また、猫にはテリトリーがあるため、家の外を窓から監視するのも大好きなのです。
玄関やフローリング等冷たい場所で寝ている時
夏になると、玄関の床やフローリング、さらには風呂場の床を選んで寝る猫も多くいます。猫は寝る場所を変えて体温調整をしますので、暑いと感じる時には冷たい場所を好みます。
高い場所で寝ている時
猫が高い所で寝る場合、2つの理由が考えられます。1つは、寒いと感じている場合。暖かい空気は上に流れますので、寒い時にはできるだけ高い所に登って、暖かい空気がある場所で寝る事が多いようです。
2つ目は騒がしくて落ち着かない、安心できない場合。猫は高い所=安全と認識する習性があります。そのため、自分が落ち着きたい時や、何かに警戒していて安心できない時などには、高い場所で休む場合が多いのです。
猫が寝る場所を快適にする工夫
では猫が快適に寝るためには、どのようにしてあげれば良いのでしょうか?猫が寝る場所を寝やすい環境にしてあげる、などの工夫が考えられます。
- 温度管理
- 部屋の隅や目立たない所に暗い場所を作る
- 段ボールを置く
- 食器棚や冷蔵庫の上等に登れるようにしてあげる
まず、猫が適温だと感じる温度が21度から23度です。この温度を守ってあげる事が1番大切になります。そして、猫は暗い場所を好むため、ひと気が少なく静かな場所にキャットハウス等を設置してあげましょう。
また、猫は暖かくて暗い段ボールが大好きです。狭い場所を好むのも猫の習性の一つですので、できるだけ小さめの段ボールに入り口を作ってあげて、設置してあげましょう。我が家の猫たちは、夜寝る時タンスの上に置いてある段ボール箱で寝る事が多いです。
猫の習性から言える事ですが、猫は高い所が大好きなので食器棚・冷蔵庫・タンスの上など高い所に上がれるように、キャットウォークを付けてあげる、小さい家具から順に並べ階段代わりにして簡単に高い場所に登れるようにする等の工夫してあげましょう。
高い所に登れるようにしてあげる事で、猫が逃げたい時はすぐに逃げられる安心な場所になり、何かあったとき猫がパニックになる事も防げます。
また、猫によっては飼い主さんと寝る事が一番落ち着き、安心するという場合もあります。その場合、猫が飼い主さんを信用している証拠なので、寝室に寝床を作ってあげるようにしましょう。
もちろん同じベッドで寝るのも1つの方法ですが、猫の毛の掃除がとても大変になるので、その場合は寝室の角に段ボールハウスを設置、若しくは猫用のベッドを用意してあげるのもいいですね。
猫が寝る場所に関するまとめ
猫が寝る場所を変えるのは、ただ単に飽きっぽいわけではなく、きちんと自分の心地よい温度を探し求めて寝る場所を変えているのです。とても賢い事がわかりますね。
自分の愛猫が快適に寝る事ができるよう、猫の習性も生かし最高の寝床を作ってあげましょう!私の経験上猫が1番喜ぶのは、どんなに高価なキャットハウスよりも段ボールでした。
30代 女性 匿名
数日前から今まで別々に寝ていた兄妹が一緒に寝ていました。
でも、今日はいつもと違って猫兄はベットの下、猫妹は見晴らしのいい所で寝ています。
これは、何がの前触れですかね?
40代 女性 あき