空き家利用で急成長!日本初のペット共生型グループホーム「わおん/にゃおん」が全国779拠点に拡大

ペット共生型障がい者グループホームとは

人とペットの福祉に関連するサポート事業を行う株式会社アニスピホールディングスが、日本初と言われるペット共生型障がい者グループホーム「わおん」/「にゃおん」を全国に次々と展開。

2016年の設立から2021年12月1日現在までに、合計779の事業所がオープンしています。

このペット共生型障がい者グループホーム「わおん」/「にゃおん」では、社会で暮らしていくのに支援が必要な障がいを抱えた方たちと保護猫や保護犬が一緒に暮らすことにより、入居者の生活の質の向上を図り、同時に犬猫の殺処分の回避にも取り組みます。

犬や猫と一緒に暮らすことでアニマルセラピー効果により入居者も気持ちが癒され、コミュニケーションが促進されるなど様々な効果が期待されるとのこと。

実際、入居者からは「入居してからてんかんの発作が少なくなった」、「犬の散歩に行って犬友達ができた」、「仕事から帰宅すると猫や犬が迎えてくれるので癒される」といった声が上がっているそうです。

「空き家問題」や「障がい者グループホームの不足」解消の狙いも

「わおん」/「にゃおん」では、各地の空き家を活用して事業所を増やしています。

障がい者の数は年々増加しており2018年のデータでは全国で約930万人。

全国民の約8%が何らかの障害を抱えているとされており、こうした障がい者の増加に伴い障がい者グループホームの不足が問題となっています。

そこで、近年激増する空き家を利用して障がい者グループホームを展開し、空き家問題とグループホーム不足の両方の解消に取り組んでいるのです。

また、こうしたグループホームに入所される方は入所後に一般企業の障がい者雇用枠で就職し自立に目覚める方も多いとのこと。障がい者グループホームの不足解消により得られるメリットは計り知れません。

殺処分される犬猫を救うとともに、動物たちの癒しの力をフルに活用したペット共生型障がい者グループホーム。今後の展開が楽しみです。

▼公式サイト

https://anispi.co.jp/philosophy/