新年早々衛星アンテナの上で暖を取る可愛い猫たち
イーロン・マスクのインターネット会社スターリンクは、遠隔地域に住む人々によりアクセスしやすく安価なインターネットサービスを提供するために生まれた会社です。
しかし先ごろ、同社が提供する衛星アンテナはまったく異なる用途に使用される場合もあることが明らかになりました。
カナダに住むスターリンク利用者のアーロン・テイラーさんは、2022年の元旦、5匹の猫がスターリンクの衛星アンテナの上で丸くなり暖を取る姿をSNSで紹介しています。
Starlink works great until the cats find out that the dish gives off a little heat on cold days. pic.twitter.com/uyH3Kbqrie
— Aaron Taylor (@Tippen22) December 31, 2021
雪の多い地域の住人にとってこれはありがたい機能ですが、外にいる猫はこの機能により心地よく暖を取ることができるため大変重宝しているようです。
キャプションによると、「猫がアンテナの上で暖を取らなければスターリンクのアンテナは性能抜群です」とのこと。
スターリンクのアンテナには、雪が中に積もらないよう自動発熱機能が付いています。
通信速度が落ちて飼い主はやや不満
テイラーさんはその後SNSで、この猫たちには暖房の効いた猫ハウスがあり寒さをしのぐ場所も用意されていることを付け加えています。
にもかかわらず、日中は外で過ごすことを好むのだそうです。
実際、猫たちがアンテナに乗ると通信速度が落ち、テイラーさんには様々な不便が生じています。
テイラーさんはいつか猫が乗れないようなもっと高い場所にアンテナを設置するつもりですが、その日まで、スターリンクのアンテナはインターネットの提供と猫への暖の提供という2つの仕事を掛け持ちすることになりそうです。