腎不全と闘った頑張り屋さん
茶トラ柄のまあるいフォルムが可愛いこちらの猫さんはてつ君。腎不全の末期数値から1年4か月近くも病気と闘った頑張り屋さんでした。ここまで頑張れたのも二人三脚で献身的なお世話をしてくださった飼い主さんの存在があったからこそ…てつ君は残念ながら1月末に虹の橋へ旅立ちました。
いつか私が虹のたもとに行ったら、昔と変わらず、てつはフサフサの鍵しっぽを振りながらちょっと背伸びするようにスリスリしてくれるでしょう。
そして、太い脚を浮かせるように「でっでっでっ」と音をさせながら付いて回ってくれるでしょう。
それがとても楽しみです😌 pic.twitter.com/6lSVsm33CG— てつ@腎不全から解放😸 (@kh1FxLTyTCRNFab) January 27, 2022
その波乱万丈な猫生を明るく大らかに過ごす姿を通し、「命は長さに関係なく1日でも長く本人が本人らしくいられる事こそ幸せ」と感じたという飼い主さん。
そして飼い主さんのてつ@腎不全から解放@kh1FxLTyTCRNFaさんはお悲しみの中で「明日、たぶんお空に昇るので、お空の子に荷物を届けたい方はてつちゃんに頼んでくださいね。」とツイート。
これには同じように大切な愛猫を見送った方々からたくさんの温かな思いが寄せられ大きな話題となりました。
明日、たぶんお空に昇るので、お空の子に荷物を届けたい方はてつちゃんに頼んでくださいね。 pic.twitter.com/r0o8p2R5Hs
— てつ@腎不全から解放😸 (@kh1FxLTyTCRNFab) January 26, 2022
てつ君のご紹介
ここでてつ君をご紹介させて頂きます。てつ君がお庭に来るようになったのは3年前、いつも小さなキジの女の子と一緒でした。2人とも警戒心が強く保護できたのはその1年後に…ボロボロの姿で弱っていたてつ君の怪我は献身的な看病でなんとか回復、いよいよこれから幸せな猫生を、というところで今度は腎不全が見つかりました。
闘病は大変でしたが、温かいおうちで飼い主さんの愛を全身に感じ、幸せで穏やかな時を過ごせたことでしょう。お外で頑張っていた時のお姿から大変身!こんなに穏やかで幸せオーラ全開になりました。
茶トラ猫感謝の日と聞いて出てきました🐱
過酷なお外時代からすぐ闘病に突入、大変な猫生を明るく大らかに過ごすてつに感謝を。
いつ亡くなってもおかしくないと言われてからあと1ヶ月で1年です🥳 pic.twitter.com/Y1l20nfDJt— てつ@腎不全から解放😸 (@kh1FxLTyTCRNFab) September 1, 2021
てつ君が教えてくれたこと
こちらのてつ君は抱っこベルトでご満悦!
幸せは生きた長さと関係ない、というのは慰めでも強がりでもない。
猫は「余命どれくらいなのかな…」とか「15歳までは生きたいな」なんて考えてないのだから。
猫は過去を振り返らないし、明日の心配もしない😼
今日が良い日ならすべて良し🌸 pic.twitter.com/pBb6vjGpQT— てつ@腎不全から解放😸 (@kh1FxLTyTCRNFab) September 6, 2021
すっかり甘えん坊になり足元でゴロスリモードの時は飼い主さんの胸元にぶら下げて貰っていました。てつ君は闘病生活に入ってからも一日一日を嘆かず幸せに暮らしました。
「今日もいい日だったニャ」、そんな小さな幸せの積み重ねが僕の幸せだよ、病気になって一緒に暮らせた時間は短いけどその時間がとっても暖かくて嬉しかった。たくさん愛してくれてありがとう、だから前を向いてニャ…、そんなてつ君の声が、飼い主さんや愛猫を亡くした方々に届きますように。
まとめ
猫生を精いっぱい頑張ったてつ君のお話いかがでしたでしょうか。てつ君の闘病を通し飼い主さんが命や猫の幸せについて感じたことが心に響きました。てつ君はお外で頑張っていた時とは違い、1年4か月の闘病は飼い主さんが一緒に頑張ってくれて愛に包まれ嬉しかったことだと思います。
幸せな思いで満たされたその日々を胸に、虹の橋の仲間と飼い主さん達を見守ってくれていることでしょう。てつ君から届いたメッセージがペットロスの方々の心を癒してくれますように…お祈りしております。
※この記事内の投稿や画像は、投稿者の許諾を得て掲載しています。
てつ@腎不全から解放さん、このたびはご協力頂き誠に有難うございました!