名探偵は猫!おすすめの推理小説4選|猫好き必読の傑作ミステリー作品をご紹介

人間より賢い猫が探偵役?猫が活躍するおすすめミステリ小説

可愛らしいだけでなく、どこかミステリアスな一面を持っているのが猫の魅力です。猫はミステリーとの相性も抜群によく、ミステリー小説に猫が出てきて活躍することも少なくありません。
猫が活躍するミステリー小説の中から、猫好きの方にぜひ読んで欲しいおすすめの作品を4作ご紹介します。

三毛猫ホームズシリース/赤川次郎

出典:https://www.kadokawa.co.jp/product/199999149781/

飼い主が殺害されたために警視庁捜査一課の刑事・片山義太郎の飼い猫となった三毛猫・ホームズ。刑事でありながら血が苦手で高所恐怖症、女性恐怖症、さらにアルコールにも弱いという少々情けない一面を持つ義太郎をホームズが導き、様々な事件を解決します。

シリーズ1作目の「三毛猫ホームズの推理」の発表以降、長編と短編集を合わせると50作以上が出版されている人気シリーズです。
赤川次郎さんによるユーモラスで読みやすい文章で綴られているので、活字を読むのに慣れていない方やミステリー初心者の方にもおすすめです。

猫には推理がよく似合う/深木章子

出典:https://www.kadokawa.co.jp/product/199999149781/

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弁護士事務所で働く花織は、事務所で飼われているスコティッシュフォールドのスコティに推理合戦を仕掛けられます。スコティはなんと、おしゃべりする猫なのです。
「もし先生が殺されて、金庫の中身が盗まれたら、犯人は誰だと思う?」。花織とスコティがそのようなことを妄想して遊んでいると、本当に事件が起こってしまいます。
すべての猫好きに捧ぐ、仕掛けと猫愛が満載のミステリー小説となっています。

シャム猫ココシリーズ/リリアン・J・ブラウン

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アメリカの女性作家リリアン・J・ブラウンによる推理小説シリーズです。
美食の賢く美しいシャム猫・ココの示すヒントを手掛かりにして、飼い主である新聞記者のクィラランが事件を解決していきます。
シリーズ2作目からもう一匹のシャム猫・ヤムヤムが仲間入りするのも猫好きには嬉しい展開です。
1作目の「猫は手がかりを読む」以降、日本では「猫は~」というタイトルに統一して29作の長編が出版されています。

書店猫ハムレットシリーズ/アリー・ブランドン

出典:http://www.tsogen.co.jp/np/searchresult.html?ser_id=301

書店の看板猫・ハムレットが活躍するアメリカのミステリー小説シリーズです。
物語の主人公は、ニューヨークのブルックリンで書店を営む30代半ばの女性・ダーラ。黒猫のハムレットとダーラのコンビが事件に挑みます。
日常的な場面で謎を追うコージー・ミステリーというジャンルの小説なので、現実離れした事件が起きるミステリーやハードボイルド小説、ホラー要素が苦手な方にもおすすめです。
日本では「書店猫ハムレットの跳躍」からはじまり、5作が翻訳されて完結となっています。