ひたすら鉛筆で猫を描き続ける「ねこの鉛筆画家」
写真と見まがうような精緻な猫の絵を描き続ける画家の西方由美さんは、現在関西を中心に「ねこの鉛筆画家」として活躍しています。
また、最近話題となったのが2022年1月14日にTwitterに投稿された4枚の猫の絵。
4枚のうち2枚は地元の野良猫をモデルとしたもので、1枚は「猫神社」と呼ばれる京都市の梅宮大社で遭遇した野良猫、さらに最後の1枚は西方さんが以前飼っていたタラコちゃんとクロちゃん親子を描いたものです。
もともとイラストレーター志望だった西方さんですが、一度は別の道を選びました。しかし、このタラコちゃんが亡くなったのを機に2017年から絵を描くことを再開しました。
その後、SNSで紹介した猫の絵が出版社の目に留まり、2020年には初の画集「タラクロ・保護猫・地域猫」(金木犀舎)が出版されることに。
絵を描くことで猫の役に立ちたいという思いから、西方さんはこの画集の売上げの一部を動物保護団体「どうぶつ基金」に寄付しています。
2021年11月には兵庫県赤穂市で初の個展も開かれました。
忠実に描くことにこだわった愛情溢れる猫の絵
描く際に最も気を付けているのは、毛質やモフモフ感をできるだけ忠実に再現することだそうです。
猫の姿を忠実に再現することにこだわり、自身が納得するまで入念に描かれた絵からは猫に対する西方さんの愛情が伝わってきます。
現在は保護猫のチャビちゃんと一緒に暮らす西方さん。気になる方は、ぜひSNSやホームページをご覧になってください。
画集「タラクロ・保護猫・地域猫 西方由美えんぴつ画集」も発売中です。