子猫の噛みつき癖について
我が家の愛猫は、噛みつき癖が激しい子猫です。
私が寝ている時やPC作業をしている時、TVやスマホを見てくつろいでいる時など、ありとあらゆる瞬間に、突然やってきてガブガブと手足に嚙みついてじゃれてきます。
子猫の方は甘嚙みのつもりで噛んでいるのですが、強く甘嚙みする癖があり、時には私の手足に傷ができることもありました。
「痛い!」や「噛んじゃだめ!」とどんなに言葉で叱っても、本人には全く伝わっていません。むしろ、「噛みつくと自分に注目してもらえる」と勘違いしてしまったようで、叱れば叱るほど、日に日に噛みつき癖が酷くなる一方でした。
歯の生え変わりが原因だった
手足が傷だらけになってしまい困った私は、定期健診の際、獣医さんに甘嚙みの件について相談をしました。
獣医師さんによると「子猫の時期は歯の生え変わりなので、歯がゆく感じて甘嚙みする傾向がある」とのことでした。
子猫は、生後約3~6か月頃にかけて乳歯から大人の歯へと生え変わります。特に生後6か月頃は甘嚙みが激しくなる傾向にあるとのことで、我が家の子猫も、ちょうどその時期に差し掛かる頃だったのです。
噛みつき癖を直す方法について
獣医師さんからは解決方法として「手足を噛んで遊ばせることを習慣づけない」と「噛んだ時は無視をする」というふたつの解決方法を教えてもらいました。
手足を噛んで遊ばせることを習慣づけない
叱っても効果がなかったため、手足を噛まれることに関して半ば諦めていたのですが、噛ませることを習慣化してしまうと、歯が完全に生え変わって大人になってからも、噛み癖がついてしまう可能性があります。
子猫のうちは甘嚙みの強さも比較的弱いですが、大人になるとその強さは増す傾向にあるので、手足にじゃれさせることを習慣化させてはいけません。
そして、手足の代わりにおもちゃを使って構ってあげるようにしましょう。手足ではなく、おもちゃを噛んでもらう事によって、子猫の抱えている歯がゆさを解消させてあげることができ、猫も飼い主もストレスを抱えることがなくなります。
私は人肌の弾力になるべく近いぬいぐるみをおもちゃとして与え、噛まれそうになったらそれを与えるようにしています。
手足を噛んだ時は無視をする
おもちゃがない時に手足を噛んだ場合は、無視をすることが大切です。「手足を噛んでも飼い主には構ってもらえない」と覚えてもらうことが目的です。
言葉で「ダメ」と叱ることはもちろん、目を合わせたりすることも「注目してもらえる」と猫が勘違いする要因になるので、注意が必要です。
まとめ
猫が噛みついてくる行動は、時に痛みを覚えますし、つい叱りたくなる衝動にかられやすいです。しかし、猫にも理由があって飼い主に噛みついています。
なぜ猫が自分に噛みついてくるのか、何を要求しているのかを察してあげて、その問題を解消することが、解決への近道となります。