Q:猫と目が合った時、目を閉じたり細めたりするのは好意のしるしって聞いたけど本当?
A:本当です。猫同士では目をじっと見つめるのは敵意があることを示しています。威嚇しているようなものなので、好意のある相手や仲良しの相手には、目を閉じたり細めたりしてあいさつがわりにします。
このような目の動きで敵意や好意を表すという猫の習性を、猫とコミュニケーションを取って仲良くなるために役立ててください。
■敵意や恐怖を与えない
猫が目を開いてじっと見つめてくる場合は敵意や恐怖を感じている証拠なので、むやみに近づかないほうが賢明です。
そして猫とふれあう時には、人間のほうも目をじっと見つめるのはやめたほうがいいです。
愛猫の可愛らしい姿を見ていたくてついつい見つめてしまうこともあるとは思いますが、飼い主さんも目を細めて見ることで猫への好意を示すようにしてみてください。
■猫が目を細めている時の気分
猫が目を細めている時はリラックスしていい気分の時です。優しく撫でてあげるなどして穏やかにコミュニケーションをとってください。
もっと甘えたい、一緒に遊んで欲しいという場合には猫の方からしっぽをピンと立てて近寄ってくるので相手をしてあげてください。
ゆっくり過ごしたい時に必要以上に構うと猫は嫌がるので、猫に求められたタイミングで構ってあげると喜ばれます。
■信頼関係を構築する
愛猫と目が合った時、目を細めていることが多いのなら飼い主さんのことが大好きなしるしです。リラックスして一緒に過ごせているということなので、そのまま良い関係を築き続けてください。
もしも猫にパッチリと開いた目で見つめられることが多い場合は、「猫にとって苦手なお手入れ」をしている機会が多く、警戒されているなどの原因があるかもしれません。
もしくは「ごはんが欲しい、遊んで欲しい」など、何かを訴えているケースもあります。愛猫が何を求めているのかをよく考え、焦らずゆっくりと信頼関係を構築していってください。